173 / 239
168 街を発ってからの騎士と従者に起こったことは(2)
しおりを挟む
「!?」
普段見ることのないユゥの様子に、そして何よりその言葉に、レイゾンは戸惑わずにいられなかった。
あんなに真面目に、楽しそうに、訓練に通っていたのに?
過日のユゥの様子を思うと、困惑せずにいられない。
レイゾンの口添えで騎士学校や王立学校の騎兵課程に編入してからというもの、ユゥはそれまでにも増して生き生きとした表情を見せるようになっていた。
正規の入学ではないし、後見も、騎士とはいえ貴族ではないレイゾンだから色々と不便なこともあっただろう。
人あたりのいい子だから、あからさまにいじめられるようなことはなかったとしても、貴族の子弟や家僕たちが集う学校では、勝手が違って困ることも多かったに違いない。
似たような立場を経験した身として、レイゾンも適宜アドバイスしていたが、役に立っていたかどうかはわからない(なにしろ、レイゾン自身もわからないことだらけなのだ)。
それでも、”レイゾンの従者”という本来の仕事の合間を縫って、積極的に実技の訓練や座学に通っていたようだし、実際、それまでよりもずっと馬の扱いが上手くなった。
佇まいもなんだかそれらしくなってきていたし、騎乗もみるみる上達していた。
その成長ぶりは目を見張るものがあったと同時に「さすがは俺の従者だ」と誇らしくもあったのに。
騎兵になりたいのではない、とは一体どうしたことなのか……。
レイゾンは馬を寄せてユゥの様子を伺う。
すると、もう長い間彼の従者であり続けていた少年は、スン、と鼻を啜るような小さな音を立てたのち、
「僕はただ……どうすればもっとレイゾンさまのお役に立てるだろうかと思って……」
俯いたまま、絞り出すような声音で言う。
目尻を手の甲で拭う様子を見せるユゥに、レイゾンは「そういうことか」と安堵の苦笑を溢す。
と同時に、胸が熱くなるのを感じた。
つくづく、いい従者だ。自分には勿体無いほどの。
が、そんなレイゾンの心の内まではわからないユゥは、「なんで笑うんですか」と不満そうだ。
口を尖らせる様子はまだ子供っぽく、出会った頃を思わせる。
懐かしさにいっそう微笑んでしまいそうになるところをグッと堪えると、「お前が紛らわしい言い方をしたからだ」とユゥの腕を軽く叩く。
「てっきり騎兵になりたくないのかと思ったぞ」
そしてレイゾンがそう続けると、ユゥは「だって……」と恨めしそうにレイゾンを見て言う。
「僕は、騎兵ならなんでもいいというわけではないんです。レイゾンさまのお側にいられないなら、騎兵になる意味なんてありません……!」
「…………」
「レイゾンさまが騎士を辞めるなら、僕も騎兵になるのはやめます! やめて、ずっとレイゾンさまについていきます!」
「ユゥ……」
「前みたいに、今までみたいに、騎士になる前までみたいに——」
「ユゥ!」
「レイゾンさまのお役に立てないなら、騎兵の訓練なんて意味ないです。騎兵になるのなんて意味ないです!」
「ユ……」
「僕だけ騎兵になったって、そんなの……」
段々と昂っていた声が、ふっと途切れる。ユゥは唇を噛み締めていた。嗚咽を堪えるように。
「…………」
レイゾンはふっと息をつくと、ユゥの肩を、今度は優しく叩いて言った。
「騎兵になる意味はある。お前には素質があるのだし、それを活かして騎兵になれば、今よりずっといい生活ができるようになる」
「……」
「俺がいなくなっても心配はない。前も話したが、学校に通い続けるだけの資金は用意しているし、寮に入れるようにも手配した。俺の力の及ぶ限り、教官や調教師や知り合いの騎士たちにお前のことを頼んである。皆立派な方達だ。お前が騎兵になれるように指導してくれるだろうし、なってからも、色々と力は貸してくれるだろう」
レイゾンは、古くからの馴染みの教官の元を訪ねてユゥのことを頼み、知っている限りの調教師や騎士の元を訪ねて頭を下げたことを思い出しながら言う。
白羽を返上すると申し出て、それが”それだけ”では済まないことなのだと察してからというもの、レイゾンはなるべく周囲に影響の及ばない身の引き方を考えていた。
そして、自分が騎士を辞めなくてはならないことがいよいよ現実味を増してからは、ユゥにその旨の話をするとともに、できる限りの手を尽くして彼が一人になっても不自由がないように手筈を整えた。
恥ずかしいとは思わなかった。
自分のせいで、ずっと尽くしてくれていたユゥまで巻き込んでしまうかもしれないことを思えば、それを避けるためにはなんでもしようと思っていたから。
だが……。
「…………僕のことなんか、いいんです」
ユゥは泣き声で言った。
「僕は、レイゾンさまのお側にいられて今までのようにお世話できさえすれば、それでいいんです! 騎兵でも騎兵じゃなくてもどっちでも! だから、騎士を辞めても側にいさせてください! でなければ、騎士を辞めるのをやめてください!」
