輪舞曲(ロンド)

司馬懿仲達

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第十三章 偽りは真実の別の顔

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                                1
  麻衣子は、困惑していた。大学の最寄り駅から通りすがりの人ー主に中高年の女性だったがーから何度も握手を求められたからだ。
   その理由が、自分の両親の死にまつわる複雑な過去であることを星原優子と副島龍三の対談で明らかになり、大きな反響を呼んでいることも麻衣子は知っている。
  それについて、彼女自身は不思議なほど冷静に受け止めていた。
  (今さら私の両親が死んだ理由を知ったところで、私にどうしろというのよ)
  まさか、昔の時代劇みたいに仇うちをしろとでも?麻衣子は首を振り、大学へと歩いていく。
   大学では、麻衣子は今や副島龍三の家族であることは知れ渡っていた。
   その影響は、様々で、好意的に感じてくれる学生もいたが、妬みを隠さず嫌味や皮肉を言ってくる学生もいた。
  麻衣子は、自分でも驚くほどに心が強いことを自覚し、他人の嫌味や皮肉をうち払っていた。
   が、一人だけ目障りと言いたい"男"がいた。
                                       
                                     ☆
  学生食堂で食事することを麻衣子はさけていた。なぜなら、昼休み、キャンパスを見回せば、麻衣子と同じ女子学生が、「自立女性」を読んでいるのが見える。
  (もう、うんざりだわ)
  サンドウィッチとコーヒーだけの簡素な昼食をすませた彼女は、図書館に避難することにした。
  図書館へと歩き始めた彼女に声がかけられた。
  「おい、有名人」と。
 誰が声をかけたのか麻衣子にはわかっていた。目障りな男だ。
  麻衣子が振り向くと、目障りな男、富田勝が立っていた。

                                   2
  今どき珍しい短髪で、似合わない青のセーターにジーパンという居でたちだ。
 (ファッションセンスの欠片もない奴)
  「誰が有名人なんですか」
  「俺の目の前にいる美少女だよ」
  「富田さん。そういうのをセクハラって言うんですよ。知らないんですか」
 麻衣子は、勝を睨みつける。
  「世間ではな。だが、俺は最大級の賛辞のつもりだよ。それを素直に喜べないのは、性格が悪いからだよ」 
  富田勝は、髭の剃り跡をありありとして、笑っている。悪戯小僧の笑顔だ。
  (髭ぐらいきっちり剃りなさいよ、もう)
 富田勝は、同じ基礎ゼミクラスだが、二浪しているので、現役合格の麻衣子より年上ではある。
  勝は、麻衣子がゼミのレポートを発表すると、必ずと言っていいほど質問してくる。
  ゼミの担当教授が、ゼミの初回に、
「ゼミの始めに言っておくが、私は、テーマを設定して、あなたたちにレポート提出をお願いする時があります。
  そのレポートに対して質問がないということは、このテーマについて、熟知しているかあるいは無知、無関心と私は思う。当然、新入生である君たちは、熟知している訳はなく、後者だろう。質問を一度もしない学生には、単位認定はないものと思ってもらって構わないので、そのつもりでゼミに参加してほしい」
 と、曰わったので、麻衣子のいるゼミは、ことのほか議論が活発だった。だから、いい加減なレポートは書けないし、質問の準備をしなければならないのである。
  富田勝は、毎回麻衣子のレポートに対して、鋭い質問をまさに「浴びせて」 来るのだ。麻衣子もまた勝のレポートに質問を「浴びせて」返す。
 知らぬ間に、勝と麻衣子は、他のゼミ学生から"ライバル関係"があるかのように思われるようになっていた。

  「ところで、その美少女さんに、折り入ってお願いがあるんだ」
  いつも強気な勝が、急にしおらしい表情で言うのだった。
  麻衣子は、調子が狂う気分だった。
 (なによ、急に気弱な顔なんかして)
 「キャンバスの真ん中で話すのもなんだから、大学の外で話したいんだが」
 麻衣子は迷う。断ってしまっても良かったのだが、麻衣子の中の強気な心が、彼女に、"敵前逃亡"を許さなかった。
  「い、いいですよ。次の講義が休講になりましたから、時間はあります」
  麻衣子は、頑なな態度を崩さず答えた。
                                         
