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第四章 ラブコメって言ったら学園じゃね…
第371話 踊るもの踊らされるもの (2)
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いや~、酷い目に合った。
僕ちん”外部進学男子生徒の退学問題”の対策として入学した自身の使命を果たしていただけだってのに、正座三時間って酷いと思わない?
それに俺のしたことって、元々この学園の生徒であればだれでも見る事の出来る学園ホームページの生徒専用ページを紹介しただけよ?
これって本来学園側がきちんと外部進学生徒にも周知徹底しておかなければならない事だと思うんだけどその辺どう思う、マネジメント部の吉川さん?
現在お昼休み、午前中に起きた一連の騒動を受け生徒指導室でお説教と相成りそうだったのでついでにマネジメント部の吉川を呼び出し逆に説教をかましている男子生徒、どうも、俺です。
だってもう酷いんだもん、クラスメートの女子たちに聞いたら学園のホームページからのリンクの話し一切知らないって言うんだもん。プリントとか学園案内になかったって聞いても誰も知らないのよ、スタジオS&Bの教育動画は中等部の男子生徒対策の要だったじゃん。なんでそれを外部進学生徒に徹底しない、馬鹿なのかお前らは。
学年主任、さっきから呆けた顔してるけど俺の言葉はあなたにも言ってるんですからね?この学園における男子生徒の役割を忘れた訳じゃないでしょうが、彼らは所謂”ニンジン”なんですよ。そのニンジンの鮮度が悪くなったら走る馬も走らんでしょうが。上位クラスのニンジンの鮮度がいいから構わない?本気で言ってる?
だったら学園の教師なんぞ辞めちまえ!
この学園は極上男子を最高の餌として女子生徒を育成する養成所なんだよ、エサの管理もろくにしようとしない飼育員はいらないんだよ!
俺の突然の怒気を含んだ説教に怒りよりも困惑を現す学年主任。
「あ、あの佐々木君、こちらの学年主任はまだこの問題についてそこまで理解が及んでいないと言いますか・・・。」
何とか間を取り持とうとする吉川。
だからそもそも意思統一が出来ていないのが問題だって言ってんだろうが。
で、新入学外部進学生徒に配るDVDセットの方は準備できたの?
苛立ちを隠せないまま吉川に問い掛ける。
「は、はい。すでに発注は済ませてあります。明日には外部進学生徒のいる三クラスに配る事が出来ると思います。」
そうですか、それじゃ悪いんだけど明日の放課後にでも一年生女子を対象にした学年集会を開いて貰えますか?そのままDVDを配っても見ない人もいるでしょうから。
あなた方は今一度対策を打つとはどういうことか考え直した方がいいですよ?
俺は一人生徒指導室を出るとスマホを取り出し一本の電話を掛けた。
「あ、もしもしおばちゃん?こないだお願いしていた件なんだけど、急で悪いんだけど明日の午後って時間の都合着くかな?」
(side:学年主任)
「はぁ~、佐々木君目茶苦茶怒ってるし。
私だってこれでも色々頑張っているんですよ~。
そりゃ入学当初から迷惑掛け捲ってますけど、それ私のせいじゃないじゃないですか~。私ばかり怒らないでくださいよ、愛が足りないんですよ愛が、このパワハラ上司~!」
先程生徒指導室を出て行った男子生徒に向かい悪態をつくマネジメント部の吉川さん。マネジメント部の吉川と言えば切れ者と噂の人物、中等部の立て直しに尽力し、ここ数年急激に質の上がった内部進学男子生徒を作り出した立役者。その実績で高等部担当へ移籍したエリート中のエリートである吉川さんが一人の男子生徒に説教をされている。意味が分からない。
大体彼は午前中に騒ぎを起こしたとして呼び出しを食らったのではないのか、本来は説教される側ではないのか。
その彼とは佐々木大地、この学園ではありえないほどの貧素な面立ちの男子生徒、一部では裏口入学なのではと噂される人物であった。
「あの、吉川さん。なぜこの様に一生徒の言う事を教師である我々が聞かねばならないのでしょうか?彼はいったい何者なんですか?」
こちらの話に顔を上げ、乾いた笑みを浮かべる吉川さん。彼女は諦念を込めた口調で話し始めた。
「彼ですか?う~ん、佐々木君は簡単に言えば”怒らせてはいけない人物”ですかね。基本的には面倒見のいい優しく優秀な人なんですけどね、自分にも他人にも厳しいと言いますか、いい加減な事が大っ嫌いなんですよね~。私も良く怒られるんですよ、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
で、どれくらい優秀かと言うと、自身の出身中学の不登校生徒をゼロにしたり、崩壊した我が学園の中等部をわずかな期間で立て直して現在の質のいい男子生徒を作り出すシステムを構築したりですかね。
今私がココにいるのもすべて彼のお陰でしょうか。
彼が現在学園にいるのもこちらから何度もお願いした結果なんですよ。理事会にも彼のファンが多数いますから、彼の実績は知る人ぞ知る公然の秘密みたいなものなんですが。
彼って自身の成果を誇ろうとしないんで、舐めて掛かる人が多いんですよね。そして自滅していく。
ここだけの話ですが、佐々木君には法的にこの学園を業務停止に出来るだけの借りがあるんですよ。いま私たちが無事に生活できているのも実は彼のお陰だったりするんですよね~。」
何か聞いてはいけないとんでもない事をサラッと述べる吉川さん。止めて、私まだ家のローンが払い終わってないの。
明日の放課後、一年女子生徒の学年集会ね、滞りなく準備させていただきます。ですのでどうかその矛をお収め下さい、佐々木大地様。
私は学年主任としての仕事を全うしようと、強く決意するのでした。
僕ちん”外部進学男子生徒の退学問題”の対策として入学した自身の使命を果たしていただけだってのに、正座三時間って酷いと思わない?
