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11、オメガ経済特区って?

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 なんにもやることないなぁ。
熾「どうした?」
「何にもやることないー。
 つまんない」
熾「あぁ、すまない。
 今度遊べる物を買ってくるな?
 今は…そうだな、部屋を見てまわるか」
「部屋?」
 そういえば、ここも全然どこか知らないし、部屋だって、リビングとお風呂と自室とトイレしか行ってない。
熾「まず、ここはこの星のオメガ経済特区中央というオメガと番のアルファが生活している所だ。
 オメガ経済特区は各星ごとに普段生活する中央があり、その他のオメガ経済特区は観光や旅行を目的としていて各国に一つはある」
「へー」
 オメガとアルファが暮らす所。
「じゃあ、ベータはいないの?
 それにつまんないじゃないアルファは?」
熾「アルファは審査を通れば住むことができる。
 ベータは住むことはアルファよりも難しい審査があるから中々暮らすことは叶わない。
 だが、オメガ経済特区には店やショピングモールなどがあるから審査を通り働いている。」
 住んだり、仕事をするためには、審査を通らないといけないんだ。
「僕は審査通ってるの?」
熾「いや、オメガとその番は無条件で住むことができる」
 じゃあ、僕は審査してないんだ。
 さっき、熾が言っていたショピングモールやお店行きたいなぁ。
「ねぇ、熾。
 ショピングモール行きたい!」
熾「ショピングモールか。
 まだ、無理だな」
「なんで!」
 誰か使うからお店ができるんだよ?
 なのに僕は使えないの?
 なんで!
熾「今は行けないだけで、いつかは行けるぞ」
「本当?
 やったあ!」
熾「あぁ、那央が俺達がいないと生きていけなくなったらな…」ボソッ
 その時、僕はショピングモールにいつかいけることに浮かれていて熾の小さい独り言は聞こえなかった。
◆◆◆◆
 すみません!
 ストックが切れてしまいました。
 これからの小説投稿の頻度は二日に一回とします。
 読者の皆様、これからも宜しくお願い致します。
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