見える世界は暗くても、空はきっとずっと碧い。

結局、顔

世の中は至ってシンプルだ。
結局、顔。
顔が悪いと全部悪いと言う人間もいるそうだ。
じゃあ自分は国宝級のお顔をされているのですか？と論破したくなるが、ここで言ってもしょうがない。

類は友を呼ぶ。冗談じゃない、嘘をつくな。
私はなんでもない通行人Aのようなフツメンだ。(ブスと言うとそこそこ自分で心を抉ることになるからそう言わせて欲しい。)
フツメンにはフツメンが周りにいるはずなのだがそこそこ、いや、イケメンと美女が多すぎる。

どうなってんだ。助けてくれ。フツメンが普通じゃなくなるだろ。
と愚痴を叩いても美顔になる訳じゃない。やめておく。

イケメンや、美女はいいと言われがちだがそれもそれで大変らしい。
その美を保たなければならない。美しいものはそれ以上美しくはならない。だからそれを落とさないようにキープし続けなければならない。そんな努力がワーキャー言われる秘訣だろう。

当たり前とも思える。沢山努力した分、それだけの見返りがなければやっていけない。ただやはり、妬みを買うものだ。
イケメンや美女は得をするだろう。
イケメンならなんの苦労もいらずに女の子がいつも周りにいて。
可愛い子ならなんでも買ってもらえて、甘えたら必ず答えてくれるかもしれない。

でも誰しもそのチャンスはある。メイクや、整形。それも立派な努力であり、頑張っていると自分自身で讃えることができるのではないだろうか。
結果、顔が良くても心が美しなければ寄ってくるものもよってこない。なんだかんだ、人は平等に作られているのかもしれない。

悲しいヤツだと思った?そうでも思わなきゃ、生きていけない。人生は長いようで短いけど、短いようで長いんだ。自分の思い通りの人生にならなくても、思考回路ぐらいは自分の思い通りにしたいじゃないか。
そうやって少しでも前を向いて、自分磨きをしていけば、自然と
かっこいい、可愛い、美しいと思ってもらえる。案外この世界も、捨てたもんじゃないと、私は思う。