                              ☆
 昼下がり。
 学生街の喫茶店は、閑散としていた。
 麻衣子と勝は、喫茶店奥の窓際の席に座った。
  二人が席に座るのを見定めるかのように、ウェイトレスが来る。
 「俺がおごるよ。好きなもの頼めよ」
 勝は、鷹揚に言った。
 「いいですよ。割り勘で。アイスコーヒーお願いします」
 「じゃあ、俺もアイスコーヒーを」
 ウェイトレスは、うなずくと、その場を離れた。
 「で、私に折り入ってのお願いってなんですか」
 麻衣子は、半ば喧嘩腰で言った。
 昼下がりの喫茶店には、笑顔で語り合う恋人たちがいるのに、自分は、富田勝につっかかってしまうことに、麻衣子は自己嫌悪を感じる。
 (私は、男性に対してどうしてこんな態度になるのだろう)麻衣子は我ながら嫌になるのだった。
  「あのな。俺に対して敬語は止めてくれよ。同じゼミの仲間じゃないか。話辛いよ」
 勝の顔が歪むのを見て、麻衣子は反省した。
 「ご、ごめんなさい。学年は一緒でも、あなたはと、年上だから」
  麻衣子は、言葉を詰まらせながら謝る。
 「ああ、俺二浪してるからな」
 勝は、悪びれず笑顔で言った。
 麻衣子は、ようやく肩の力が抜けるのが感じられた。
 「で、私に折り入ってのお願いってなに?」
 麻衣子は、同期生然として、リラックスして言った。
  「実は俺の彼女になって欲しいんだ」
 麻衣子は、ストローでアイスコーヒーを飲んでいたが、危うく吹き出しそうになってしまった…。
 
                                     2
 「ゴホ、ゴホ。なにばかいうのよ!告白なんて、喫茶店なんかでしないでよ」
  「あ、悪い。言葉が足りなかったな。実は、彼女のフリというか、芝居を一日だけして欲しいんだけど…」
 勝は、バツ悪げに頭を搔く。
  麻衣子は勝を睨みつける。
 「フリ、芝居。どういう訳か聞かないうちは納得できないわ。
  話によっては、あなたをセクハラで訴えるから」
 「じ、実は、俺、夏季休暇が終わったら休学するんだ」
  「え、休学!」
 怒りに燃えていた彼女の瞳は戸惑いに変わった。
                                  ☆
  「休学って、入学したばかりなのに…」
 「ああ、俺だって本当は、休学なんてしたくないさ。でも、お袋が癌で入院したんだ」
 「え、癌!」麻衣子は驚きで言葉がなかった。
  「幸い早期発見で、死ぬことはないという医者の言葉を信じれば安心なんだけど、お袋すっかり気弱になってしまって、お前に恋人がいるなら会わせてくれって言われて、思わずいるって言ってしまったんだ」
 「それで私なのね」
  勝は、無言でうなずく。
  麻衣子は、頬が熱くなるのがわかった。
                             
                            ☆
  「困るわ!そんな勝手なことしないでよ」
  麻衣子は、困惑を露にして勝に言った。
 「君の言う通りだよ。悪いのは俺だ。だけど一日でいいんだ。恋人のフリをしてくれないか」
  勝は、長身の身体を折り曲げるようにし、顔の前で手を合わせた。
  麻衣子は、眉を寄せながら、勝をしばらく見つめていた。
 彼女は、大きなため息をつくと、呆れたように言った。
  「い、一日だけなら…してあげてもいいわ」
 「本当か!助かる。恩にきるよ」
 「断っておくけど、調子に乗って変なことしたらぶっとばすわよ」
 「おいおい、するわけないだろう。恋愛ドラマの見すぎだよ」
  勝は笑顔で両手の手のひらを降った。
 麻衣子は、勝を疑惑の視線で見つめ続けた。

                                    3
  土曜日の夕方だった。麻衣子の部屋を冬子はノックした。
 「麻衣子さん。それじゃあ私は自宅に帰りますね」
 「あ、ふ、冬子さん」
 突然、部屋のドアが開き、麻衣子が顔を見せると、彼女は冬子の手を取り自室に引き込んだ。
 「キャ、ど、どうしたの、麻衣子さん」
「あ、あの。この服おかしくないか、冬子さん見て」
 麻衣子は、ロングスカートに、白のセーター白のソックス、ブルーのジャケットを身に付けていた。
  「あら、とてもオシャレして、デートなの」
  「ち、違います。ボ、ボランティア活動です、一種の」
 麻衣子は、言い淀む。そして、冬子に理由をかいつまんで話し出した。
 
  「…という事情です」
 「なるほど、それは責任重大ね。し損ねたら、その男の人に恥をかかせることになるわね」
 麻衣子は顔を蒼くした。
  「お、おどろかせないでよ」
 「ハハ、冗談よ。とにかく自然体を意識することね」
 「自然体か…。わかったわ。なんとかやってみるわ」
 「健闘を祈ってるわ」
 冬子が激励すると、麻衣子は黙ってうなずくのだった。
                        
