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第5話 愛してる
元魔法少女は最強になる為に旅に出る
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師匠…さっきはミリが居たから言わなかったけれど,もしかして…オロバスから…
オロバスは,ここ魔法使い界ではとても有名なウォーロック(黒魔術師)だ
学生時代のオロバスはとても明るく友達も多かった
彼女は魔法学校を卒業した後,悪魔と契約し様々な国で悪事を働いていた
そう…10年前までは
今は消息不明になり彼女が何をしているのか,どこに居るのかは誰にも分からなくなった
……彼女によって犠牲になった者は数多く居る
えぇそうよ…オロバスから聞いて貴方達の居場所を見つけたの
どうしてっ?!師匠…まさか…まだ…オロバスと…繋がっていたのっ?!
オロバスはソフィアの同級生であり,そして…親友でもあった
……ごめんなさい、、私は…オロバスを救いたかった…でも…救えなかった
ソフィアは意味不明な言葉を述べた
…どういう意味?救いたかったって…彼女は極悪人でしょ?!あいつのせいで…わたしは…わたしは…お母さんを失った!
オリビアは目に涙を浮かべながらそう言った
師匠は…どっちの味方なの…?!
私は…私は……ごめんなさい、、
ソフィアも泣きながら言葉を発した
~10分後~
………オリビア…本当にごめんなさい……、、
…
……分かった…完全に許してはないけれど…。
オリビアは渋々そう言った
それで…どうして師匠は会いに来たの?何か意味があるんでしょう…?
…えぇ貴方にどうしても最後の別れを…伝えたかったの
最後の別れ?それって…
オリビアがそう言った瞬間…2人は何者かによって刺された
……え?どうして
一体…何が起こったの…?
ふん…計画は変わった…ソフィア。お前だけじゃなくお前の弟子にも死んでもらう…
そんな…!オロバス…!死ぬのは…私だけで良いって言ってたじゃない…!
………ハァ…ハァ
…黙れ。2人仲良く逝く事だな
オロバスはその言葉を残すと早々に出ていった
彼女により,さっきまで綺麗だった部屋は悲惨な光景へと変わっていった
オリビアの意識はもうほとんどない
……ごめんなさい…ごめんなさい…オリビア…本当に…ごめんなさい…!!貴方だけは…どうか…どうか生きて…
オリビアは…何も悪くない、全部…私のせいなの…
ソフィアはそう言うとオリビアに向かって何やら呪文を唱え始めた。
…レベルテ…!!
ソフィアがそう言うとオリビアは意識を取り戻し始めた。
そして,オリビアが回復して行くのと同時にソフィアは意識がなくなり始めた
…?師匠…?師匠?!どうしてっ?!聞こえる?!師匠!!師匠!!
オリビアは泣きながらそう叫んだ
お願い!師匠!!生きて!!死なないでよっ!!……なんで…どうして…
そうオリビアが言った時ソフィアは
…あ…し…る
なにっ?!聞こえない!!もう1回お願い!!
オリビアはソフィアの口元に耳を近づけながらそう言った
あ…い…し…て…る……オ…リビ…ア
……い…ま…まで…本当…に…ごめ…ん…なさ…い
あ…な…たに……であ…え…て…私…は…本当…に…幸せ…だった
あな…た…は…わた…し…の…じま…んの…弟子…よ…また…ね…オリ…ビア…
そう言うとソフィアは息を引き取った。
師匠…!師匠…!!
