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新たな火種
4 孫、野盗を追う!
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「しっかし遠いな」
「う~ん……疲れたよ~」
俺とルカは昼食を取らずに朝からかなりの距離を飛行している。
「そうだな。流石に少し疲れたな。夕飯には少し早いが降りて食事にしようか?」
「わーい!」
俺の提案に、ルカは嬉しそうに空中をアクロバット飛行して喜びをアピールしている。コイツの疲れたは詐欺だな。
俺はフフッと笑って料理をするのに丁度いい場所を探していると、視界にものすごい勢いで走っている馬車が映った。
「ねぇグレイブ。あれって~」
「ああ。追われてるみたいだね」
猛烈な速度で走る馬車を複数の騎馬が追いかけている。そんなシーンに出くわした俺は、取り敢えず様子を見る為にも馬車の上空へと近づく。
ある程度接近した俺は、聴力強化を発動させ、何か聞こえないか探る。
そうこうしている内に馬車の車輪が速度に耐えきれず折れてしまった。
勢い余って転倒する馬車。
それを引いてた馬も当然地面を滑るように転がっていく。
「うわぁ……ありゃ御者は死んだかな」
御者台に乗っていた者は、馬車が転倒した拍子に台座から吹っ飛ばされて頭頂部から華麗な着地を決め、そのまま二転三転と転がり、首が曲がってはいけない方向に曲がってしまっている。
そして転倒した馬車は、こちらもやはり、転倒した拍子に中身が転がり出してくる。
どうやら馬車の積荷は人だったらしい。
見たところ上は20代後半から下は10才以外と色とりどりの女達だ。
助けるべきか?と思ったが、そもそも追われている女達の立場がわからない。
これで助けたら実は犯罪者でした!では俺まで犯罪者になってしまう。
仕方なく俺は、上空からもう少し様子を見る事にした。
そうしている内に、眼下では女達は騎馬の者達にあっさりと捕まっていた。
「ヤッホーイ!女が沢山居るなんてツイてるぜ!」
「アニキ!今日はヤリ放題っすね!」
「今日は酒池肉林の宴っす!」
「ヤルっすヤルっす!」
騎馬の者達はどうやら皆男で、会話を聞いている限りだと今すぐぶち殺しても問題なさそうな感じだが……
「グレイブ~女の子達つれてかれちゃうね?」
「このまま上から追いかけるぞ」
今すぐ飛び込んで男達を全滅させるのは可能だろうが、どうせならアジトに案内させて一網打尽にした方がいいと判断した。
こうして俺が上空から見守る中、騎馬の男達に周りを囲まれ、女達は逃げられないまま、ゆっくりと歩かされて行った。
それから半日はしただろうか。ようやくアジトらしいところに到着したらしく、男達はヒャッハー!とはしゃいでいる。
「アジトっていうか普通に村だね?」
「ああ。野盗どもが作る村か……」
俺とルカは上空からアジトと目される村を観察する。
一見すると普通に村だ。
家が複数並び建ち、畑に井戸もある。そして畑では農作業している者達がいい汗を流しているのだから、旅の途中などで普通に見たら、ここが盗賊や野盗のアジトとは到底思えない。
「カモフラージュか?」
「すごいね。野盗しながら村人もするなんて~」
「村人が野盗もやってるのかもしれないけどな」
「どっちも一緒じゃない?」
「まぁ……大差はないな」
そうやって観察している間に、女達は一軒の家の中に集められていた。
外には数人の護衛が居るのみ。
「よし。取り敢えず護衛を倒して女達が入れられた家を制圧しよう」
「護衛は殺すの?」
「いや……気絶させるだけにしておく」
「はーい!」
そう決めた俺とルカは、護衛目掛けて上空から一気に急降下した!
「んあ?鳥か?」
「いいや、ヒーローさ」
急に差した影に護衛の男が顔を上げた瞬間、俺の拳が護衛の顔面にめり込んだ!
崩れ落ちそうになる護衛を抱き、壁に寄りかからせるように座らせた。
「終わったよ~」
その声の方に視線を向ければ、俺が倒した護衛と同じように壁に背を預けて気絶している男。
どうやらルカの方も問題なく無効化出来たらしい。
俺達は顔を見合わせて一つ頷き、女達が囚われている家の扉を開け──ブオン!という風圧を纏った風切り音とが俺の顔面に迫る!
「ッぐお!」
眼前に迫った大きな拳を、俺は辛うじて腕で防御した!がしかし、押し出された拳は重く、俺の軽い体重を力任せに吹っ飛ばした!