                                        ☆
  駅は、週末でもあり人々の姿は、どこかしら華やかであり、明るい空気の中にあった。
 
  麻衣子は、大型スクリーンの下で立っていた。
  「ごめん少し遅れたかな」麻衣子が振り向くと、富田勝が歩いて麻衣子の前に現れた。
  「五分遅刻よ」と、言おうとした麻衣子だったが、勝の膝の高さに小学生ぐらいの男の子と女の子がいた。
 「前に話しただろう。俺の妹と弟だよ」
 勝に対しては厳しい表情の麻衣子が、優しい笑顔になった。
  「初めまして、麻衣子と言います。よろしくね」
  弟と紹介された男の子は、モジモジするだけで無言だったが、妹であろう女の子は、興味津々といった表情で麻衣子を見上げている。
  「おねえさんが、勝兄ちゃんの恋人なのね」
 と、ませた口調で言った。
  麻衣子は、怖い視線を勝に送る。
 「妹の翠だよ」と、勝は紹介する。
 「翠ちゃん、おねえさんはね、"ただの"友達よ」
  「こっちが弟の健太だよ」
  「おねえさんのこと、毎日兄ちゃんが話してるよ」と、健太は言った。
 麻衣子は勝を再び睨む。
 「と、とにかく病院に行こう」
 勝は慌てたように言って、病院へと向かった。
                                    ☆
   勝が、見舞いの申請書にサインしている間、麻衣子は子供たちと小声で話していた。
 勝の耳に、麻衣子の笑い声が響いた。
  病棟は、意外に明るい雰囲気があり、麻衣子は胸を撫で降ろした。

  勝の足が、ある病室で止まる。
  麻衣子の目に「富田恵子」という名札が飛び込んできた。
 勝がドアを開ける。
  「母さん。見舞いに来たよ」
  ベッドに、ロングヘアーの中年女性が、上半身を起こして雑誌を読んでいた。
  「勝かい。あら、健太も翠も来てくれたのかい」
  子供たちは、ベッドに飛びつき話し始めた。やがて、富田恵子は、息子の隣にいる麻衣子に目をとめた。
  「そちらのお嬢さんは、どなたなの」
 「母さん、前に話した、ガールフレンドの副島麻衣子さんだよ」
 勝は、照れくさげに麻衣子を紹介した。
  「まあ、とても綺麗なお嬢さんね」
 富田恵子は、目を細めて麻衣子を見る。
 「は、初めまして。副島麻衣子と申します」と、頭を下げた。
   麻衣子は、顔が上気するのを感じた。
  「初めまして、勝の母の恵子です」
  恵子は、わずかに頭を下げる。

 「勝、麻衣子さんと二人だけで話したいから、病室から出てくれる」
  「う、うん。ほらお前たち、兄ちゃんと売店でお菓子買いにいこう」
  子供たちは歓声を挙げて、勝の手を握る。勝は子供たちと病室を出た。
 子供たちのにぎやかな声が消え、病室に静けさが戻った。

                                   4
 恵子は、麻衣子に語りかける。
 「麻衣子さん。どうぞ、楽にしてください。その椅子に座ってください」
 「は、はい」麻衣子は緊張を崩さずに座った。
  「麻衣子さんは、勝に頼まれたのでしょう。『今日だけ恋人のフリをしてくれ』とか言われて」
  「い、いえ…はい。」
 麻衣子は、嘘をつき通すことができずにうなずくしかなかった。
 「ごめんなさいね。勝が無理をお願いして。でも、女性不信のあの子が、お願いするなんて、あなたのことがよほど好きなのね」
  麻衣子は赤くなるが、恵子が言った"女性不信"の言葉が気になった。
 「あの、女性不信とはどういうことなんですか」
  「勝はね。私の産んだ子じゃないんです。あの子が五歳のころ、あの子を置き去りにして、実の母親は、男と逃げたんです」
  「そ、そんな。ひどいこと…」
 麻衣子は、泣き出していた。
 「まる二日、あの子は一人で飲まず食わずだったのですが、児童相談所の相談員だった主人が発見して、餓死寸前で勝は助かりました。勝の話によれば、母親は、『ちょっと買い物に行ってくる』と言って、部屋を出たらしいのです。その時の顔は、とても『優しい顔』だったらしく、主人が、連れ出そうとしても、『お母さんが帰ってくるから』と言うことを聞かなかったそうです。孤児院に引き取られる話が出ましたが、主人も私も子供が欲しかったので、勝を養子にしました」
 「勝は、私が頭を撫でようとすると、激しく怒るか泣きだしました。精神科のお医者様に観てもらいましたら、『この子は心に傷を負っており、特に女性不信が強いです』と言われた時は、私は泣いてしまいました。同時に、勝を捨てた女を憎みました。勝が二浪の末、やっと大学に合格し、あなたみたいな素敵な女の子に出会えたというのに今度は、私が入院してしまって。勝に申し訳ないです。麻衣子さんと仰ったわね。どうか勝のこと見守ってやってください」
  麻衣子は何も言えず、うなずくことしかできなかった。

