6 / 27
06 美人教師は遅刻の常習犯
しおりを挟む
千冬が教室に入ってきた瞬間、主に男子生徒のいやらしい視線が彼女を襲った。
下心満載の、獲物を狙う野獣の目。
それだけ千冬は可愛いとされている存在だ。
1年1組は美女揃いだと噂されている通り、学年トップクラスの美少女が集まる学級であることは間違いない。
そして、その中でも上位に位置するのが千冬だ。
男子諸君の格付けでは、可愛い系女子の枠内だとトップ3に食い込んでこれる実力がある。
ちなみに、このクラス内では七海風香と並んで1位。
美人ランキングはぶっちぎりで早坂さんが優勝だ。
『山吹くんを振った千冬だ』
『アッキーどんまい』
『ふふふ、俺の彼女候補……』
さっきの情報がぼそぼそと小声で呟かれる。
だからアッキーどんまい野郎は誰だよ。
千冬は明らかに元気がなく、周囲からの声にも無反応だった。昨日のことも関係しているんだろうが、もう元カノでしかないので俺の気にすることじゃない。
ちらっと千冬の視線が俺に投げられた。
俺は知らんぷりをして目の前の小説に集中する。
今読んでいるのは昨日買ったラノベだが、本屋のブックカバーを付けないというこだわりを持つ俺は、堂々とそのイラストの表紙を見せびらかしながら読んでいる。
この勇気に満ちた行為のおかげで、多くの友達ができた。
「貴様、振られたはずでは? この様子だと、長谷部が振られたようにしか見えな──」
「わざわざ振られたって嘘つくと思う?」
「それは……確かに」
真一の表情はわからないが、大袈裟に顎に手を当てているに違いない。
彼の口調や行動は、あるアニメに登場するキャラクターに寄せてある。いろいろと影響されやすいのも真一の特徴だ。
隣から熱い視線を感じたので、早坂さんの方を確認してみる。
まだ俺のことをじっと見ている早坂さん。
目が合うと、顔を紅潮させてさりげなく逸らしてきた。
可愛い。
こんな早坂さんは基本見られないので、思わず見惚れてしまう。
すると──。
「秋空くんの、馬鹿」
視界の反対側から、聞き慣れた千冬の声がした。
音を大袈裟に立てながら、乱暴に席に着く。
別れた次の日に罵倒されるのか。
付き合ってる時も付き合う前も、罵倒されることなんてなかったのに。元カノって実は結構面倒な存在なんだ、と俺は生まれて初めて知った。
10分間の読書が終われば、担任が教室に入ってきて朝のホームルームだ。
でもここで問題発生。
担任が遅刻する。
5分という朝の貴重な時間を使って遅刻したのは、1年1組担任の松丸天だ。
ほとんどの生徒からは松丸先生ではなく天ちゃん先生と呼ばれ親しまれている。
男子高校生の妄想を具現化したような美人教師で、まだ25歳と若さも兼ね備えている。
松丸先生が朝の時にだけかけているオシャレな伊達メガネは、レンズがないのでもはやメガネと呼べるのかどうかもわからない。
何のためにかけているのかと問われると、可愛いからと答えていた。
「私はこうして遅刻しましたが、みんなは遅刻しないように。自分のことを棚に上げて周囲を注意することも、絶対にしてはいけませんよ」
まさに今、あなたがしたことです。
「あれ? 今日はみんなソワソワしてない? 大丈夫かしら?」
松丸先生はこの教室の異様な空気間にようやく気づいたらしい。
全員が落ち着かない様子で、どこかふわふわしている。
例外がいるとすれば、ハーバードを目指す佐世保のホープ、桜ヶ丘龍治くらいだろう。
「松丸先生、1時間目の授業は移動教室なので、早くしてください」
「あら、スパルタ。お姉さん嫌いじゃないわ。もっと攻めてちょうだい」
教師がそういうこと言うのはやめてほしい。
「今日は真一が朝から大声を出してクラスを動揺させただけです。先生が気にすることではありません」
これでも龍治は本気で言っている。
周囲の反応を気にせずに自分の言いたいことを言いたいだけ言える性格はともかく、そこに俺を巻き込むのはやめてほしい。
真一が大声を出したくだりを話してしまえば、松丸先生が興味を持つのも当然のことで……。
「真一君が大声? 何を叫んだの?」
「秋空が昨日彼女に振られた、という事実です。その事実は周囲の生徒の心を激しく乱し、ゴシップ好きの間で大いに盛り上がった様子でした」
なんで言っちゃうかな。
俺、龍治のこと友達だと思ってるよ。裏切り行為?
