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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第303話 受験シーズン到来
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本格的な冬がやって来た。吐く息は白くなり手袋マフラーは必需品、ぽっけに使い捨てカイロ常備は基本だろう。
「おはよう絵実、今日も頑張ってるね。」
絵実は公立の高校を受験するらしい。あの学校中がおかしくなった夏休み明けの浮かれ騒ぎの時も、目標を見据え計画的に勉強していたと言うんだから頭が下がる。
「みっちゃんくみちゃん、それに西山君おはよう。私立高校は来月受験だっけ、もうひと踏ん張りだね。頑張ってね!」
三人は同じ私立高校を受験するとの事。西山君は望めば推薦と言う形で入れるのだが、二人が頑張っているのに自分だけ楽は出来ないと言ってあえて受験すると息巻いていた。まぁ、それでも男性受験者はよほどの事が無い限り合格するのだが、それは言わぬが花だろう。
クラス全体を見ても女子生徒は黙々と受験勉強に励んでいる。鈴木の奴はバスケットのスポーツ推薦枠で強豪チームがある私立に進むとの事、高校からスカウトが来てたから本当に戦力として期待されての事だろう。堀田は公立の高校。私立に行って女子生徒相手に色々イベントさせられるのが嫌なんだと。気持ちは分かる。
なぁ、木村君。みんなすごい頑張ってるよな。
「そうだな、俺たちは推薦やスカウトがあるからいいが、彼女たちは私立にしろ公立にしろ完全実力主義。ここでの篩は将来に大きく響くからな、生半可な気持ちじゃないって事なんだろうさ。」
こうやって頑張ってる姿を見ると応援したくならない?
「貴様まさかあれをやるつもりか?今回はひろし君はいないんだぞ?どうするつもりだ。」
別にひろし君じゃなくたっていいじゃん、応援する心が重要なんだって。暇そうにしている人材も居りますし、ここは有志を募ってみません?
俺は鈴木の方に顎をやる。あいつもあれでそこそこイケメンなのだ。
「まぁ確かに推薦決まってる連中は暇だろうし、声を掛けてみるか。」
それじゃ~、俺は加藤校長先生に許可を貰ってくるね~♪
俺たちは久しぶりに動き出すことにした。
(side:三年生女子生徒)
「あ~ん、もう限界。頭パンクしそう~。ひでみ~、助けて~。」
「何言ってんのよ、後一月ちょっとしかないんだからこんな所で音を上げないでよ。堀田君と同じ学校へ行きたいって言ったのはアンタじゃない。」
「う~、だって彼意外に頭良かったんだもん。私立と違って公立なら同じ学校に入れるチャンスがあるじゃない。私立って男子大歓迎女子大競争って環境じゃない?公立ならみんな同じ舞台だからチャンスがありそうじゃない。」
唸る友人をあきれ顔で見詰める秀美。
元々の出来が違うんだから、そこは努力でカバーするしかないのだ。
「まぁ私は始めからあの高校を受験するつもりで準備してきたからあなたが一緒に受けるってのは歓迎だけど、本当ギリギリなんだから頑張ってよね。」
「うん分かった。秀美、私頑張る。」
気力を回復し再び参考書に目をやる友人、彼女の努力が結ばれる事を心から願う秀美であった。
「所で聞いた?三年男子が有志で受験生の応援をしてくれるって話し。」
「えぇ、何でも今日の放課後体育館で壮行会を開いてくれるんでしょ?ウチの男子って相変わらず凄い事するわよね。他所じゃ絶対やらないわよこんな事。」
「自由参加らしいけど、秀美は行くんでしょ?」
「当然じゃない。あんたも頭が煮詰まってるみたいだし、ここで少しはリフレッシュしたら?」
