上 下
14 / 26

旅は順調に進み

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

ただの婚約破棄なんてため息しか出ませんわ

アキナヌカ
恋愛
私、ユディリーア・パヴォーネ・スカラバイオスは、金の髪に美しい蒼い瞳を持つ公爵令嬢だ。だが今は通っていた学園の最後になる記念の舞踏会、そこで暇を持て余して公爵令嬢であるのに壁の花となっていた。それもこれも私の婚約者である第一王子が私を放っておいたからだった、そして遅れてやってきたヴァイン様は私との婚約破棄を言いだした、その傍には男爵令嬢がくっついていた、だが私はそんな宣言にため息をつくことしかできなかった。

『めでたしめでたし』の、その後で

神楽ゆきな
恋愛
シャロン・ブーケ伯爵令嬢は社交界デビューの際、ブレント王子に見初められた。 手にキスをされ、一晩中彼とダンスを楽しんだシャロンは、すっかり有頂天だった。 まるで、おとぎ話のお姫様になったような気分だったのである。 しかし、踊り疲れた彼女がブレント王子に導かれるままにやって来たのは、彼の寝室だった。 ブレント王子はお気に入りの娘を見つけるとベッドに誘い込み、飽きたら多額の持参金をもたせて、適当な男の元へと嫁がせることを繰り返していたのだ。 そんなこととは知らなかったシャロンは恐怖のあまり固まってしまったものの、なんとか彼の手を振り切って逃げ帰ってくる。 しかし彼女を迎えた継母と異母妹の態度は冷たかった。 継母はブレント王子の悪癖を知りつつ、持参金目当てにシャロンを王子の元へと送り出していたのである。 それなのに何故逃げ帰ってきたのかと、継母はシャロンを責めた上、役立たずと罵って、その日から彼女を使用人同然にこき使うようになった。 シャロンはそんな苦境の中でも挫けることなく、耐えていた。 そんなある日、ようやくシャロンを愛してくれる青年、スタンリー・クーパー伯爵と出会う。 彼女はスタンリーを心の支えに、辛い毎日を懸命に生きたが、異母妹はシャロンの幸せを許さなかった。 彼女は、どうにかして2人の仲を引き裂こうと企んでいた。 2人の間の障害はそればかりではなかった。 なんとブレント王子は、いまだにシャロンを諦めていなかったのだ。 彼女の身も心も手に入れたい欲求にかられたブレント王子は、彼女を力づくで自分のものにしようと企んでいたのである。

侯爵令嬢はデビュタントで婚約破棄され報復を決意する。

克全
恋愛
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 第13回恋愛小説大賞に参加しています。応援投票・応援お気に入り登録お願いします。  王太子と婚約させられていた侯爵家令嬢アルフィンは、事もあろうに社交界デビューのデビュタントで、真実の愛を見つけたという王太子から婚約破棄を言い渡された。  本来自分が主役であるはずの、一生に一度の晴れの舞台で、大恥をかかされてしまった。  自分の誇りのためにも、家の名誉のためにも、報復を誓うのであった。

婚約破棄ですか?聞き飽きましたのでお好きになさってくださる?

うめまつ
恋愛
婚約破棄が口癖のだめんずに飽きた伯爵令嬢。 ※タイトルと中身が迷走中で申し訳ないです。 ※完結しました。

誰も本当のことを言わないので、貴方は自分が地雷男であることに気づけない

麻宮デコ@ざまぁSS短編
恋愛
「俺は女性から見て高嶺の花の男らしくて、みんな付き合うのを気が引けちゃうんだよね」 兄の紹介で会ったリチャードは、初対面のアルマにそんなことを言うような自意識過剰な男だった。 デートの後はもう二度と彼と会いたくないとうんざりしてしまったアルマは、姉に相談することにした。 全4話

完 誰と誰が真実の愛に目覚めたって?

水鳥楓椛
恋愛
▫︎◇▫︎ 「オリヴァー・スチュアート!わたくし、真実の愛に目覚めてしまいましたの!!よって今この瞬間をもって、婚約を破棄させていただきますわ」  第1王女にして王太子であるスカーレット・ロベロンの言葉に、秋の収穫を祝う舞踏会の最終日を楽しんでいた貴族たちは、涼しげな仮面を被ることも忘れて唖然とした。  そして、貴族たちはこの言葉を受け、もっと唖然とした。 「わたくしの愛おしいお方。ルカ・シャーリーさま………、」  ———隣国の皇太子殿下の婚約者の“ご令嬢”に恋するバカがどこにいるッ!!  溺愛・熱愛されていると有名なご令嬢に真実の愛を目覚めさせてしまったというスカーレットの言葉を受けた隣国の皇太子ライノルト・グレンは、青筋を立てた顔でにっこりと微笑む。 「誰と誰が真実の愛に目覚めたって?」 ▫︎◇▫︎

あなたに婚約破棄されてから、幸運なことばかりです。本当に不思議ですね。

香木あかり
恋愛
「今まではお前が一番美人だと思っていたけれど、もっと美人な女がいたんだ。だからお前はもういらない。婚約は破棄しておくから」 ヘンリー様にそう言われたのが、つい昨日のことのように思い出されます。別に思い出したくもないのですが、彼が我が家に押しかけてきたせいで思い出してしまいました。 婚約破棄されたのは半年も前ですのに、我が家に一体何の用があるのでしょうか。 「なんでお前なんかが……この数ヶ月の出来事は全て偶然なのか?どうしてお前ばかり良い目にあうんだ!」 「本当に不思議ですねー。あなたに婚約を破棄されてから、良いことばかり起きるんですの。ご存じの通り、我が領地は急激な発展を遂げ、私にも素敵な婚約話が来たのです。とてもありがたいですわ」 子爵令嬢のローラ・フィンレーは、第三王子のヘンリーに婚約を破棄されて以来、幸運なことばかり起きていた。 そして彼女が幸運になればなるほど、ヘンリーは追い詰められていくのだった。

婚約破棄を宣告された公爵令嬢は猶予をもらった。

見丘ユタ
恋愛
公爵令嬢ミリーナは王太子ケインから婚約破棄を言い渡された。 納得がいかない彼女は条件付きの婚約破棄を提案し、100日の猶予をもらった。

処理中です...