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第四章 ラブコメって言ったら学園じゃね…
第351話 木村君、部活見学に行かない?
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”キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン”
私立桜泉学園高等部での生活も今日で三日目。
初日二日目とかなり慌ただしい生活であったが、一般の授業も始まり漸くの平穏が訪れたと胸を撫で下ろす木村英雄十五歳であった。
「はい、今日はここまで。宿題は次回までにやって来る様に。」
授業終了を告げる担当教諭、四時限目の終了を告げるチャイムにクラス中の人間が移動を始める。
なぜならひろし君が学食に行くから。
そう、この学園には学食がある。そのシステムは中等部と変わらず、ひろし君はその実績(大混乱の原因と言う意味で)から特別にサロンの使用が許可されており、そちらで昼食を摂っているのだ。
この一年Aクラスに現在残っているのは木村英雄と高木康太、それに混雑を嫌う女子生徒が数名。残りの男子生徒は中等部出身者である為この事態には慣れっこなのだろう、それぞれの居場所へと散っていった。
「やぁ、木村君。この学園の生活にはもう慣れたかい。」
声を掛けたのは高木康太であった。
彼はいわゆる内部進学組、これまでひろし君の偉業をつぶさに見て来た被害者だ。そんな彼だからこそ外部進学生徒の木村に気を割いたのであろう。
「あぁ、高木か。この感じは小学校以来だからな、正直まだ慣れたとは言い難い。
改めて思うがひろし君は異常だな。彼と周りの女性は良いかもしれないが、周囲の男は堪ったものではないんじゃないのか?
それにあの留学生、危険な匂いがプンプンする。俺もモデルの修行で周りの気配を感じ取れるようになっているから分るが、彼女の周りには常に護衛が付いているだろう。しかも普通の生徒に悟らせない形で。」
カバンからお昼のお弁当を取り出し広げる木村。
彼のお昼は英雄君ママの愛情弁当だ。学食でいいと言ったら泣かれてしまったのだから仕方がない。
木村君の前の席を彼の席へとくっ付ける高木君。椅子に座ると机にはいつの間にかお弁当と飲み物が並べられていた。
「ありがとう志乃。君も一緒に食べるだろう?」
「はい、私はお隣で控えさせていただきます。」
声の方を向けば、艶のある短めの黒髪をヘアピンで留めた美しい女生徒が、自らの弁当を広げている所であった。
「確か如月さんだったよな。彼女更に腕を上げたんじゃないか?今なんかほとんど手品だぞ、いつの間に現れたんだその弁当。」
木村君は高木君のお弁当を指さす。
高木君はお茶を一口含み諦念を込めた声色で答えた。
「もう慣れた。」
常に気が付けば傍にいるのが如月志乃と言う存在。高木君の中では彼女は既に自分の一部となっているのだろう。
「それにしても木村君のお弁当は豪華だね。」
木村君のお弁当はそれはそれはボリュウミーなものであった。十代中ごろの食べ盛りな男の子だからこそのモノであろう。
「なんだ高木、一つ摘まんでみるか?」
すっとお弁当を差し出す木村君に”いやいや悪いよ”と遠慮する高木君。
遠慮をするなよと笑顔で進める木村君に苦笑いの高木君。
では私《わたくし》が一つと箸を伸ばす。
ウンウンこの卵焼きお砂糖が丁度良くってうまうまですな。ついでにこの唐揚げもよろしいでしょうか?
「「「!?」」」
ん?どうしたの三人とも驚いた顔をしちゃって?お弁当食べないとお昼休み終わっちゃうよ?
「「「いやいやいや、お前何時からそこにいたんだよ!?」」」
えっ?四時限目が終わってからずっと?横でナレーション入れてるのになかなか突っ込み入れてくれないんだもん。思わずちょっかい出しちゃったよ。(てへぺろ)
あ、俺も弁当持って来てたんだよね、お仲間に入れさせていただきま~す。
”誰か気が付いた?”
”いや全く、気配すら感じなかった。気配が無いなら無いで違和感を感じるのにそれすらなかったぞ!?”
”私もまったく。佐々木様は本当に人間なんでしょうか?”