「……ぐッ」
俺は背後にあった家屋に背中から激突し、その家屋の壁をぶち破り、部屋の中を転がって奥の壁にぶつかったところでなんとか止まる。
「グレイブ!」
ルカが駆け付けてくるのを手で制し、上を指して上空へと退避させた。
事前に合図を決めていてよかったぜ。
俺はダメージからふらふらといった様子で立ち上がり、目の前の俺をぶっ飛ばした男を睨み付ける。
「おうおう。ここは孤児院や託児所じゃないんだがなぁ?」
男はそう言って悠然と扉から姿を現した。
「う~ん……疲れたよ~」
俺とルカは昼食を取らずに朝からかなりの距離を飛行している。
「そうだな。流石に少し疲れたな。夕飯には少し早いが降りて食事にしようか?」
「わーい!」
俺の提案に、ルカは嬉しそうに空中をアクロバット飛行して喜びをアピールしている。コイツの疲れたは詐欺だな。
俺はフフッと笑って料理をするのに丁度いい場所を探していると、視界にものすごい勢いで走っている馬車が映った。
「ねぇグレイブ。あれって~」
「ああ。追われてるみたいだね」
猛烈な速度で走る馬車を複数の騎馬が追いかけている。そんなシーンに出くわした俺は、取り敢えず様子を見る為にも馬車の上空へと近づく。
ある程度接近した俺は、聴力強化を発動させ、何か聞こえないか探る。
そうこうしている内に馬車の車輪が速度に耐えきれず折れてしまった。
勢い余って転倒する馬車。
それを引いてた馬も当然地面を滑るように転がっていく。
「うわぁ……ありゃ御者は死んだかな」
御者台に乗っていた者は、馬車が転倒した拍子に台座から吹っ飛ばされて頭頂部から華麗な着地を決め、そのまま二転三転と転がり、首が曲がってはいけない方向に曲がってしまっている。
そして転倒した馬車は、こちらもやはり、転倒した拍子に中身が転がり出してくる。
どうやら馬車の積荷は人だったらしい。
見たところ上は20代後半から下は10才以外と色とりどりの女達だ。
助けるべきか?と思ったが、そもそも追われている女達の立場がわからない。
これで助けたら実は犯罪者でした!では俺まで犯罪者になってしまう。
仕方なく俺は、上空からもう少し様子を見る事にした。
そうしている内に、眼下では女達は騎馬の者達にあっさりと捕まっていた。
「ヤッホーイ!女が沢山居るなんてツイてるぜ!」
「アニキ!今日はヤリ放題っすね!」
「今日は酒池肉林の宴っす!」
「ヤルっすヤルっす!」
騎馬の者達はどうやら皆男で、会話を聞いている限りだと今すぐぶち殺しても問題なさそうな感じだが……
「グレイブ~女の子達つれてかれちゃうね?」
「このまま上から追いかけるぞ」
今すぐ飛び込んで男達を全滅させるのは可能だろうが、どうせならアジトに案内させて一網打尽にした方がいいと判断した。
こうして俺が上空から見守る中、騎馬の男達に周りを囲まれ、女達は逃げられないまま、ゆっくりと歩かされて行った。
それから半日はしただろうか。ようやくアジトらしいところに到着したらしく、男達はヒャッハー!とはしゃいでいる。
「アジトっていうか普通に村だね?」
「ああ。野盗どもが作る村か……」
俺とルカは上空からアジトと目される村を観察する。
一見すると普通に村だ。
家が複数並び建ち、畑に井戸もある。そして畑では農作業している者達がいい汗を流しているのだから、旅の途中などで普通に見たら、ここが盗賊や野盗のアジトとは到底思えない。
「カモフラージュか?」
「すごいね。野盗しながら村人もするなんて~」
「村人が野盗もやってるのかもしれないけどな」
「どっちも一緒じゃない?」
「まぁ……大差はないな」
そうやって観察している間に、女達は一軒の家の中に集められていた。
外には数人の護衛が居るのみ。
「よし。取り敢えず護衛を倒して女達が入れられた家を制圧しよう」
「護衛は殺すの?」
「いや……気絶させるだけにしておく」
「はーい!」
そう決めた俺とルカは、護衛目掛けて上空から一気に急降下した!
「んあ?鳥か?」
「いいや、ヒーローさ」
急に差した影に護衛の男が顔を上げた瞬間、俺の拳が護衛の顔面にめり込んだ!
崩れ落ちそうになる護衛を抱き、壁に寄りかからせるように座らせた。
「終わったよ~」
その声の方に視線を向ければ、俺が倒した護衛と同じように壁に背を預けて気絶している男。
どうやらルカの方も問題なく無効化出来たらしい。
俺達は顔を見合わせて一つ頷き、女達が囚われている家の扉を開け──ブオン!という風圧を纏った風切り音とが俺の顔面に迫る!
「ッぐお!」
眼前に迫った大きな拳を、俺は辛うじて腕で防御した!がしかし、押し出された拳は重く、俺の軽い体重を力任せに吹っ飛ばした!
「……ぐッ」
俺は背後にあった家屋に背中から激突し、その家屋の壁をぶち破り、部屋の中を転がって奥の壁にぶつかったところでなんとか止まる。
「グレイブ!」
ルカが駆け付けてくるのを手で制し、上を指して上空へと退避させた。
事前に合図を決めていてよかったぜ。
俺はダメージからふらふらといった様子で立ち上がり、目の前の俺をぶっ飛ばした男を睨み付ける。
「おうおう。ここは孤児院や託児所じゃないんだがなぁ?」
男はそう言って悠然と扉から姿を現した。
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