それに俺のしたことって、元々この学園の生徒であればだれでも見る事の出来る学園ホームページの生徒専用ページを紹介しただけよ?
これって本来学園側がきちんと外部進学生徒にも周知徹底しておかなければならない事だと思うんだけどその辺どう思う、マネジメント部の吉川さん?
現在お昼休み、午前中に起きた一連の騒動を受け生徒指導室でお説教と相成りそうだったのでついでにマネジメント部の吉川を呼び出し逆に説教をかましている男子生徒、どうも、俺です。
だってもう酷いんだもん、クラスメートの女子たちに聞いたら学園のホームページからのリンクの話し一切知らないって言うんだもん。プリントとか学園案内になかったって聞いても誰も知らないのよ、スタジオS&Bの教育動画は中等部の男子生徒対策の要だったじゃん。なんでそれを外部進学生徒に徹底しない、馬鹿なのかお前らは。
学年主任、さっきから呆けた顔してるけど俺の言葉はあなたにも言ってるんですからね?この学園における男子生徒の役割を忘れた訳じゃないでしょうが、彼らは所謂”ニンジン”なんですよ。そのニンジンの鮮度が悪くなったら走る馬も走らんでしょうが。上位クラスのニンジンの鮮度がいいから構わない?本気で言ってる?
だったら学園の教師なんぞ辞めちまえ!
この学園は極上男子を最高の餌として女子生徒を育成する養成所なんだよ、エサの管理もろくにしようとしない飼育員はいらないんだよ!
俺の突然の怒気を含んだ説教に怒りよりも困惑を現す学年主任。
「あ、あの佐々木君、こちらの学年主任はまだこの問題についてそこまで理解が及んでいないと言いますか・・・。」
何とか間を取り持とうとする吉川。
だからそもそも意思統一が出来ていないのが問題だって言ってんだろうが。
で、新入学外部進学生徒に配るDVDセットの方は準備できたの?
苛立ちを隠せないまま吉川に問い掛ける。
「は、はい。すでに発注は済ませてあります。明日には外部進学生徒のいる三クラスに配る事が出来ると思います。」
そうですか、それじゃ悪いんだけど明日の放課後にでも一年生女子を対象にした学年集会を開いて貰えますか?そのままDVDを配っても見ない人もいるでしょうから。
あなた方は今一度対策を打つとはどういうことか考え直した方がいいですよ?
俺は一人生徒指導室を出るとスマホを取り出し一本の電話を掛けた。
「あ、もしもしおばちゃん?こないだお願いしていた件なんだけど、急で悪いんだけど明日の午後って時間の都合着くかな?」
(side:学年主任)
「はぁ~、佐々木君目茶苦茶怒ってるし。
私だってこれでも色々頑張っているんですよ~。
そりゃ入学当初から迷惑掛け捲ってますけど、それ私のせいじゃないじゃないですか~。私ばかり怒らないでくださいよ、愛が足りないんですよ愛が、このパワハラ上司~!」
先程生徒指導室を出て行った男子生徒に向かい悪態をつくマネジメント部の吉川さん。マネジメント部の吉川と言えば切れ者と噂の人物、中等部の立て直しに尽力し、ここ数年急激に質の上がった内部進学男子生徒を作り出した立役者。その実績で高等部担当へ移籍したエリート中のエリートである吉川さんが一人の男子生徒に説教をされている。意味が分からない。
大体彼は午前中に騒ぎを起こしたとして呼び出しを食らったのではないのか、本来は説教される側ではないのか。
その彼とは佐々木大地、この学園ではありえないほどの貧素な面立ちの男子生徒、一部では裏口入学なのではと噂される人物であった。
「あの、吉川さん。なぜこの様に一生徒の言う事を教師である我々が聞かねばならないのでしょうか?彼はいったい何者なんですか?」
こちらの話に顔を上げ、乾いた笑みを浮かべる吉川さん。彼女は諦念を込めた口調で話し始めた。
「彼ですか?う~ん、佐々木君は簡単に言えば”怒らせてはいけない人物”ですかね。基本的には面倒見のいい優しく優秀な人なんですけどね、自分にも他人にも厳しいと言いますか、いい加減な事が大っ嫌いなんですよね~。私も良く怒られるんですよ、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
で、どれくらい優秀かと言うと、自身の出身中学の不登校生徒をゼロにしたり、崩壊した我が学園の中等部をわずかな期間で立て直して現在の質のいい男子生徒を作り出すシステムを構築したりですかね。
今私がココにいるのもすべて彼のお陰でしょうか。
彼が現在学園にいるのもこちらから何度もお願いした結果なんですよ。理事会にも彼のファンが多数いますから、彼の実績は知る人ぞ知る公然の秘密みたいなものなんですが。
彼って自身の成果を誇ろうとしないんで、舐めて掛かる人が多いんですよね。そして自滅していく。
ここだけの話ですが、佐々木君には法的にこの学園を業務停止に出来るだけの借りがあるんですよ。いま私たちが無事に生活できているのも実は彼のお陰だったりするんですよね~。」
何か聞いてはいけないとんでもない事をサラッと述べる吉川さん。止めて、私まだ家のローンが払い終わってないの。
明日の放課後、一年女子生徒の学年集会ね、滞りなく準備させていただきます。ですのでどうかその矛をお収め下さい、佐々木大地様。
私は学年主任としての仕事を全うしようと、強く決意するのでした。
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