「うん、最近悪い方悪い方に考えがちだから行ってみる。」
「そうだ、堀田君も誘ってみればいいじゃない。彼受験があるから有志には参加してない筈よ、木村君が推薦の決まった暇人でやるって言ってたし。」
「秀美ナイスアイディア、堀田君~。」
騒がしくも元気な友人、彼女に暗い顔は似合わない。
大勢の観客が集まった体育館。壇上中央には大塚元生徒会長の姿、その後ろに整列する三年男子生徒。彼らは一様に鉢巻たすき姿になっていた。
「受験生の男子生徒、女子生徒の諸君。君達の闘いは今が一番大変な時期だと思う。そんな君たちに対し、我々が手助け出来る事は限られている。
受験勉強は己との戦い、皆孤独の中戦う戦士なのだから。
そんな君たちに我々が出来る数少ない事、それは心からの声援を送る事。
今日は戦う君たちに応援の心を届けたい。」
”ドン、ドン、ドンドンドンドンドンドンドンドンドン”
”ドン”
フレ~~~~~~ッ、フレ~~~~~~ッ、み~ん~な~~~っ
それ~~~~~~っ
「「「フレッ、フレッ、みんな!フレッ、フレッ、みんな!」」」
「「「わぁ~~~~~~っ」」」
頑張れ~~~~~~ッ、頑張れ~~~~~~ッ、み~ん~な~~~っ
それ~~~~~~っ
「「「頑張れ、頑張れ、みんな!頑張れ、頑張れ、みんな!」」」
「「「わぁ~~~~~~っ」」」
「これより、我々一同から、諸君に応援の歌を送ろうと思う。これは皆見知ってる曲だ。良かったら一緒に歌って欲しい。曲は”hiroshi"で「君と二人で」」
美しいピアノの音色
ゆったりとしたメロディー
心に染みわたる想い
「「「桜咲く 校庭の 片隅で~ 君と~ 笑い会えたなら~」」」
溢れる涙、感情が揺さぶられる、男子たちの応援したいと言う温かい気持ちが伝わってくる。
「「「どんなに 楽しい 事でしょう~ 決して~ 夢何かじゃ ない~」」」
そうだ、私たちは決して一人なんかじゃない、こうやって応援してくれるたくさんの仲間がいるんだ。
疲れ切っていた心が、荒んでいた感情が、力強い男子たちの合唱によって癒され蘇っていく。
受験まであとひと踏ん張り、頑張ろう。
「おはよう絵実、今日も頑張ってるね。」
絵実は公立の高校を受験するらしい。あの学校中がおかしくなった夏休み明けの浮かれ騒ぎの時も、目標を見据え計画的に勉強していたと言うんだから頭が下がる。
「みっちゃんくみちゃん、それに西山君おはよう。私立高校は来月受験だっけ、もうひと踏ん張りだね。頑張ってね!」
三人は同じ私立高校を受験するとの事。西山君は望めば推薦と言う形で入れるのだが、二人が頑張っているのに自分だけ楽は出来ないと言ってあえて受験すると息巻いていた。まぁ、それでも男性受験者はよほどの事が無い限り合格するのだが、それは言わぬが花だろう。
クラス全体を見ても女子生徒は黙々と受験勉強に励んでいる。鈴木の奴はバスケットのスポーツ推薦枠で強豪チームがある私立に進むとの事、高校からスカウトが来てたから本当に戦力として期待されての事だろう。堀田は公立の高校。私立に行って女子生徒相手に色々イベントさせられるのが嫌なんだと。気持ちは分かる。
なぁ、木村君。みんなすごい頑張ってるよな。
「そうだな、俺たちは推薦やスカウトがあるからいいが、彼女たちは私立にしろ公立にしろ完全実力主義。ここでの篩は将来に大きく響くからな、生半可な気持ちじゃないって事なんだろうさ。」
こうやって頑張ってる姿を見ると応援したくならない?
「貴様まさかあれをやるつもりか?今回はひろし君はいないんだぞ?どうするつもりだ。」
別にひろし君じゃなくたっていいじゃん、応援する心が重要なんだって。暇そうにしている人材も居りますし、ここは有志を募ってみません?
