見える世界は暗くても、空はきっとずっと碧い。

人の心は読まない方がいい

楽して生きたい。
そう考えたことのある人はきっと少なくないと思う。
誰しもそうだ。楽ができるならきっとどれほどの人が救われるのだろう。

私はよく人の心を読む。
合っているか、間違っているかは定かではないが、勝手に人の心を読む。
そして勝手に苦しんで勝手に病む。もはや病気とまで言えるのではないかと思う。

誰が自分にどう思うかなど、本当はどうだっていいんだ。何をするにしても誰かの批判は必ず食らう。
だからそんなことをいちいち気にして苦しむなんて本当に馬鹿げている。
わかってる、わかってはいる。
でも考えることをやめることができないんだ。

必死にやめたいのに、人の心なんてわかるわけないのに。
私の事なんか、誰も大切に思ってないのも、わかってるのに。

人の心は読まない方がいい。
なぜなら苦しくなるだけだから。
人の心を読む必要がある時は、
自分を大切に思ってくれる人だけでいい。
自分にとって嫌な人に気を使う必要はない。
誰かに干渉されて自分で首を締めるようなことになるのなら、何も考えず仲間を捨てる方が、よっぽどいい。
だが、それができたらきっと、誰も苦労しないのだろう。
もっと生きやすい世界だったらいいのにな。