「あら、そっかそっかぁ。秋空君、振られちゃったんだね。先生が慰めてあげるから、放課後第3会議室に来ようね」
犯罪の雰囲気を感じる。
「いや、結構です」
「遠慮しなくていいのよ? なんでも相談に乗ってあげるから。でも、ちょっと私の愚痴、聞いてもらうことになるかもしれないわね」
「どんな愚痴ですか~?」
ここで余計な一言を発したのは、アホの日本代表である滝川壮一だ。
1年生にして卓球部のエースで、毎日放課後は卓球の練習に打ち込んでいる。
卓球へのプロフェッショナルなこだわりは尊敬に値するが、それ以外はとにかくアホだ。
でもそのアホさのおかげで話しやすく、俺や真一、龍治とも仲がいい。
明るいクラスのムードメーカーという感じ。
そんでまあ、こうして後先考えずに余計なことを口走る系男子でもある。
「実は私も、秋空君と同じで振られちゃってね。だから振られた者同士、秋空君とは話が盛り上がると思うの」
「あの、放課後はすぐ家に帰りますから」
「緊張しなくていいのよ。話が盛り上がって、そのまま私を持ち帰ってくれても──」
「流石にそれ以上言ったら訴えますよ」
「もう、秋空君ったらエッチ」
よし、早急に訴えよう。
明日から松丸先生は生徒に手を出そうとした犯罪者だ。
先生がこんなことを話している間、女子生徒はというと、時折出てくる下ネタに興味津々の人もいれば、本気で軽蔑していそうな人もいたりいなかったり。
早坂さんはクールな瞳で松丸先生を見つめている。
「松丸先生、あと3分57秒で家庭科です。この教室から家庭科室までは1分24秒かかると仮定すると、もう話を終えるべきかと思いますが」
龍治が独特な発言で先生の暴走を止めた。
「もうそんな時間に──わかりました。とりあえず、秋空君は放課後第3会議室に来ること。みんなは振られたばかりの秋空君には優しくしてあげること。いいですか?」
「いつも通り普通に接してもらえれば──」
「いいの秋空君。放課後私が甘えさせてあげるから。とにかく、みんなは絶対に振られた秋空君のことを悪く言ったりしないようにね」
いちいち「振られた」とか付けないでください。
「松丸先生、残り2分55秒です」
「よし、完璧じゃない。流石は私の時間感覚ね。ここぞ、という時が来ると、自然と体が熱くなるの。内側から熱くなってきて、そして──」
「残り2分20秒です」
「もう、そういうスパルタなところ、嫌いじゃないわ。学級委員は号令をかけてね」
「起立!」
もちろん、学級委員は龍治だ。
ハーバード大学はただ頭がいいだけでは受からないから、いろんな活動をして経歴を増やすことを頑張っているらしい。
知らんけど。
龍治の号令でホームルームが終わると、みんなバタバタとした様子で家庭科室に駆けていった。
《次回7話 お前にワンチャンなんてない》
下心満載の、獲物を狙う野獣の目。
それだけ千冬は可愛いとされている存在だ。
1年1組は美女揃いだと噂されている通り、学年トップクラスの美少女が集まる学級であることは間違いない。
そして、その中でも上位に位置するのが千冬だ。
男子諸君の格付けでは、可愛い系女子の枠内だとトップ3に食い込んでこれる実力がある。
ちなみに、このクラス内では七海風香と並んで1位。
美人ランキングはぶっちぎりで早坂さんが優勝だ。
『山吹くんを振った千冬だ』
『アッキーどんまい』
『ふふふ、俺の彼女候補……』
さっきの情報がぼそぼそと小声で呟かれる。
だからアッキーどんまい野郎は誰だよ。