オリビアは泣きながら必死に師匠の名前を呼ぶ
師匠…!師匠!!私も…ごめんなさい…!!今まで…私…!!師匠に感謝なんて…した事なかった…
お母さんを殺された後,師匠は…私を本当の子供のように大切にしてくれていた…
なのに…わたし!わたし!ごめんなさい…、、師匠
失ってから気付いたなんて…もう…遅いよね…本当にごめんなさい…
…私…師匠の事…心の底では愛してたんだ…やだっ!私…
師匠…私も…愛してるよ…。今更…遅いよね…
うぅ…あぁ…!!師匠ーー、、、
オリビアは泣き続けた
オロバスは,ここ魔法使い界ではとても有名なウォーロック(黒魔術師)だ
学生時代のオロバスはとても明るく友達も多かった
彼女は魔法学校を卒業した後,悪魔と契約し様々な国で悪事を働いていた
そう…10年前までは
今は消息不明になり彼女が何をしているのか,どこに居るのかは誰にも分からなくなった
……彼女によって犠牲になった者は数多く居る
えぇそうよ…オロバスから聞いて貴方達の居場所を見つけたの
どうしてっ?!師匠…まさか…まだ…オロバスと…繋がっていたのっ?!
オロバスはソフィアの同級生であり,そして…親友でもあった
……ごめんなさい、、私は…オロバスを救いたかった…でも…救えなかった
ソフィアは意味不明な言葉を述べた
…どういう意味?救いたかったって…彼女は極悪人でしょ?!あいつのせいで…わたしは…わたしは…お母さんを失った!
オリビアは目に涙を浮かべながらそう言った
師匠は…どっちの味方なの…?!
私は…私は……ごめんなさい、、
ソフィアも泣きながら言葉を発した
~10分後~
………オリビア…本当にごめんなさい……、、
…
……分かった…完全に許してはないけれど…。
オリビアは渋々そう言った
それで…どうして師匠は会いに来たの?何か意味があるんでしょう…?
…えぇ貴方にどうしても最後の別れを…伝えたかったの
最後の別れ?それって…
オリビアがそう言った瞬間…2人は何者かによって刺された
……え?どうして
一体…何が起こったの…?
ふん…計画は変わった…ソフィア。お前だけじゃなくお前の弟子にも死んでもらう…
そんな…!オロバス…!死ぬのは…私だけで良いって言ってたじゃない…!
………ハァ…ハァ
…黙れ。2人仲良く逝く事だな
オロバスはその言葉を残すと早々に出ていった
彼女により,さっきまで綺麗だった部屋は悲惨な光景へと変わっていった
オリビアの意識はもうほとんどない
……ごめんなさい…ごめんなさい…オリビア…本当に…ごめんなさい…!!貴方だけは…どうか…どうか生きて…
オリビアは…何も悪くない、全部…私のせいなの…
ソフィアはそう言うとオリビアに向かって何やら呪文を唱え始めた。
…レベルテ…!!
ソフィアがそう言うとオリビアは意識を取り戻し始めた。
そして,オリビアが回復して行くのと同時にソフィアは意識がなくなり始めた
…?師匠…?師匠?!どうしてっ?!聞こえる?!師匠!!師匠!!
オリビアは泣きながらそう叫んだ
お願い!師匠!!生きて!!死なないでよっ!!……なんで…どうして…
そうオリビアが言った時ソフィアは
…あ…し…る
なにっ?!聞こえない!!もう1回お願い!!
オリビアはソフィアの口元に耳を近づけながらそう言った
あ…い…し…て…る……オ…リビ…ア
……い…ま…まで…本当…に…ごめ…ん…なさ…い
あ…な…たに……であ…え…て…私…は…本当…に…幸せ…だった
あな…た…は…わた…し…の…じま…んの…弟子…よ…また…ね…オリ…ビア…
そう言うとソフィアは息を引き取った。
師匠…!師匠…!!
オリビアは泣きながら必死に師匠の名前を呼ぶ
師匠…!師匠!!私も…ごめんなさい…!!今まで…私…!!師匠に感謝なんて…した事なかった…
お母さんを殺された後,師匠は…私を本当の子供のように大切にしてくれていた…
なのに…わたし!わたし!ごめんなさい…、、師匠
失ってから気付いたなんて…もう…遅いよね…本当にごめんなさい…
…私…師匠の事…心の底では愛してたんだ…やだっ!私…
師匠…私も…愛してるよ…。今更…遅いよね…
うぅ…あぁ…!!師匠ーー、、、
オリビアは泣き続けた
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