う~ん、なんか酷い言われ様。でもこれには訳があるのよ?おふざけでやってる訳じゃないんだからね。(ぷんすか)
俺は本日の一連の流れを説明した。
その一
登校する。⇒正門前で安定の職質。⇒定位置での待機。(持参のマグボトルでお茶をする)⇒警備主任登場からの本日の総評。(捕縛までの態度は良くないが、報告・連絡・相談は徹底していた点を評価。)⇒解放
その二
校内を歩く。⇒女子生徒に不審な目で見られる。⇒教職員に連行される。⇒担任の高橋先生に引き渡される。(なぜか小言付きで)
その三
校内を歩く。⇒風紀委員に職質される。⇒風紀委員室に連行される。⇒風紀委委員長の風見屋先輩に引き渡され解放される。(なぜか”不憫な”と言われ頭を撫でられる。)
その四
校内を歩く。⇒生徒会役員に捕まる。⇒生徒会室に連れて行かれる。⇒石川副生徒会長に引き渡される。⇒洋一君大爆笑。
こんな感じ?
もう面倒になっちゃってね、気配薄くして気にならないようにしています。多分授業中に正面から入って来ても誰も気にしないんじゃない?見えないんじゃなくって気にならないから。まさに路傍の石、モブの俺にピッタリ。
口をあんぐり開けてポカンとする三人。どうした?俺何か変な事言った?
”なぁ高木、アイツのどこがモブなんだ?俺にはさっぱり理解できないんだが。”
”流石親友、常に斜め上を突っ走ってるよ、もう意味が分からないよ。”
”私聞いた事があります。確かそんな妖怪がいました。”
なんかまた三人でぶつくさ言ってるし。そんで今日来たのは部活見学行かないってお誘いに来たんだけど?
今日の放課後暇?
「あぁ、俺は特に問題ないぞ。こっちが終わったらGクラスに顔を出そう。お前がこっちに来る方が問題が多そうだ。」
「ごめん親友、僕はパス。ちょっと調べ物があるんだ。今度の休みにでも家に遊びに来てよ。お母さんも会いたがってるし。」
えっ、マジ、康太ママのお誘いって手作りスイーツが頂けちゃうとか?行く行く、今度の休みね、絶対だからね。
ニコニコ笑顔の俺と若干引き気味の康太君。
それじゃ、他の人が帰って来る前に退散するね。木村君また放課後。バイバイ~。
俺は弁当を仕舞、Aクラスの教室を後にした。
「なぁ高木、今佐々木が帰って行ったの気が付いたか?」
「ううん、バイバイまで言われたのに気が付いたらいなくなってたって感じだった。」
「私《わたくし》、一瞬今まで誰と話をしていたのか分からなくなりました。」
「「「アイツ絶対人間じゃない。」」」
本人のいない所で人外認定をされるのっぺり佐々木君なのでありました。(涙)
私立桜泉学園高等部での生活も今日で三日目。
初日二日目とかなり慌ただしい生活であったが、一般の授業も始まり漸くの平穏が訪れたと胸を撫で下ろす木村英雄十五歳であった。
「はい、今日はここまで。宿題は次回までにやって来る様に。」
授業終了を告げる担当教諭、四時限目の終了を告げるチャイムにクラス中の人間が移動を始める。
なぜならひろし君が学食に行くから。
そう、この学園には学食がある。そのシステムは中等部と変わらず、ひろし君はその実績(大混乱の原因と言う意味で)から特別にサロンの使用が許可されており、そちらで昼食を摂っているのだ。
この一年Aクラスに現在残っているのは木村英雄と高木康太、それに混雑を嫌う女子生徒が数名。残りの男子生徒は中等部出身者である為この事態には慣れっこなのだろう、それぞれの居場所へと散っていった。
「やぁ、木村君。この学園の生活にはもう慣れたかい。」
声を掛けたのは高木康太であった。
彼はいわゆる内部進学組、これまでひろし君の偉業をつぶさに見て来た被害者だ。そんな彼だからこそ外部進学生徒の木村に気を割いたのであろう。
「あぁ、高木か。この感じは小学校以来だからな、正直まだ慣れたとは言い難い。
改めて思うがひろし君は異常だな。彼と周りの女性は良いかもしれないが、周囲の男は堪ったものではないんじゃないのか?