千冬は明らかに元気がなく、周囲からの声にも無反応だった。昨日のことも関係しているんだろうが、もう元カノでしかないので俺の気にすることじゃない。
ちらっと千冬の視線が俺に投げられた。
俺は知らんぷりをして目の前の小説に集中する。
今読んでいるのは昨日買ったラノベだが、本屋のブックカバーを付けないというこだわりを持つ俺は、堂々とそのイラストの表紙を見せびらかしながら読んでいる。
この勇気に満ちた行為のおかげで、多くの友達ができた。
「貴様、振られたはずでは? この様子だと、長谷部が振られたようにしか見えな──」
「わざわざ振られたって嘘つくと思う?」
「それは……確かに」
真一の表情はわからないが、大袈裟に顎に手を当てているに違いない。
彼の口調や行動は、あるアニメに登場するキャラクターに寄せてある。いろいろと影響されやすいのも真一の特徴だ。
隣から熱い視線を感じたので、早坂さんの方を確認してみる。
まだ俺のことをじっと見ている早坂さん。
目が合うと、顔を紅潮させてさりげなく逸らしてきた。
可愛い。
こんな早坂さんは基本見られないので、思わず見惚れてしまう。
すると──。
「秋空くんの、馬鹿」
視界の反対側から、聞き慣れた千冬の声がした。
音を大袈裟に立てながら、乱暴に席に着く。
別れた次の日に罵倒されるのか。
付き合ってる時も付き合う前も、罵倒されることなんてなかったのに。元カノって実は結構面倒な存在なんだ、と俺は生まれて初めて知った。
10分間の読書が終われば、担任が教室に入ってきて朝のホームルームだ。
でもここで問題発生。
担任が遅刻する。
5分という朝の貴重な時間を使って遅刻したのは、1年1組担任の松丸天だ。
ほとんどの生徒からは松丸先生ではなく天ちゃん先生と呼ばれ親しまれている。
男子高校生の妄想を具現化したような美人教師で、まだ25歳と若さも兼ね備えている。
松丸先生が朝の時にだけかけているオシャレな伊達メガネは、レンズがないのでもはやメガネと呼べるのかどうかもわからない。
何のためにかけているのかと問われると、可愛いからと答えていた。
「私はこうして遅刻しましたが、みんなは遅刻しないように。自分のことを棚に上げて周囲を注意することも、絶対にしてはいけませんよ」
まさに今、あなたがしたことです。
「あれ? 今日はみんなソワソワしてない? 大丈夫かしら?」
松丸先生はこの教室の異様な空気間にようやく気づいたらしい。
全員が落ち着かない様子で、どこかふわふわしている。
例外がいるとすれば、ハーバードを目指す佐世保のホープ、桜ヶ丘龍治くらいだろう。
「松丸先生、1時間目の授業は移動教室なので、早くしてください」
「あら、スパルタ。お姉さん嫌いじゃないわ。もっと攻めてちょうだい」
教師がそういうこと言うのはやめてほしい。
「今日は真一が朝から大声を出してクラスを動揺させただけです。先生が気にすることではありません」
これでも龍治は本気で言っている。
周囲の反応を気にせずに自分の言いたいことを言いたいだけ言える性格はともかく、そこに俺を巻き込むのはやめてほしい。
真一が大声を出したくだりを話してしまえば、松丸先生が興味を持つのも当然のことで……。
「真一君が大声? 何を叫んだの?」
「秋空が昨日彼女に振られた、という事実です。その事実は周囲の生徒の心を激しく乱し、ゴシップ好きの間で大いに盛り上がった様子でした」
なんで言っちゃうかな。
俺、龍治のこと友達だと思ってるよ。裏切り行為?
