75 / 91
登場人物紹介
しおりを挟む<第ニ部終了時点のキャラクター紹介>
>メイア・ステイシス(28)
精霊都市<エリュシオン>のゲート兼ギルド受付嬢とは世を忍ぶ仮の姿。
その正体はリアの所属するサーフォレム魔導学院自治統制局<ナンバーズ>の一員にして市井に潜り情報収集及び『火消し』を行う秘密捜査員(アンダーカバー)。
設定だけみると何やら女スパイみたいな印象を受けますが、本人はいたってマイペースなお人。
眼鏡がキュートでセミショートが似合う美人さんでもある。
隠れファンは多いが当の本人は食べ歩きが一番の娯楽と豪語。
人を驚かす、人の恋愛をニヤニヤ見守るなど、中々いい性格をしている。
まあ魔人・変人・奇人・フェチ揃いの作品内ではまだまともな方かと。
おっとりした外見からは想像もできないが魔術師としての実力は確か。
彼女の魔術名であり固有の魔術<停滞>は喰らえば必殺の恐ろしいもの。
物質の固有時間・人体の体感時間を任意に操れる彼女の前では、通常戦闘などを行う事すらできず敗北・無効化させられてしまうだろう。
ガリウスとの関係を匂わせたりプライベートで飲んだりしてるが……彼女の仕事の一環として、有事以外は外部接触を秘する勇者の里を出奔してきた彼の身辺調査も兼ねてその昔に関わった事がある。
そうなればお約束、木乃伊取りが木乃伊に。
ガリウスを篭絡させ勇者の里の情報を得るはずが、逆に自分が落ちそうになってしまうと自覚。
苦渋の決断でガリウスとの別れを切り出した。
まだ若かったガリウスは納得できずに一悶着あったものの彼女は唐突に姿を消し……シアを拾った冒険者ギルドで再会を果たす事となる。
別作品からのゲストキャラなので、彼女や召喚術師、黄金姫が気になる方は是非『テンプレ異世界召喚シリーズ』をお読み下さい(宣伝)。
>銀髪のファノメネル(276)
この世界に七人しかいないEXランク冒険者<七聖>が一人。
【放浪する神仙】の異名を持つ、ハードボイルドなハーフエルフ。
身長は170前後、鮮やかな銀の髪に紫の双眸を持つ麗人。
パッと見は20代後半、線の細い若武者にしか見えない。
前大戦すら生き抜いた歴戦の勇士であり――
更に200年以上の年月を闘争と冒険に捧げた修羅。
飽く事なき貪欲な修練者、それこそが彼女の本質である。
精霊を統べる星の意志【星霊】と契約を結んだ世界唯一の星霊使い。
強大無比なる力と恩寵の引き換えに、世界のバランスを司る守護者としての役割を任せられることがあり中々気苦労が堪えない。
犬猫を拾うような感覚で戦災孤児などを鍛え育て、自立させるのが趣味。
不出来な弟子であるガリウスですら英雄と呼ばれる様になるのだから彼女の育成能力は随一なのかもしれない(他者を育て上げるその能力はガリウスにも受け継がれてるのは間違いないだろう)。
まあ彼女の修行は耐えられなければ死ぬだけなので割とスパルタである。
人間死ぬ気になれば何でも出来るというが――
実際に死亡してもすぐ蘇生させられる訓練は正に拷問を超える生き地獄。
弟子達が皆彼女を呪いこの経験から優れた人格者になるのも致し方無し。
本人は何より束縛されるのが大っ嫌いな自由人である。
今章では某五条悟並にガチガチの罠を仕掛けられ隷属を強いられる様に。
しかし恐ろしい支配効力下の中でも強靭な意志の力で不殺を貫いた。
何せ作中最恐のキャラ設定である為、話のバランスブレイカーである。
作者の自慰行為にならないよう、気を付けて登場させなきゃならないと深く自覚致しました、はい。
0
お気に入りに追加
108
あなたにおすすめの小説
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~
白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる