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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第175話 進路説明会だそうです
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「おい、息子。こんな格好で大丈夫なんかい?」
何度も自分の姿を確認するマイマザー。
あんた学校なんて何度も行ってるだろうに、慌ててどうしたん?
「馬鹿野郎、今日はお前の進路を決める第一歩だろうが。親のあたしがしっかりした姿を見せなくてどうするんだい。」
おぉ、マミーから親らしい発言が。
何か感動、お母様にもそう言う側面があったのね、ありがとうございます。
「当たり前の事言ってんじゃないよ、大体あんたがあれこれやり過ぎるからこんな事になってるんだろうが。少しは自重を覚えろ、馬鹿息子。」
うっ、そう言われると心当たりしかない。いつもご迷惑をお掛けします。
「ふん、普段からそれ位素直なら可愛げもあるんだけどね。そうだ、今日の私立高校紹介、私立桜泉学園が来るらしいぞ。何もないと良いんだけどね。」
ん!?
止めてお母様、それってフラグだから、立てちゃダメな奴だから。
「フラなんだって?あんた時々よく分からない事言うね、学校で流行ってるのかい?
まぁ何にしても今さら変わりはないんだ、どっしり構えて起きな。」
くっ、流石漢女、発言が一々格好良い。
ま、今さらだし、成る様にしか成らないか~。それより早く学校行こう。
マミー、またのちほどね~。
「気を付けて行っときな。」
「それでは今日の午前中の授業は、各学校から担当の方がいらしての学校説明会となります。皆さんは体育館に移動して下さい。」
進学先か~。全然決まってないんだよな~。
木村君木村君、進学先とかってもう決まってたりする?
「あぁ、正直迷っている。これから先の事を考えると、私立も選択肢に入れる必要があるからな。」
これから先ですと?
もしかすると西城女史とのご関係をお考えですかな?
「うむ、この前の男性保護観察局の話しではないが、西城との子を考えると俺自身がよりしっかりする必要があるからな。彼女ばかりに負担を強いる訳にはいかんだろう。」
"おぉ~。"
何かクラスメート、耳ダンボ何ですけど。拍手はやめろ、拍手は。
ハイハイ、さっさと体育館に移動するよ~。
絵実~、さっきからぶつぶつ将来設計を呟かない、"子供は三人で"とかちょっと怖いから。
みっちゃんくみちゃん、西山君をホールドしてプレッシャーを掛けるのは止めようか。
「このように男子生徒との交流を多く儲けており、その分男子生徒には十分な…」
う~ん、何かピンと来ない。
以前だったら公立一本だったから後は学力と相談するだけだったんだけど、今は色々抱えているからな~。
休みがちに成るときもあるだろうし、その辺融通が効くとなると私立なのかな?
"続きまして、私立桜泉学園高等部の紹介になります。よろしくお願いします。"
亜麻色の柔らかな髪を靡かせ
颯爽と現れた彼
少年から青年へと移り変わった容姿は
可愛さよりも甘い色気を漂わせる
「やぁ、みんな、"hiroshi"だよ。今日はみんなの顔が見れてとても嬉しいよ♪
でもごめんね、僕他の学校にも行かないといけないんだ。(悲しげな顔)
だから一言、"私立桜泉学園で待ってる"
じゃまたね、みんなバイバイ。」
生徒呆然、保護者騒然。
あ、美穂先生が連れて行った。お元気そうで何よりです。
「・・・・・」
何やっとんじゃー、あいつは~!!
何度も自分の姿を確認するマイマザー。
あんた学校なんて何度も行ってるだろうに、慌ててどうしたん?
「馬鹿野郎、今日はお前の進路を決める第一歩だろうが。親のあたしがしっかりした姿を見せなくてどうするんだい。」
おぉ、マミーから親らしい発言が。
何か感動、お母様にもそう言う側面があったのね、ありがとうございます。
「当たり前の事言ってんじゃないよ、大体あんたがあれこれやり過ぎるからこんな事になってるんだろうが。少しは自重を覚えろ、馬鹿息子。」
うっ、そう言われると心当たりしかない。いつもご迷惑をお掛けします。
「ふん、普段からそれ位素直なら可愛げもあるんだけどね。そうだ、今日の私立高校紹介、私立桜泉学園が来るらしいぞ。何もないと良いんだけどね。」
ん!?
止めてお母様、それってフラグだから、立てちゃダメな奴だから。
「フラなんだって?あんた時々よく分からない事言うね、学校で流行ってるのかい?
まぁ何にしても今さら変わりはないんだ、どっしり構えて起きな。」
くっ、流石漢女、発言が一々格好良い。
ま、今さらだし、成る様にしか成らないか~。それより早く学校行こう。
マミー、またのちほどね~。
「気を付けて行っときな。」
「それでは今日の午前中の授業は、各学校から担当の方がいらしての学校説明会となります。皆さんは体育館に移動して下さい。」
進学先か~。全然決まってないんだよな~。
木村君木村君、進学先とかってもう決まってたりする?
「あぁ、正直迷っている。これから先の事を考えると、私立も選択肢に入れる必要があるからな。」
これから先ですと?
もしかすると西城女史とのご関係をお考えですかな?
「うむ、この前の男性保護観察局の話しではないが、西城との子を考えると俺自身がよりしっかりする必要があるからな。彼女ばかりに負担を強いる訳にはいかんだろう。」
"おぉ~。"
何かクラスメート、耳ダンボ何ですけど。拍手はやめろ、拍手は。
ハイハイ、さっさと体育館に移動するよ~。
絵実~、さっきからぶつぶつ将来設計を呟かない、"子供は三人で"とかちょっと怖いから。
みっちゃんくみちゃん、西山君をホールドしてプレッシャーを掛けるのは止めようか。
「このように男子生徒との交流を多く儲けており、その分男子生徒には十分な…」
う~ん、何かピンと来ない。
以前だったら公立一本だったから後は学力と相談するだけだったんだけど、今は色々抱えているからな~。
休みがちに成るときもあるだろうし、その辺融通が効くとなると私立なのかな?
"続きまして、私立桜泉学園高等部の紹介になります。よろしくお願いします。"
亜麻色の柔らかな髪を靡かせ
颯爽と現れた彼
少年から青年へと移り変わった容姿は
可愛さよりも甘い色気を漂わせる
「やぁ、みんな、"hiroshi"だよ。今日はみんなの顔が見れてとても嬉しいよ♪
でもごめんね、僕他の学校にも行かないといけないんだ。(悲しげな顔)
だから一言、"私立桜泉学園で待ってる"
じゃまたね、みんなバイバイ。」
生徒呆然、保護者騒然。
あ、美穂先生が連れて行った。お元気そうで何よりです。
「・・・・・」
何やっとんじゃー、あいつは~!!
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