俺は鈴木の方に顎をやる。あいつもあれでそこそこイケメンなのだ。
「まぁ確かに推薦決まってる連中は暇だろうし、声を掛けてみるか。」
それじゃ~、俺は加藤校長先生に許可を貰ってくるね~♪
俺たちは久しぶりに動き出すことにした。
(side:三年生女子生徒)
「あ~ん、もう限界。頭パンクしそう~。ひでみ~、助けて~。」
「何言ってんのよ、後一月ちょっとしかないんだからこんな所で音を上げないでよ。堀田君と同じ学校へ行きたいって言ったのはアンタじゃない。」
「う~、だって彼意外に頭良かったんだもん。私立と違って公立なら同じ学校に入れるチャンスがあるじゃない。私立って男子大歓迎女子大競争って環境じゃない?公立ならみんな同じ舞台だからチャンスがありそうじゃない。」
唸る友人をあきれ顔で見詰める秀美。
元々の出来が違うんだから、そこは努力でカバーするしかないのだ。
「まぁ私は始めからあの高校を受験するつもりで準備してきたからあなたが一緒に受けるってのは歓迎だけど、本当ギリギリなんだから頑張ってよね。」
「うん分かった。秀美、私頑張る。」
気力を回復し再び参考書に目をやる友人、彼女の努力が結ばれる事を心から願う秀美であった。
「所で聞いた?三年男子が有志で受験生の応援をしてくれるって話し。」
「えぇ、何でも今日の放課後体育館で壮行会を開いてくれるんでしょ?ウチの男子って相変わらず凄い事するわよね。他所じゃ絶対やらないわよこんな事。」
「自由参加らしいけど、秀美は行くんでしょ?」
「当然じゃない。あんたも頭が煮詰まってるみたいだし、ここで少しはリフレッシュしたら?」
「うん、最近悪い方悪い方に考えがちだから行ってみる。」
「そうだ、堀田君も誘ってみればいいじゃない。彼受験があるから有志には参加してない筈よ、木村君が推薦の決まった暇人でやるって言ってたし。」
「秀美ナイスアイディア、堀田君~。」
騒がしくも元気な友人、彼女に暗い顔は似合わない。
大勢の観客が集まった体育館。壇上中央には大塚元生徒会長の姿、その後ろに整列する三年男子生徒。彼らは一様に鉢巻たすき姿になっていた。
「受験生の男子生徒、女子生徒の諸君。君達の闘いは今が一番大変な時期だと思う。そんな君たちに対し、我々が手助け出来る事は限られている。
受験勉強は己との戦い、皆孤独の中戦う戦士なのだから。
そんな君たちに我々が出来る数少ない事、それは心からの声援を送る事。
今日は戦う君たちに応援の心を届けたい。」
”ドン、ドン、ドンドンドンドンドンドンドンドンドン”
”ドン”
フレ~~~~~~ッ、フレ~~~~~~ッ、み~ん~な~~~っ
それ~~~~~~っ
「「「フレッ、フレッ、みんな!フレッ、フレッ、みんな!」」」
「「「わぁ~~~~~~っ」」」
頑張れ~~~~~~ッ、頑張れ~~~~~~ッ、み~ん~な~~~っ
それ~~~~~~っ
「「「頑張れ、頑張れ、みんな!頑張れ、頑張れ、みんな!」」」
「「「わぁ~~~~~~っ」」」
「これより、我々一同から、諸君に応援の歌を送ろうと思う。これは皆見知ってる曲だ。良かったら一緒に歌って欲しい。曲は”hiroshi"で「君と二人で」」
美しいピアノの音色
ゆったりとしたメロディー
心に染みわたる想い
「「「桜咲く 校庭の 片隅で~ 君と~ 笑い会えたなら~」」」
溢れる涙、感情が揺さぶられる、男子たちの応援したいと言う温かい気持ちが伝わってくる。
「「「どんなに 楽しい 事でしょう~ 決して~ 夢何かじゃ ない~」」」
そうだ、私たちは決して一人なんかじゃない、こうやって応援してくれるたくさんの仲間がいるんだ。
疲れ切っていた心が、荒んでいた感情が、力強い男子たちの合唱によって癒され蘇っていく。
受験まであとひと踏ん張り、頑張ろう。
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