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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第136話 駄菓子屋で駄弁る (13)
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「それじゃあ、あたしはこっちの旧友に会いに行ってくるから。あとは大崎先生が付いてるからよく言う事聞くんだよ。」
と一言残し、朝の都へ颯爽と消えていくマイマザー。
酷くない?
俺マジで何も聞かされてないんだよ。
大崎先生も大崎先生で、「それじゃあ、行くよ。荷物持っておいで。」って行き先も言わないの。
そんでタクシーで移動して着いたのが、歴史を感じさせる石造りの立派な建物。
若い子がいっぱいいたし何かの学校かな?って思ったんだよね。
着いたとたん大崎先生大人気、行き成り周り囲まれちゃってビビるビビる。
講堂みたいな所に連れて行かれたと思ったら、そこでは滅茶苦茶美人のお姉さんたちがランウェイの練習してましたです、はい。
ココってモデルの養成学校か何か見たいです。
そんで俺がなにをやらされたかって言うと、前にやったレッスンがお遊びに思えるほどの猛特訓。指示が細かい細かい、視線の向きどころか瞬きの回数迄檄が飛ぶのよ、モデルってそんなに凄いのって感じ。
しかも世界トップモデルの大崎先生に指導を受けてるもんだから周りからの嫉妬の目線がシャレにならないの。こっちの顔を指さして鼻で笑ってたから絶対悪口言ってたってアイツら。
特に酷かったのが男ども。まぁ、神に賜ったかと言わんばかりの美貌の持ち主たちが見下ろすかのような上から目線で”フンッ”とかやるんだよ!?
どこの漫画のワンシーンだよこれ、意味解んない。
そんで猛特訓が五日ほど続きましてね、とあるファッションショーに連れて行かれた訳ですよ。
もうね、本場のファッションショーレベチですって。チーム黒子のファッションショー?あんなん子供のお遊びですから、比べちゃダメですから。
いや凄かったわ。
しかも大崎先生の復帰第一戦目って言うね。
大崎先生の本気、”Noir”の比じゃないよ?
あれ見たら世界が変わるよ?
”Noir”が世界を席巻?"hiroshi"が世界を変える?
馬鹿言っちゃっいけないよ?世界舐めんなよ!?
本当にいいもの見せてもらいました。
この感動は生で見ないと味わえないね、前にビデオ映像見せてもらったけど全然ここまでとは思わなかったもん。
んで、ここで終わりならいい話だったんですけどね。
ユーロッパ最大の新人モデルによるファッションショーにぶち込まれました。
大崎先生無茶ぶり酷すぎ。
天下のトップモデル大崎啓子が愛弟子を連れて来るってんで最初はえらい騒がれたんですけどね。現れたのがのっぺり顔の俺でしょ?
舞台裏は失笑の嵐ですよ。
大崎先生は”ここは佐々木に任せました。好きにやりなさい。但し、”Noir”は封印ね♪”って難題入れて来るし。
まぁ、平常心で地力を見せろって事なんだと思いますよ、ここは。俺も”Noir”モードに頼りすぎるのも違うかなって思いますしね。
んでどうしようかと思ったんですけど、周りがあんまり人の顔の事やいのやいの言うもんだから頭に来ちゃってですね。会場入りする前に屋台で買った康太君のお土産用マスクを被って登場しちゃった訳ですよ。
あ、これお土産、そん時のマスクね。
いや~、会場ドン引き。誰も何も言えないでやんの。
まぁ、しっかりランウェイはしましたんで大崎先生からは叱られませんでしたけどね。何か大うけして”やっぱり佐々木は面白い”って言われちゃいましたけど。
俺の休みはそんな感じかな~。
何二人して黙ってるのさ?ほらちゃんと食べないともんじゃ焦げるって言ったじゃん。焦げてるよこれ、このパリパリも旨いけどさ~。
んで何よ、康太君。
「ねぇ、親友。それってもしかしてこれ?」
ん?スマホの画面って、あぁ、これこれ。
へ~、あれってネットニュースで流れてたんだ。
幾らユーロッパ最大の新人ショーとは言えネットニュースになるとは思わなかったわ。
なになに、超大型新人モデル現る、その名は“Persona(ペルソナ)”。
何この”思春期特有の病気発症しちゃいました”みたいな名前は?
「これ、君。」
お土産のマスクを指さしながら言う康太君。
マスク(仮面)=ペルソナ(仮面)
嫌~~~~~~~~!!
と一言残し、朝の都へ颯爽と消えていくマイマザー。
酷くない?
俺マジで何も聞かされてないんだよ。
大崎先生も大崎先生で、「それじゃあ、行くよ。荷物持っておいで。」って行き先も言わないの。
そんでタクシーで移動して着いたのが、歴史を感じさせる石造りの立派な建物。
若い子がいっぱいいたし何かの学校かな?って思ったんだよね。
着いたとたん大崎先生大人気、行き成り周り囲まれちゃってビビるビビる。
講堂みたいな所に連れて行かれたと思ったら、そこでは滅茶苦茶美人のお姉さんたちがランウェイの練習してましたです、はい。
ココってモデルの養成学校か何か見たいです。
そんで俺がなにをやらされたかって言うと、前にやったレッスンがお遊びに思えるほどの猛特訓。指示が細かい細かい、視線の向きどころか瞬きの回数迄檄が飛ぶのよ、モデルってそんなに凄いのって感じ。
しかも世界トップモデルの大崎先生に指導を受けてるもんだから周りからの嫉妬の目線がシャレにならないの。こっちの顔を指さして鼻で笑ってたから絶対悪口言ってたってアイツら。
特に酷かったのが男ども。まぁ、神に賜ったかと言わんばかりの美貌の持ち主たちが見下ろすかのような上から目線で”フンッ”とかやるんだよ!?
どこの漫画のワンシーンだよこれ、意味解んない。
そんで猛特訓が五日ほど続きましてね、とあるファッションショーに連れて行かれた訳ですよ。
もうね、本場のファッションショーレベチですって。チーム黒子のファッションショー?あんなん子供のお遊びですから、比べちゃダメですから。
いや凄かったわ。
しかも大崎先生の復帰第一戦目って言うね。
大崎先生の本気、”Noir”の比じゃないよ?
あれ見たら世界が変わるよ?
”Noir”が世界を席巻?"hiroshi"が世界を変える?
馬鹿言っちゃっいけないよ?世界舐めんなよ!?
本当にいいもの見せてもらいました。
この感動は生で見ないと味わえないね、前にビデオ映像見せてもらったけど全然ここまでとは思わなかったもん。
んで、ここで終わりならいい話だったんですけどね。
ユーロッパ最大の新人モデルによるファッションショーにぶち込まれました。
大崎先生無茶ぶり酷すぎ。
天下のトップモデル大崎啓子が愛弟子を連れて来るってんで最初はえらい騒がれたんですけどね。現れたのがのっぺり顔の俺でしょ?
舞台裏は失笑の嵐ですよ。
大崎先生は”ここは佐々木に任せました。好きにやりなさい。但し、”Noir”は封印ね♪”って難題入れて来るし。
まぁ、平常心で地力を見せろって事なんだと思いますよ、ここは。俺も”Noir”モードに頼りすぎるのも違うかなって思いますしね。
んでどうしようかと思ったんですけど、周りがあんまり人の顔の事やいのやいの言うもんだから頭に来ちゃってですね。会場入りする前に屋台で買った康太君のお土産用マスクを被って登場しちゃった訳ですよ。
あ、これお土産、そん時のマスクね。
いや~、会場ドン引き。誰も何も言えないでやんの。
まぁ、しっかりランウェイはしましたんで大崎先生からは叱られませんでしたけどね。何か大うけして”やっぱり佐々木は面白い”って言われちゃいましたけど。
俺の休みはそんな感じかな~。
何二人して黙ってるのさ?ほらちゃんと食べないともんじゃ焦げるって言ったじゃん。焦げてるよこれ、このパリパリも旨いけどさ~。
んで何よ、康太君。
「ねぇ、親友。それってもしかしてこれ?」
ん?スマホの画面って、あぁ、これこれ。
へ~、あれってネットニュースで流れてたんだ。
幾らユーロッパ最大の新人ショーとは言えネットニュースになるとは思わなかったわ。
なになに、超大型新人モデル現る、その名は“Persona(ペルソナ)”。
何この”思春期特有の病気発症しちゃいました”みたいな名前は?
「これ、君。」
お土産のマスクを指さしながら言う康太君。
マスク(仮面)=ペルソナ(仮面)
嫌~~~~~~~~!!
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