一気に捲し立てると、涙の滲んだ瞳でレイゾンを見つめてくる。
その睨むような目といい、まるで脅すような口調といい、従者が騎士に対しての態度とは思えない無礼ぶりだ。もちろん、今までのユゥの態度と比較しても、彼らしくない。
今までは、せいぜい何度も休憩をして、王都に戻るのを少しでも遅くしようとしていたぐらいだったのに。
だがそれこそが彼の必死さを示しているのだと思うと、レイゾンはとても叱る気にはならなかった。
言っていることの無茶苦茶さだって、彼自身が一番よくわかっているだろう。
レイゾンは宥めるようにユゥの肩を撫でようとする。しかしその直前、
「レイゾンさまは、本当に騎士を辞めていいんですか!? 」
じっと見つめられてそう問われ、レイゾンの手は宙で止まった。
普段見ることのないユゥの様子に、そして何よりその言葉に、レイゾンは戸惑わずにいられなかった。
あんなに真面目に、楽しそうに、訓練に通っていたのに?
過日のユゥの様子を思うと、困惑せずにいられない。
レイゾンの口添えで騎士学校や王立学校の騎兵課程に編入してからというもの、ユゥはそれまでにも増して生き生きとした表情を見せるようになっていた。
正規の入学ではないし、後見も、騎士とはいえ貴族ではないレイゾンだから色々と不便なこともあっただろう。
人あたりのいい子だから、あからさまにいじめられるようなことはなかったとしても、貴族の子弟や家僕たちが集う学校では、勝手が違って困ることも多かったに違いない。
似たような立場を経験した身として、レイゾンも適宜アドバイスしていたが、役に立っていたかどうかはわからない(なにしろ、レイゾン自身もわからないことだらけなのだ)。
それでも、”レイゾンの従者”という本来の仕事の合間を縫って、積極的に実技の訓練や座学に通っていたようだし、実際、それまでよりもずっと馬の扱いが上手くなった。
佇まいもなんだかそれらしくなってきていたし、騎乗もみるみる上達していた。
その成長ぶりは目を見張るものがあったと同時に「さすがは俺の従者だ」と誇らしくもあったのに。
騎兵になりたいのではない、とは一体どうしたことなのか……。
レイゾンは馬を寄せてユゥの様子を伺う。
すると、もう長い間彼の従者であり続けていた少年は、スン、と鼻を啜るような小さな音を立てたのち、
「僕はただ……どうすればもっとレイゾンさまのお役に立てるだろうかと思って……」
俯いたまま、絞り出すような声音で言う。
目尻を手の甲で拭う様子を見せるユゥに、レイゾンは「そういうことか」と安堵の苦笑を溢す。
と同時に、胸が熱くなるのを感じた。
つくづく、いい従者だ。自分には勿体無いほどの。
が、そんなレイゾンの心の内まではわからないユゥは、「なんで笑うんですか」と不満そうだ。
口を尖らせる様子はまだ子供っぽく、出会った頃を思わせる。
懐かしさにいっそう微笑んでしまいそうになるところをグッと堪えると、「お前が紛らわしい言い方をしたからだ」とユゥの腕を軽く叩く。
「てっきり騎兵になりたくないのかと思ったぞ」
そしてレイゾンがそう続けると、ユゥは「だって……」と恨めしそうにレイゾンを見て言う。
「僕は、騎兵ならなんでもいいというわけではないんです。レイゾンさまのお側にいられないなら、騎兵になる意味なんてありません……!」
「…………」
「レイゾンさまが騎士を辞めるなら、僕も騎兵になるのはやめます! やめて、ずっとレイゾンさまについていきます!」
「ユゥ……」
「前みたいに、今までみたいに、騎士になる前までみたいに——」
「ユゥ!」
「レイゾンさまのお役に立てないなら、騎兵の訓練なんて意味ないです。騎兵になるのなんて意味ないです!」
「ユ……」
「僕だけ騎兵になったって、そんなの……」
段々と昂っていた声が、ふっと途切れる。ユゥは唇を噛み締めていた。嗚咽を堪えるように。
「…………」
レイゾンはふっと息をつくと、ユゥの肩を、今度は優しく叩いて言った。
「騎兵になる意味はある。お前には素質があるのだし、それを活かして騎兵になれば、今よりずっといい生活ができるようになる」
「……」
「俺がいなくなっても心配はない。前も話したが、学校に通い続けるだけの資金は用意しているし、寮に入れるようにも手配した。俺の力の及ぶ限り、教官や調教師や知り合いの騎士たちにお前のことを頼んである。皆立派な方達だ。お前が騎兵になれるように指導してくれるだろうし、なってからも、色々と力は貸してくれるだろう」
レイゾンは、古くからの馴染みの教官の元を訪ねてユゥのことを頼み、知っている限りの調教師や騎士の元を訪ねて頭を下げたことを思い出しながら言う。
白羽を返上すると申し出て、それが”それだけ”では済まないことなのだと察してからというもの、レイゾンはなるべく周囲に影響の及ばない身の引き方を考えていた。