「あら、そっかそっかぁ。秋空君、振られちゃったんだね。先生が慰めてあげるから、放課後第3会議室に来ようね」
犯罪の雰囲気を感じる。
「いや、結構です」
「遠慮しなくていいのよ? なんでも相談に乗ってあげるから。でも、ちょっと私の愚痴、聞いてもらうことになるかもしれないわね」
「どんな愚痴ですか~?」
ここで余計な一言を発したのは、アホの日本代表である滝川壮一だ。
1年生にして卓球部のエースで、毎日放課後は卓球の練習に打ち込んでいる。
卓球へのプロフェッショナルなこだわりは尊敬に値するが、それ以外はとにかくアホだ。
でもそのアホさのおかげで話しやすく、俺や真一、龍治とも仲がいい。
明るいクラスのムードメーカーという感じ。
そんでまあ、こうして後先考えずに余計なことを口走る系男子でもある。
「実は私も、秋空君と同じで振られちゃってね。だから振られた者同士、秋空君とは話が盛り上がると思うの」
「あの、放課後はすぐ家に帰りますから」
「緊張しなくていいのよ。話が盛り上がって、そのまま私を持ち帰ってくれても──」
「流石にそれ以上言ったら訴えますよ」
「もう、秋空君ったらエッチ」
よし、早急に訴えよう。
明日から松丸先生は生徒に手を出そうとした犯罪者だ。
先生がこんなことを話している間、女子生徒はというと、時折出てくる下ネタに興味津々の人もいれば、本気で軽蔑していそうな人もいたりいなかったり。
早坂さんはクールな瞳で松丸先生を見つめている。
「松丸先生、あと3分57秒で家庭科です。この教室から家庭科室までは1分24秒かかると仮定すると、もう話を終えるべきかと思いますが」
龍治が独特な発言で先生の暴走を止めた。
「もうそんな時間に──わかりました。とりあえず、秋空君は放課後第3会議室に来ること。みんなは振られたばかりの秋空君には優しくしてあげること。いいですか?」
「いつも通り普通に接してもらえれば──」
「いいの秋空君。放課後私が甘えさせてあげるから。とにかく、みんなは絶対に振られた秋空君のことを悪く言ったりしないようにね」
いちいち「振られた」とか付けないでください。
「松丸先生、残り2分55秒です」
「よし、完璧じゃない。流石は私の時間感覚ね。ここぞ、という時が来ると、自然と体が熱くなるの。内側から熱くなってきて、そして──」
「残り2分20秒です」
「もう、そういうスパルタなところ、嫌いじゃないわ。学級委員は号令をかけてね」
「起立!」
もちろん、学級委員は龍治だ。
ハーバード大学はただ頭がいいだけでは受からないから、いろんな活動をして経歴を増やすことを頑張っているらしい。
知らんけど。
龍治の号令でホームルームが終わると、みんなバタバタとした様子で家庭科室に駆けていった。
《次回7話 お前にワンチャンなんてない》
40
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。

可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

モブが公園で泣いていた少女にハンカチを渡したら、なぜか友達になりました~彼女の可愛いところを知っている男子はこの世で俺だけ~
くまたに
青春
冷姫と呼ばれる美少女と友達になった。
初めての異性の友達と、新しいことに沢山挑戦してみることに。
そんな中彼女が見せる幸せそうに笑う表情を知っている男子は、恐らくモブ一人。
冷姫とモブによる砂糖のように甘い日々は誰にもバレることなく隠し通すことができるのか!
カクヨム・小説家になろうでも記載しています!
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる