122 / 525
第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第122話 木村君と遊ぼう
しおりを挟む
「なぁ、佐々木。お前、今度の日曜日暇か?」
ん?どうしたの藪から棒に。まぁ、暇っちゃ暇だけど。何処か遊びに行くお誘いとか?
「うむ、月子姉さんがな。日曜にやる文化祭にお前を誘えと言って来てな。」
えっ、今頃文化祭?もう十一月だよ、遅くない?
学校によってはまちまちだけどそんな所も有るんだね。
「いや、中学校は九月開催が多いが、高校や大学は十一月開催は割合ポピュラーらしいぞ。月子姉さんの所は中高一貫校だからな。高等部に合わせた形なんじゃないか?」
へ~、そう言えば前世の大学とかもそれくらいにやってるって夕方の報道番組でやってたな~。ミスキャンパスとかミスターキャンパスとか決めてるって奴。
月子さんの所はそんなのやらないの?
「あぁ、高等部の方でやるらしい。陽子姉さんが言っていた。」
よし、行くぞ。うん、俺に予定なんかない、有ったとしても今なくなった。
月子さんの学校って最寄り駅桜泉学園と同じだったよな?
確か駅挟んで反対側だっけか。
そうだ、康太君誘ってもいい?
アイツ学校休んでたから、桜泉学園の文化祭行ってないんだよね。
でもチケット足りる?女子校とかってそう言うの厳しいって聞いたような。
「何処の世界の女子校だそれは。チケット制限なんて有るわけ無いだろう。流石に最近は防犯の観点からまったくのフリーではないが、受付で氏名記入すれば入れるぞ。
ウチは家族チケットが有るから、グループ扱いで十名迄問題ない。」
そうなんだ。それじゃ、康太君にはこっちから連絡しておく~。
日曜十時、現地駅前集合でO.K?
「分かった。月子姉さんにはそう伝えておく。」
"女子校、文化祭、高等部でミスコン。
それはオールブルー、
俺はやります、サン○師匠~!"(心の叫び)
(side:木村月子)
「おっはよ~、ツッキー♪機嫌いいじゃん。なんかいい事でもあったのかな~?
お姉さんに教えてみなさいよ~、ウリウリ♪」
「ん、今度の文化祭、英雄君来る。楽しみ。」
「え、ついに弟君ご降臨!確か凄いイケメンって言ってたよね、テンション上がってきちゃうんですけど!?」
「残念。英雄君、現在擬態中。見た目超地味、凄い。」
「はぁ?どう言う事?擬態中って?超地味って?それって誰得?理解が出来ない。」
「ん、色々あった。英雄君が一番なのは変わらない。」
「アンタ本当に弟君好きだね~。でもいつも言ってる弟君のお友達の方はどうなのよ?」
「ん、のっぺりは別腹。私の愛は寛大。」
「ず、ずいぶん大きく出たじゃない。これだから恵まれた女は…。
畜生~、私も出会いが欲し~!」
「ん、のっぺりとそのお友達も来る。私に感謝する。」
「え、マジ!男の子が少なくとも三人は来るの?
みんな聞いた~、気合入れて準備するのよ~!」
「「「お~~~!」」」
”フンッ”
なぜか大威張りの月子でありました。(ナレーション)
ん?どうしたの藪から棒に。まぁ、暇っちゃ暇だけど。何処か遊びに行くお誘いとか?
「うむ、月子姉さんがな。日曜にやる文化祭にお前を誘えと言って来てな。」
えっ、今頃文化祭?もう十一月だよ、遅くない?
学校によってはまちまちだけどそんな所も有るんだね。
「いや、中学校は九月開催が多いが、高校や大学は十一月開催は割合ポピュラーらしいぞ。月子姉さんの所は中高一貫校だからな。高等部に合わせた形なんじゃないか?」
へ~、そう言えば前世の大学とかもそれくらいにやってるって夕方の報道番組でやってたな~。ミスキャンパスとかミスターキャンパスとか決めてるって奴。
月子さんの所はそんなのやらないの?
「あぁ、高等部の方でやるらしい。陽子姉さんが言っていた。」
よし、行くぞ。うん、俺に予定なんかない、有ったとしても今なくなった。
月子さんの学校って最寄り駅桜泉学園と同じだったよな?
確か駅挟んで反対側だっけか。
そうだ、康太君誘ってもいい?
アイツ学校休んでたから、桜泉学園の文化祭行ってないんだよね。
でもチケット足りる?女子校とかってそう言うの厳しいって聞いたような。
「何処の世界の女子校だそれは。チケット制限なんて有るわけ無いだろう。流石に最近は防犯の観点からまったくのフリーではないが、受付で氏名記入すれば入れるぞ。
ウチは家族チケットが有るから、グループ扱いで十名迄問題ない。」
そうなんだ。それじゃ、康太君にはこっちから連絡しておく~。
日曜十時、現地駅前集合でO.K?
「分かった。月子姉さんにはそう伝えておく。」
"女子校、文化祭、高等部でミスコン。
それはオールブルー、
俺はやります、サン○師匠~!"(心の叫び)
(side:木村月子)
「おっはよ~、ツッキー♪機嫌いいじゃん。なんかいい事でもあったのかな~?
お姉さんに教えてみなさいよ~、ウリウリ♪」
「ん、今度の文化祭、英雄君来る。楽しみ。」
「え、ついに弟君ご降臨!確か凄いイケメンって言ってたよね、テンション上がってきちゃうんですけど!?」
「残念。英雄君、現在擬態中。見た目超地味、凄い。」
「はぁ?どう言う事?擬態中って?超地味って?それって誰得?理解が出来ない。」
「ん、色々あった。英雄君が一番なのは変わらない。」
「アンタ本当に弟君好きだね~。でもいつも言ってる弟君のお友達の方はどうなのよ?」
「ん、のっぺりは別腹。私の愛は寛大。」
「ず、ずいぶん大きく出たじゃない。これだから恵まれた女は…。
畜生~、私も出会いが欲し~!」
「ん、のっぺりとそのお友達も来る。私に感謝する。」
「え、マジ!男の子が少なくとも三人は来るの?
みんな聞いた~、気合入れて準備するのよ~!」
「「「お~~~!」」」
”フンッ”
なぜか大威張りの月子でありました。(ナレーション)
1
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです
卯ノ花
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
貞操逆転の世界で、俺は理想の青春を歩む。
やまいし
ファンタジー
気が付くと、男性の数が著しく少ない歪な世界へ転生してしまう。
彼は持ち前の容姿と才能を使って、やりたいことをやっていく。
彼は何を志し、どんなことを成していくのか。
これはそんな彼――鳴瀬隼人(なるせはやと)の青春サクセスストーリー……withハーレム。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる