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6章 魔王と英雄モドキ
第263話 打ち合わせ
しおりを挟む今私達はなんか偉い人達との明日の打ち合わせをしている
偉い人と言ってもあっちこっちを小さい地域を収めてる人だらけで圧倒的に偉い人って言うのは今までは王国の王様とうちの教皇様くらいだったんけどそれが王様が追いやられちゃったから教皇様だけになっちゃったからそこまで頭を下げなくてもいいはずなんだけどね
なんか色々言ってるけど私には関係ない話が多いけどこれも仕事だから教皇様とディレードの後ろでハリエスと一緒に立ってる
みんな教皇様より隣に座ってるディレードの方を見ている
機嫌取りをしているのが分かる
それはそうだ
みんなハリエスと調べた情報によるとかなりカラガスのカジノにドハマリしている人達らしい
ディレードの機嫌一つで出禁にされてしまうかもしれないからみんなごまをすってる
取り敢えず必要なのは明日の葬式についてのことだ
まとまった事は明日12時から始めるということとディレードと私達騎士団は会場警護だということ
そして王国から一人王代わりの英雄が一人来るということ
ディレードの様子がそれを聞いた瞬間変わったことそれだけだ
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