                                ☆
  四人が病院を出る頃、日はようやく西に傾きかけていた。
  「お袋も喜んでくれたようだし、副島ありがとう。じゃ、これでお別れだ」
 勝が歩き去ろうとするのを麻衣子は呼び止めた。
  「待って!や、約束は今日一日だったはずよ。まだ一日経ってないわ」
  「で、でも」勝は戸惑いを顔に浮かべる。
 麻衣子は、勝を無視して子供たちに聞く。
  「翠ちゃん、健太くん。今日のお夕飯は何を食べるつもりだったの」
  「えーとね。コンビニの焼肉弁当だよ。ね、兄ちゃん」と、健太が言った。
 「呆れた!あなたこんな子供たちにコンビニのお弁当食べさせるの」
  麻衣子の視線は勝を責める。
 「しかたないだろう。今日はお袋のお見舞いで時間がないから。いつもはちゃんと俺が料理してるよ」
 勝は、弁解する。
 「とうだか…。そうだ。おねえさんが、食べたいもの作ってあげるわ。なにが食べたいの」
  翠が喜びを顔に浮かべる。
 「えっとね、えっとね。カレーライス食べたい」
 「僕も」健太も叫ぶように言った。
  「お安い御用よ。じゃあ、スーパーに行こう!」
  子供たちは、歓声を挙げて麻衣子に付いていく。勝は、苦笑を浮かべながら着いて行った。
                              5
 麻衣子は、手際よくカレーライスを作った。
 翠も健太も大喜びで食べた。
 夕食の後、麻衣子は翠や健太とトランプで遊んでいたが、健太が急に立ち上がり、二階に行ったかと思うと、封筒の束を持って降りてきた。
  「おねえさん、これ読んであげて。多分ラブレターだよ。お兄ちゃん毎晩書いてたもの」
 「あ、この健太。隠しておいたのに」
 勝が弟を叱ろうとするのを麻衣子は止めた。
  「待って、叱らないであげて。こんなに…封もしてあるし、切手も貼ってる。でも、私あなたから、ラブレターもらってないわ」
  「当然だろ。出してないんだから」
 勝は、拗ねたように言った。
  「どうしてなの」
 「君に嫌われるのが嫌だったんだよ。どうせ振られると思って」
 「バカよ。無駄なことして」
 麻衣子は少し泣いた。

 辺りはすっかり暗くなっていた。
  麻衣子は、富田勝兄弟に送られて駅にいた。
 「副島、今日は本当にありがとう。助かったよ」
 「いいのよ。約束だから」
 「おねえさん、また遊んでくれる」
 翠が言った。
 「うーん、わからないわ」麻衣子は正直に言った。
 「つまんない」
 翠は拗ねたように言う。
 「バカだな、翠。おねえさんは勝兄ちゃんを振るから、怒るなら勝兄ちゃんに怒りなよ」
  健太が言うと、翠は勝を睨むのだった。
  「勝兄ちゃん、もっとアタックしなきゃだめじゃない」と、生意気なことを言う。
 麻衣子は、笑った。同時に涙が滲んだ。
  (私ったらこんなに泣き虫だったのかしら)
  麻衣子は我ながら驚いていた。
 
                               ☆
  勝は、大学の学生課に休学届けを提出して、大学の門から出た。
  (短い大学生活だったな。でも、副島麻衣子に出会えたのは幸せだった)
 その時、勝に向かって姿勢良く歩いてくる女性がいた。麻衣子だった。
  麻衣子は、勝の前で立ち止まる。
 「休学届け出したのね」
 「ああ、君ともお別れだ。いいのか。ゼミの時間のはずだが。皆勤じゃなくなるぞ」
 「まったくよ。あなたのおかげで私の学生生活は狂いっぱなしよ」
 「悪かったな」
 「あなたの手紙全て読んだわ」
 「読んだのか、恥ずかしい」
 「もう、ラブレター書かないで!」
 麻衣子の声は辺りにこだました。いつのまにか勝と麻衣子を取り巻くように学生たちが集まっていた。
  麻衣子も分かっていたが、平気だった。
 「わかったよ。もう書かないよ。こんな大学の真ん中でしかも人前で派手に振ってくれてありがとう」
  勝は、悲しい顔で言った。
   「話は最後まで聞きなさい。私があなたにラブレターを書きます。そして、あなたの心の溶けない氷も私が溶けさせてあげます。愛しています、勝さん」
 麻衣子は、勝に抱きつきキスした。
  大学キャンパスに拍手の合唱が起こった。
 その合唱はしばらく鳴り止まなかった。
 



  
  
 
 
  
 

  
 

  
  
 
 

 
  
 


 



  
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