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年下の魔法使い
第1話
しおりを挟む僕の名は、剣崎明。
隣に住んでいる、従姉妹の亜留華は
剣鬼亜留華と言う名前だ。
彼女は、突然夜中に僕を呼び、前世のことを話し、魔法を使った。
────
「……朝か。」
亜留華が魔法を使えるのには驚いたが、それ以上に僕の能力が覚醒したのにも驚いた。
これについて、説明しよう。
剣崎明
能力『ステータス』
→『改変』
元々の能力、『ステータス』は全物質、物体の情報を詳しく知れるものだ。
たとえば、人間にやると個人情報がすべて見れる。
たとえば、好きな人とか、電話番号、マイナンバー、クレジットカードの番号等。
そして、『改変』は何もかも自由に『変える』ことが出来るようだ。
『ステータス』が欲しければ、また入手できるし、握力が欲しければそれも変えることが出来る。ただ、身体とのバランスが悪かったら、少し怠くなる?みたいだ。ただ、ここら辺は体力と筋力の問題だと思う。
「そうだ……魔法をみんなに見せびらかさないように注意しとかないと。」
いや、もしかしたらもう手遅れか?
……まだ5:00だし平気かな
「あきらお兄ちゃん」
「うわっ!?」
「ワープも出来たよ」
「……あ、あのさ亜留華。魔法はみんなに見せちゃダメだよ?」
「うん、分かってるよ!みせたら友達いなくなっちゃうもんね!」
「……前世に何かあったのかな」
――
新しいのが始まったぞ~
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