それにあの留学生、危険な匂いがプンプンする。俺もモデルの修行で周りの気配を感じ取れるようになっているから分るが、彼女の周りには常に護衛が付いているだろう。しかも普通の生徒に悟らせない形で。」
カバンからお昼のお弁当を取り出し広げる木村。
彼のお昼は英雄君ママの愛情弁当だ。学食でいいと言ったら泣かれてしまったのだから仕方がない。
木村君の前の席を彼の席へとくっ付ける高木君。椅子に座ると机にはいつの間にかお弁当と飲み物が並べられていた。
「ありがとう志乃。君も一緒に食べるだろう?」
「はい、私はお隣で控えさせていただきます。」
声の方を向けば、艶のある短めの黒髪をヘアピンで留めた美しい女生徒が、自らの弁当を広げている所であった。
「確か如月さんだったよな。彼女更に腕を上げたんじゃないか?今なんかほとんど手品だぞ、いつの間に現れたんだその弁当。」
木村君は高木君のお弁当を指さす。
高木君はお茶を一口含み諦念を込めた声色で答えた。
「もう慣れた。」
常に気が付けば傍にいるのが如月志乃と言う存在。高木君の中では彼女は既に自分の一部となっているのだろう。
「それにしても木村君のお弁当は豪華だね。」
木村君のお弁当はそれはそれはボリュウミーなものであった。十代中ごろの食べ盛りな男の子だからこそのモノであろう。
「なんだ高木、一つ摘まんでみるか?」
すっとお弁当を差し出す木村君に”いやいや悪いよ”と遠慮する高木君。
遠慮をするなよと笑顔で進める木村君に苦笑いの高木君。
では私《わたくし》が一つと箸を伸ばす。
ウンウンこの卵焼きお砂糖が丁度良くってうまうまですな。ついでにこの唐揚げもよろしいでしょうか?
「「「!?」」」
ん?どうしたの三人とも驚いた顔をしちゃって?お弁当食べないとお昼休み終わっちゃうよ?
「「「いやいやいや、お前何時からそこにいたんだよ!?」」」
えっ?四時限目が終わってからずっと?横でナレーション入れてるのになかなか突っ込み入れてくれないんだもん。思わずちょっかい出しちゃったよ。(てへぺろ)
あ、俺も弁当持って来てたんだよね、お仲間に入れさせていただきま~す。
”誰か気が付いた?”
”いや全く、気配すら感じなかった。気配が無いなら無いで違和感を感じるのにそれすらなかったぞ!?”
”私もまったく。佐々木様は本当に人間なんでしょうか?”
う~ん、なんか酷い言われ様。でもこれには訳があるのよ?おふざけでやってる訳じゃないんだからね。(ぷんすか)
俺は本日の一連の流れを説明した。
その一
登校する。⇒正門前で安定の職質。⇒定位置での待機。(持参のマグボトルでお茶をする)⇒警備主任登場からの本日の総評。(捕縛までの態度は良くないが、報告・連絡・相談は徹底していた点を評価。)⇒解放
その二
校内を歩く。⇒女子生徒に不審な目で見られる。⇒教職員に連行される。⇒担任の高橋先生に引き渡される。(なぜか小言付きで)
その三
校内を歩く。⇒風紀委員に職質される。⇒風紀委員室に連行される。⇒風紀委委員長の風見屋先輩に引き渡され解放される。(なぜか”不憫な”と言われ頭を撫でられる。)
その四
校内を歩く。⇒生徒会役員に捕まる。⇒生徒会室に連れて行かれる。⇒石川副生徒会長に引き渡される。⇒洋一君大爆笑。
こんな感じ?
もう面倒になっちゃってね、気配薄くして気にならないようにしています。多分授業中に正面から入って来ても誰も気にしないんじゃない?見えないんじゃなくって気にならないから。まさに路傍の石、モブの俺にピッタリ。
口をあんぐり開けてポカンとする三人。どうした?俺何か変な事言った?
”なぁ高木、アイツのどこがモブなんだ?俺にはさっぱり理解できないんだが。”
”流石親友、常に斜め上を突っ走ってるよ、もう意味が分からないよ。”
”私聞いた事があります。確かそんな妖怪がいました。”
なんかまた三人でぶつくさ言ってるし。そんで今日来たのは部活見学行かないってお誘いに来たんだけど?
今日の放課後暇?
「あぁ、俺は特に問題ないぞ。こっちが終わったらGクラスに顔を出そう。お前がこっちに来る方が問題が多そうだ。」
「ごめん親友、僕はパス。ちょっと調べ物があるんだ。今度の休みにでも家に遊びに来てよ。お母さんも会いたがってるし。」
えっ、マジ、康太ママのお誘いって手作りスイーツが頂けちゃうとか?行く行く、今度の休みね、絶対だからね。
ニコニコ笑顔の俺と若干引き気味の康太君。
それじゃ、他の人が帰って来る前に退散するね。木村君また放課後。バイバイ~。
俺は弁当を仕舞、Aクラスの教室を後にした。
「なぁ高木、今佐々木が帰って行ったの気が付いたか?」
「ううん、バイバイまで言われたのに気が付いたらいなくなってたって感じだった。」
「私《わたくし》、一瞬今まで誰と話をしていたのか分からなくなりました。」
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