見える世界は暗くても、空はきっとずっと碧い。

からかいは時にいじめになる

昔から私はからかいの的でした。
真面目に生きて、優しい人。
私の取り柄は優しいこと。
それにすがってからかってくるのです。

からかいは様々なものがありました。
口頭での悪口。軽い暴力。
かわないとわかっている喧嘩。

私は優しく腹を立てずに一生懸命耐えていました。
そう、"耐えていました"。

ふざけて返すのも疲れ始めると同時に、からかう側もどんどんエスカレートしていきます。
からかいはいじめへと姿を変え、やがて私はいじめられっ子になりました。

ふざけてるだけ。からかっただけ。
からかい行為が問題になれば加害者は間違いなくこう言うでしょう。
ですが、いじめは被害者がいじめと認識したらそれはいじめになります。
知らずのうちにあなたも誰かをいじめているかもしれない。

からかいといじめの差も分からないようなら、1人孤独でいた方がよっぽどマシ。
なんでも度を過ぎるといけないということです。

優しい人=何でもしていいなんて定義はどこにもありません。
その人も1人の人で、傷ついて、苦しんで、そういった辛苦を味わっています。

からかいは時にいじめになる。
人との関わり方を今一度考えなきゃ、罪を重ねていくばかりです。
ここで改心しましょう。
それとも、その人を怒らせて笑い話にしますか?
その後生きている確証はないのに。
普段怒らない人は何をするか分かりません。その人が平気で人を殺してしまう人間だったら?
人との付き合い方は、考えなければ行けません。