我ガ奇ナル日常譚 〜夢とリアルと日々ホラー〜

１１５ 星の占いリアルレポ

　100話目でも紹介したように、私はタロット占いを独学で始めたが、ホロスコープの作成にも興味があり勉強した。その為、タロットの次に西洋占星術に関しては思い入れが深い。

　西洋占星術の基本の『き』、12星座占いを理解すると、誕生日さえ分かればお手軽に相性占いができるので、個人的にはお勧めだ。
　そんな、12星座占いについて。



① 自分の星座の4つ先の星座と、4つ前の星座の人とは相性が良い。

→○。次回詳しく説明するが、大体の場合は友好関係を築ける。

　この場合、牡羊→牡牛→双子→蟹→獅子→乙女→天秤→蠍→射手→山羊→水瓶→魚→牡羊…、のように繋げると求めやすい。
　4つ先と４4つ前は、西洋占星術で言う『トライン(吉角)』という、相性の良いポジションである。
　尚且つ、星座は『火・水・地・風』どれかの属性(エレメンツ)に属しているのだが、4つ先と4つ前は同じ属性のため、非常に馬が合うとされている。

　慣れない新しい環境で友人を作るにあたり、自分と同じ属性や星座の人に接近するのも1つの手だ。
　ちなみに恋人同士としても相性は最高である。


② 自分の3つ先と3つ前の星座の人とは、相性が悪い。

→◎。『相性が悪い』というか、『理解し合えない』。

　前述とは逆に3つ先と3つ前は『スクエア(凶角)』とされ、障害や問題が多いポジションとされる。星座の属性から言っても『火↔水』、『地↔風』の様に、真逆の要素を持っている。

　理解し合えないから譲歩が必要な訳で、そういう意味では別の価値観を知れる良い学びの機会ともされている。

　職場の上司がこの相性だと、仕事の評価が正当ではないと感じたり、こちらの頑張りへの捉え方が理解出来ずストレスが溜まる。
　恋人同士としても、どちらかが我慢を強いられたり、長続きしない。


③ 星座の境目に生まれた人は、両方の星座の特徴を併せ持つ。

→○。私がこれまでに会った人はそうだった。

　雑誌によって、○○座の範囲とされる誕生日にズレがある事は知っているだろうか。実は毎年、星の角度によって1～2日くらいのズレが生じるとされる。

　友人で、雑誌媒体によって『射手座』になったり『山羊座』になる者がいた。性格的には射手座なのだが、ある場面においては山羊座の様な一面もあった。

　次話でも紹介するが、『○○座なのにぽくない人』には色々な理由があるのだ。
　ちなみに1つ先の星座は、直前の星座が苦手とすることを克服している(感覚で動く特性なら、それを克服し慎重に考えて動くみたいな)とされる。


　そうそう、アラフォー世代の女性なら皆知っている『美少女戦士』の有名なマンガがある。
　登場するのは、それぞれ太陽系の惑星の名を付けられた戦士達なのだが、西洋占星術を勉強していた私は、ある共通項を見つけて驚いたものだ。

　12星座には『守護星』というものが存在していて、全て太陽系の惑星があてがわれている(一部重複あり)。
　牡羊座は火星、牡牛座は金星…、という風にあるのだが、『美少女戦士』に出て来る『火星』の戦士は『牡羊座生まれ』、主人公：『月』の戦士は『蟹座(守護星は月)生まれ』の様に、守護星と設定された誕生日が合致しているのだ。

　それだけでなく、各キャラクターの性格も設定上の星座に寄せている気がしたし、火属性の牡羊座のキャラと水属性の蟹座のキャラが対立する描写も割とあったり、12星座占いにおいてかなりマニアックだった。
　原作者かアニメ制作者(もしくは両者？)が、星座にかなり詳しくないと出来ない芸当じゃないか、と個人的に一目おいている。



※あくまで素人の浅い見解ですので、知識不足や誤りがあるかもしれません。ご了承下さい。