私達は幸せになります~婚約破棄された令嬢は、追放されても逞しく生きていく~

幼い頃、婚約相手と初めて会った。将来、その相手と結婚するから顔合わせをした。しかし、この初対面は最悪だった。

初めての出会いが終わった日の夜、婚約破棄されるという夢を見た。

このままじゃ、酷い未来が待ち構えている。婚約相手は別の人を好きになって、私は兵士に連れて行かれて酷いことになる。

まるで現実のような夢から覚めた私は、色々と考えた。考えた結果、一人でも生きていけるように備えることにした。

体を鍛えて、剣術を学んで強くなる。昔、騎士だったというお祖父ちゃんに頼み込んで稽古をつけてもらうことにした。

※カクヨムにも掲載中の作品です。
24h.ポイント 49pt
482
小説 16,018 位 / 190,712件 恋愛 7,449 位 / 57,533件

あなたにおすすめの小説

王太子様には優秀な妹の方がお似合いですから、いつまでも私にこだわる必要なんてありませんよ?

木山楽斗
恋愛
公爵令嬢であるラルリアは、優秀な妹に比べて平凡な人間であった。 これといって秀でた点がない彼女は、いつも妹と比較されて、時には罵倒されていたのである。 しかしそんなラルリアはある時、王太子の婚約者に選ばれた。 それに誰よりも驚いたのは、彼女自身である。仮に公爵家と王家の婚約がなされるとしても、その対象となるのは妹だと思っていたからだ。 事実として、社交界ではその婚約は非難されていた。 妹の方を王家に嫁がせる方が有益であると、有力者達は考えていたのだ。 故にラルリアも、婚約者である王太子アドルヴに婚約を変更するように進言した。しかし彼は、頑なにラルリアとの婚約を望んでいた。どうやらこの婚約自体、彼が提案したものであるようなのだ。

6年後に戦地から帰ってきた夫が連れてきたのは妻という女だった

白雲八鈴
恋愛
 私はウォルス侯爵家に15歳の時に嫁ぎ婚姻後、直ぐに夫は魔王討伐隊に出兵しました。6年後、戦地から夫が帰って来ました、妻という女を連れて。  もういいですか。私はただ好きな物を作って生きていいですか。この国になんて出ていってやる。  ただ、皆に喜ばれる物を作って生きたいと願う女性がその才能に目を付けられ周りに翻弄されていく。彼女は自由に物を作れる道を歩むことが出来るのでしょうか。 番外編 謎の少女強襲編  彼女が作り出した物は意外な形で人々を苦しめていた事を知り、彼女は再び帝国の地を踏むこととなる。  私が成した事への清算に行きましょう。 炎国への旅路編  望んでいた炎国への旅行に行く事が出来ない日々を送っていたが、色々な人々の手を借りながら炎国のにたどり着くも、そこにも帝国の影が・・・。  え?なんで私に誰も教えてくれなかったの?そこ大事ー! *本編は完結済みです。 *誤字脱字は程々にあります。 *なろう様にも投稿させていただいております。

婚約者に新しい回復薬の精製法を勝手に発表されて婚約破棄された令嬢は実家から追放されて隣国へと旅立った。半年後、その回復薬の欠陥が判明し

竹井ゴールド
恋愛
 王宮で新たな回復薬を開発した男爵令嬢は、回復薬を勝手に発表された上に、その手柄を婚約者に奪われて婚約破棄されてしまう。  更には婚約者に逃げられた責任を問われて実家からも追放されるのだった。  その後、令嬢は逃げるように隣国へと旅立った。  婚約破棄や実家を追放の失意から、ではなく、回復薬には重大な欠陥があり、それで公表しなかったのに発表されてしまい、連座で罪に問われる事を恐れて・・・ 【2022/10/30、出版申請、11/11、慰めメール】 【2022/11/1、24hポイント8800pt突破】 【2023/5/13、出版申請(2回目)、5/26、慰めメール】 【2024/9/16、出版申請(3回目)】

虐げられた私、ずっと一緒にいた精霊たちの王に愛される〜私が愛し子だなんて知りませんでした〜

ボタニカルseven
恋愛
「今までお世話になりました」 あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。 「セレス様、行きましょう」 「ありがとう、リリ」 私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がなくなり父がしばらく家を留守にしたかと思えば愛人とその子供を連れてきた。私はそれから今までその愛人と子供に虐げられてきた。心が折れそうになった時だってあったが、いつも隣で見守ってきてくれた精霊たちが支えてくれた。 ある日精霊たちはいった。 「あの方が迎えに来る」 カクヨム/なろう様でも連載させていただいております

【完結】追放の花嫁は溺愛に不慣れです!

白雨 音
恋愛
「彼女が住む処、必ず亡びが訪れるでしょう!」 結婚式当日、神のお告げにより、王太子アンドレと公爵令嬢ヴァレリーの結婚は 取り止めとなった。王太子妃どころか、一転、追放の身となったヴァレリー。 追放先として送られたのは、地図でも見落とす程の小国、ヴァンボエム王国。 そこでは何故か歓迎を受けて…?? 異世界恋愛、短編、全14話☆《完結しました》

飽きたと捨てられましたので

編端みどり
恋愛
飽きたから義理の妹と婚約者をチェンジしようと結婚式の前日に言われた。 計画通りだと、ルリィは内心ほくそ笑んだ。 横暴な婚約者と、居候なのに我が物顔で振る舞う父の愛人と、わがままな妹、仕事のフリをして遊び回る父。ルリィは偽物の家族を捨てることにした。 ※7000文字前後、全5話のショートショートです。 ※2024.8.29誤字報告頂きました。訂正しました。報告不要との事ですので承認はしていませんが、本当に助かりました。ありがとうございます。

王妃になるのは決定事項です

Ruhuna
恋愛
ロドリグ王国筆頭公爵家の長女 アデライン・レプシウス 彼女は生まれた時から王妃になることが約束されていた

婚約者は私より親友を選ぶようです。親友の身代わりに精霊王の生贄になった私は幸せになり、国は滅ぶようです。

亜綺羅もも
恋愛
ルビア・エクスレーンには親友のレイ・フォルグスがいた。 彼女は精霊王と呼ばれる者の生贄に選ばれる。 その話を聞いたルビアは、婚約者であるラース・ボルタージュ王子に相談を持ち掛けた。 生贄の事に関してはどうしようもないと答えるラース。 だがそれから一月ほど経った頃のこと。 突然ラースに呼び出されるルビア。 なんとラースは、レイを妃にすることを決断し、ルビアに婚約破棄を言い渡す。 ルビアはレイの身代わりに、精霊王の生贄とされてしまう。 ルビアは精霊王であるイクス・ストウィックのもとへと行き、彼のもとで死ぬことを覚悟する。 だがそんな覚悟に意味はなく、イクスとの幸せな日々が待っていたのであった。 そして精霊たちの怒りを買ったラースたちの運命は……