そして、自分が騎士を辞めなくてはならないことがいよいよ現実味を増してからは、ユゥにその旨の話をするとともに、できる限りの手を尽くして彼が一人になっても不自由がないように手筈を整えた。
恥ずかしいとは思わなかった。
自分のせいで、ずっと尽くしてくれていたユゥまで巻き込んでしまうかもしれないことを思えば、それを避けるためにはなんでもしようと思っていたから。
だが……。
「…………僕のことなんか、いいんです」
ユゥは泣き声で言った。
「僕は、レイゾンさまのお側にいられて今までのようにお世話できさえすれば、それでいいんです! 騎兵でも騎兵じゃなくてもどっちでも! だから、騎士を辞めても側にいさせてください! でなければ、騎士を辞めるのをやめてください!」
一気に捲し立てると、涙の滲んだ瞳でレイゾンを見つめてくる。
その睨むような目といい、まるで脅すような口調といい、従者が騎士に対しての態度とは思えない無礼ぶりだ。もちろん、今までのユゥの態度と比較しても、彼らしくない。
今までは、せいぜい何度も休憩をして、王都に戻るのを少しでも遅くしようとしていたぐらいだったのに。
だがそれこそが彼の必死さを示しているのだと思うと、レイゾンはとても叱る気にはならなかった。
言っていることの無茶苦茶さだって、彼自身が一番よくわかっているだろう。
レイゾンは宥めるようにユゥの肩を撫でようとする。しかしその直前、
「レイゾンさまは、本当に騎士を辞めていいんですか!? 」
じっと見つめられてそう問われ、レイゾンの手は宙で止まった。
0
お気に入りに追加
158
あなたにおすすめの小説
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
ブレスレットが運んできたもの
mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。
そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。
血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。
これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。
俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。
そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい【完結】
迷い人
恋愛
私、シア・エムリスは英知の塔で知識を蓄えた、賢者。
ある日、賢者の天敵に襲われたところを、人獣族のランディに救われ一目惚れ。
自らの有能さを盾に婚姻をしたのだけど……夫であるはずのランディは、私よりも幼馴染が大切らしい。
「だから、王様!! この婚姻無効にしてください!!」
「My天使の願いなら仕方ないなぁ~(*´ω`*)」
※表現には実際と違う場合があります。
そうして、私は婚姻が完全に成立する前に、離婚を成立させたのだったのだけど……。
私を可愛がる国王夫婦は、私を妻に迎えた者に国を譲ると言い出すのだった。
※AIイラスト、キャラ紹介、裏設定を『作品のオマケ』で掲載しています。
※私の我儘で、イチャイチャどまりのR18→R15への変更になりました。 ごめんなさい。
【完結】僕の大事な魔王様
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
BL
母竜と眠っていた幼いドラゴンは、なぜか人間が住む都市へ召喚された。意味が分からず本能のままに隠れたが発見され、引きずり出されて兵士に殺されそうになる。
「お母さん、お父さん、助けて! 魔王様!!」
魔族の守護者であった魔王様がいない世界で、神様に縋る人間のように叫ぶ。必死の嘆願は幼ドラゴンの魔力を得て、遠くまで響いた。そう、隣接する別の世界から魔王を召喚するほどに……。
俺様魔王×いたいけな幼ドラゴン――成長するまで見守ると決めた魔王は、徐々に真剣な想いを抱くようになる。彼の想いは幼過ぎる竜に届くのか。ハッピーエンド確定
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/11……完結
2023/09/28……カクヨム、週間恋愛 57位
2023/09/23……エブリスタ、トレンドBL 5位
2023/09/23……小説家になろう、日間ファンタジー 39位
2023/09/21……連載開始
俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします
椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる