神樹のアンバーニオン (3) 絢爛！ 思いの丈！

絢爛！思いの丈！

華 麗 計 画

「デッデデー！オッサンの自分語りが苦手なヒトもそうでもない少年少女もこんばんわ！「こんばんわ？」衣懐学園二学年林間学校一日目夕食ぅ！「夕食ゥ！」ごはんに、軸泉名物バムベ汁、小鉢、肉魚系おかずプチバイキングぅ！「バ、バイキングぅ！」なんとごはんはおかわり自由！「おほー！」運動部である私ちし達は強制集団ランニング「行事でサボれると思うなよby顧問ズ！」あはは···ランニング終了後三十分遅れでの夕ごはんスタートであります！お腹すいたー！明日は午前中がクラスごとに山海川森に別れてイベント終了後！バンガローの各班で作るカレー大会がスタートするよ！「はいっ！」どの班が一番ウマイカレーを作るのか？「勝負！」早くも各班同士！一触即発の雰囲気が漂っております！おおーっと！早くも宇留くんが食べ終わってバンガローに戻る所であります！あーっと！私ちし達が大食堂に居る事に気が付いてくれません！ちょっとさみしいです！「マルカ！あれワザとだよ？ホント、ウリュ恥ずかしがり屋」！、クックックッ···これからみんなで作戦会議でもするのでしょうかwww？あっッッ！！···「ほい！マルカがフリーズしてしまったので変わって私ボク、ヒメナがお送り致します！他のクラスの女子です！結構カワイイ娘がウリュにフレンドリーに話し掛けています！がぅおーーー！だがウリュ！馴れ馴れしくも無く余所余所しくも無くそつなくこなしているゥー！がぅおーーー！「がぅおーー！」私ボクが普段放っている運命カモフラージュフィールド【通称、YORUNA】が無いとこんな事になります！「え？！ウソ？！」良く見ると結構男女ペアで固まっている生徒多数ーー！青春です！尊いです！もっとはしゃげ！もっとはしゃげ！最高の笑顔見せろォ！オレに惚れるなよぉ？「クックックッwww」おーっと！早足で近付くあの娘は確かマルカと同じ空手部の女子だァー！マルカに目配せしてどんどんと距離を縮める女子を引き剥がしにかかるゥ！空手部ちゃん！女子と肩を組んで連れ出しに成功ー！背中越しのサムズアップでマルカに合図ーー！これはバレているー！色々とバレバレだーー！マルカとぼけながらバムベ汁を手に取ったーー！右上を見ながらバムベ汁に口を付けたーー！マルカ！具のお団子グッといって！グッと！「？、グッ！！ぅわぁ！」」


「「アマジョッパイン！！！」」