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始まり。
情報処理技術者試験。
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《成程、下から、とばっかり思ってたからな》
《そうですね、ですが上から先に教える事で、上役が下に教えると言う構造が勝手に出来上がりましたし。明確な役職の線引きも可能になり、内部が更に動かし易くなったので、もういい加減に婚約だけでもして貰えませんかね》
「王よ、どう思いますかね」
《残念だが、コレは景品なんで無理だな》
「だそうだ」
『もー、王様もローシュさんの厚意に甘えないで下さいよ』
《いや、俺の前で利用されて良いって態度なのが悪い》
「仰る通り」
『もー』
《大丈夫だ、それこそお前のお姉ちゃんは侠気が有る。つまりだ、成果さえ出れば、ちゃんと収まるつもりだろう?》
「おう。但し、良い相手が居ればだ」
《ルツより良い男は、俺位だな》
「顔が無理」
《偶には悩んでも良くないか?俺王様だよ?》
「ムサい、ウザい、権力とかマジで要らねぇし」
《本当に、ウチの姉上様は俺より面倒が嫌いだよな》
「何せ年ですから」
《はいはい、そう労いたいが、次は下へ下へだ》
《辺境伯達への学習補佐、それと同時に下の掬い上げ、ですね》
『やっぱり、僕らが平民は、無理ですか?』
《それこそお前は良いが、ローシュはダメだ。トロフィーを欲しがるのも居るのに活用しないのは、ローシュの苦労を無駄にさせると同義。次は守る、絶対にだ》
「よっ、流石王様」
《茶化しても良いですが、次に同じ事が有った場合、どう責任を取るおつもりですか》
《所有を諦める。それから死んだ事にして大粛清をして、ルツと共に即時引退。精々、指を咥えながら浮島で平和に下界を眺めてて貰うだけ、だな》
《私は今直ぐでも良いですよ》
「却下、居心地が悪くてそれこそ発狂するわ」
アレから3ヶ月。
あの2人はまだ不定期に錯乱はするけど、ちゃんと生き、実に有効活用されている。
毒蛇に噛ませる事で血清を生産出来るかの実験台や、義手や義足の開発、特殊性癖持ちを満足させる事にも協力してくれている。
そして如何に理屈が合わない事を平気で言い、思えるかの、悪しき見本と教本になってくれている。
が、ただ見世物にしているワケでも無い。
定期的に哲学者や情報処理技術者の最高位、医師等により説得され続け。
ついには唆された方は真に反省し、理解したとして、喉を治された。
そうして今では大好きな相手を説得する側になり、相変わらずお世話もしている。
色んな意味で。
『僕が浮島へ、ってお願いしてもダメですか?』
「他の事なら聞いてあげる」
『僕が帰ったら、絶対にちゃんと幸せになって下さいね』
「オマエモナー」
辺境伯達への情報処理技術者試験は順調。
けど、掬い上げがやっぱり難しい。
それこそローシュさんに頼らないと、トロフィーや餌が無いと、自分達の為になる筈なのに食い付いてくれない。
しかも男女関係無く、何も無いと食い付いてくれないから、ルツさん目当ての女性も来てしまう。
《お互いの為に共闘しませんか》
「却下」
ローシュさんはルツさんが平気にはなったけど、色んな意味で距離が縮まらない。
なので王様と相談して、ある噂を広める事にした。
ルツさんはローシュさんを好き、けどローシュさんは国民全員が字を読める様にならないと結婚しないと言い切っている、非常に仕事熱心な女性だ。
と言う噂を、裏でコッソリ、ローシュさんにバレない様に頑張って流布させている最中でもある。
噂と言うか、ある意味では事実だから、出来たら叶って欲しいなと思ってる。
だって、ローシュさんはルツさんを嫌いじゃないんだもの。
《おはようございます、好きです》
「もう逆に、ムキになってない?」
《伝わっていないのかも知れない、そう思っていた時の方が、遥かに苛々はしていましたけど。今は拒絶されない喜びを噛み締めている、と言った感じです》
「あぁ、ご苦労様で御座います」
「ローシュ様ー!」
「はいはい、何か」
「お腹を撫でて貰えませんか?」
「あぁ、はい、私で良ければ」
王都、それから私達の滞在する州、大臣達が視察した町。
それらがどう反応したのか、ローシュの噂は多種多様なモノへと変化し、今では子宝の妖精としての扱いを受けている。
「ありがとうございます」
「いえいえ、どうぞ安産であります様に」
この噂の原因の半分は、王妃の懐妊。
もう半分は、彼女の祈り方によるものでは、と。
膝を折り、手を合わせる。
ローシュやクーリナの国では当たり前でも、この地の人間にとっては珍しく、それこそ貴族が平民に膝を折るのは謝罪の時でも有り得ない。
けれども異国の人間だと目に見えて分かるからこそ、一種の儀式めいた何かに見えるのでは、と。
プラセボだ、そうですが。
《いよいよ、魔女扱いされそうですね》
「なら逆に蹂躙してやるわ」
《そうですね、ですが上から先に教える事で、上役が下に教えると言う構造が勝手に出来上がりましたし。明確な役職の線引きも可能になり、内部が更に動かし易くなったので、もういい加減に婚約だけでもして貰えませんかね》
「王よ、どう思いますかね」
《残念だが、コレは景品なんで無理だな》
「だそうだ」
『もー、王様もローシュさんの厚意に甘えないで下さいよ』
《いや、俺の前で利用されて良いって態度なのが悪い》
「仰る通り」
『もー』
《大丈夫だ、それこそお前のお姉ちゃんは侠気が有る。つまりだ、成果さえ出れば、ちゃんと収まるつもりだろう?》
「おう。但し、良い相手が居ればだ」
《ルツより良い男は、俺位だな》
「顔が無理」
《偶には悩んでも良くないか?俺王様だよ?》
「ムサい、ウザい、権力とかマジで要らねぇし」
《本当に、ウチの姉上様は俺より面倒が嫌いだよな》
「何せ年ですから」
《はいはい、そう労いたいが、次は下へ下へだ》
《辺境伯達への学習補佐、それと同時に下の掬い上げ、ですね》
『やっぱり、僕らが平民は、無理ですか?』
《それこそお前は良いが、ローシュはダメだ。トロフィーを欲しがるのも居るのに活用しないのは、ローシュの苦労を無駄にさせると同義。次は守る、絶対にだ》
「よっ、流石王様」
《茶化しても良いですが、次に同じ事が有った場合、どう責任を取るおつもりですか》
《所有を諦める。それから死んだ事にして大粛清をして、ルツと共に即時引退。精々、指を咥えながら浮島で平和に下界を眺めてて貰うだけ、だな》
《私は今直ぐでも良いですよ》
「却下、居心地が悪くてそれこそ発狂するわ」
アレから3ヶ月。
あの2人はまだ不定期に錯乱はするけど、ちゃんと生き、実に有効活用されている。
毒蛇に噛ませる事で血清を生産出来るかの実験台や、義手や義足の開発、特殊性癖持ちを満足させる事にも協力してくれている。
そして如何に理屈が合わない事を平気で言い、思えるかの、悪しき見本と教本になってくれている。
が、ただ見世物にしているワケでも無い。
定期的に哲学者や情報処理技術者の最高位、医師等により説得され続け。
ついには唆された方は真に反省し、理解したとして、喉を治された。
そうして今では大好きな相手を説得する側になり、相変わらずお世話もしている。
色んな意味で。
『僕が浮島へ、ってお願いしてもダメですか?』
「他の事なら聞いてあげる」
『僕が帰ったら、絶対にちゃんと幸せになって下さいね』
「オマエモナー」
辺境伯達への情報処理技術者試験は順調。
けど、掬い上げがやっぱり難しい。
それこそローシュさんに頼らないと、トロフィーや餌が無いと、自分達の為になる筈なのに食い付いてくれない。
しかも男女関係無く、何も無いと食い付いてくれないから、ルツさん目当ての女性も来てしまう。
《お互いの為に共闘しませんか》
「却下」
ローシュさんはルツさんが平気にはなったけど、色んな意味で距離が縮まらない。
なので王様と相談して、ある噂を広める事にした。
ルツさんはローシュさんを好き、けどローシュさんは国民全員が字を読める様にならないと結婚しないと言い切っている、非常に仕事熱心な女性だ。
と言う噂を、裏でコッソリ、ローシュさんにバレない様に頑張って流布させている最中でもある。
噂と言うか、ある意味では事実だから、出来たら叶って欲しいなと思ってる。
だって、ローシュさんはルツさんを嫌いじゃないんだもの。
《おはようございます、好きです》
「もう逆に、ムキになってない?」
《伝わっていないのかも知れない、そう思っていた時の方が、遥かに苛々はしていましたけど。今は拒絶されない喜びを噛み締めている、と言った感じです》
「あぁ、ご苦労様で御座います」
「ローシュ様ー!」
「はいはい、何か」
「お腹を撫でて貰えませんか?」
「あぁ、はい、私で良ければ」
王都、それから私達の滞在する州、大臣達が視察した町。
それらがどう反応したのか、ローシュの噂は多種多様なモノへと変化し、今では子宝の妖精としての扱いを受けている。
「ありがとうございます」
「いえいえ、どうぞ安産であります様に」
この噂の原因の半分は、王妃の懐妊。
もう半分は、彼女の祈り方によるものでは、と。
膝を折り、手を合わせる。
ローシュやクーリナの国では当たり前でも、この地の人間にとっては珍しく、それこそ貴族が平民に膝を折るのは謝罪の時でも有り得ない。
けれども異国の人間だと目に見えて分かるからこそ、一種の儀式めいた何かに見えるのでは、と。
プラセボだ、そうですが。
《いよいよ、魔女扱いされそうですね》
「なら逆に蹂躙してやるわ」
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