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第一部九章 愛憎
過去と未来
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信繁と昌幸は、廊下を歩き、奥間への襖の前に立つ。
昌幸が膝をつき、襖の引手に指をかけて、信繁に目配せした。
「……開けます」
「おう……」
昌幸の言葉に、やや緊張の面持ちで頷く信繁。その場に腰を下ろし、両手をついて頭を下げた。
信繁の体勢が整ったのを受けて、昌幸はゆっくりと襖を開く。
「……お待たせ致しまして、誠に申し訳ございませぬ」
「おう、次郎兄。御苦労様に御座りまする」
開口一番、詫び言を繰る信繁に陽気な声をかけてきたのは、彼の弟である逍遥軒信廉であった。
そして――、
「苦労を掛けたな、次郎」
奥の間の上座に座る人物が、僅かに枯れた声を上げる。
信繁は、一層深々と頭を下げると、上座に向かって言った。
「いえ……武田家の副将――いえ、彼らの叔父として、当然の事をしたまでで御座います……お屋形様」
「ふ……“お屋形様”は止せ。ここは、お前の屋敷だ、次郎」
慇懃な言葉遣いをする信繁に、武田家の当主にして信繁の兄である信玄は、僅かに口元を綻ばせる。
その言葉に、信繁も表情を和らげ、ゆっくりと上体を上げた。
「では……失礼致しますぞ、兄上」
「おう……いいぞ」
信玄は鷹揚に頷くと、手にした盃を呷る。
それを見た信繁の顔が曇った。
「兄上……まだ、床上げなさってから間もないのです。御酒を召されるのは控えられた方が……」
「何じゃ次郎。儂の事を、いつまでも病人扱いしおって」
信繁の言葉に、信玄はムッとした表情を浮かべる。
「儂は、もうこの通り、全快だ。法印からも太鼓判を押されておる」
「――ですが、『くれぐれも無理をなさいますな』と、釘も刺されておりましたでしょう?」
意気軒昂の様子で胸を張る信玄だが、信繁も譲らない。ふたりは、口をへの字に曲げて、互いに睨み合う。
と、緊迫する二人の間に、信廉が割って入った。
「まあまあ。次郎兄も太郎兄もお止めなされ。せっかくの兄弟水入らずなのですから……」
「逍遥! お主もお主だ! 病み上がりの兄上が御酒を召されておるのに、お止めしないとは――」
「いやいや! それは行き過ぎでありましょう」
信繁に叱責され、思わず首を竦めた信廉だったが、掌を大きく左右に振りながら抗弁した。
「法印殿も、『日頃の鬱屈を紛らわす程度ならば』と、嗜む程度の飲酒は寧ろ推奨しておられたではございませぬか。あまりきつく締め付けをなさるのも、太郎兄の身体には宜しくないと思いまするが」
「それは……そうだが……」
「……それに、な」
信廉の言葉を前に思わず口ごもる信繁に、信玄が口を開く。
「儂に隠れて、お前ひとりでこそこそと斯様な美味い酒を飲みおって。そのくせ、儂には酒を禁じるのか、お前は」
「あ……! そ、それはもしかして……!」
信玄の言葉を聞いて、信繁はようやく気が付いた。
今、信玄が呑んでいる酒が、自分が越後から取り寄せた酒だという事に――。
驚きの表情を浮かべた信繁に、してやったりとほくそ笑みながら、信玄は盃を干した。
信繁は、盃から唇を離して感嘆の息を吐く信玄におずおずと尋ねる。
「兄上……、一体どこで、その酒の話を……?」
「近習の金丸平八郎が、嬉しそうに話しておったわ。『酒宴の際に源五郎が持って来た、典厩様秘蔵の酒が美味うござった!』――とな」
「おのれ、平八郎の奴め! ……ペラペラと……!」
信玄の種明かしに思わず顔を顰めたのは、信繁の後ろに控えていた昌幸だった。
「ふふふ……源五郎。ぬかったのう」
悔しそうな顔をする昌幸に、ニヤリと笑いかける信玄。昌幸はバツの悪い顔をして、頭を掻く。
――と、信繁は、おずおずと信玄に向けて言った。
「ですが……実は、その酒は……」
「知っておるさ。『越後の酒だ』と、いうのであろう?」
「! ……ご存じだったのですか?」
あっさりと答えた信玄に、再び信繁は驚きの表情を浮かべる。
「で……では――」
「……まあ、越後の酒が、甲斐の国の酒よりも美味いのは、些か癪だが――」
そう呟くように言いながら、信玄は手酌で酒を注ぎ、盃を一気に呷った。
「――それでも、酒に罪は無いからな。特別に赦してやろうぞ」
「ははは……典厩様と同じような事を仰いますな、お屋形様も」
信玄の言葉に、声を上げて笑ったのは、昌幸である。
「……さすが、ご兄弟と言いますか、何というか……」
「ふふ……そういうお主も、そのようなモノの言い方、だんだんと弾正に似てきたように見えるぞ?」
「え――?」
そう、信廉に指摘され、呑気に笑っていた昌幸の表情が凍りついた。
彼は眉を顰めると、信廉の顔を恨めし気に見る。
「さ……然様な気色の悪い冗談はお止め下され、逍遥様。よりによって、あの飲んだくれ親父殿と拙者が似てきたとは……断固として信じませぬぞ!」
そう言い放って、身震いすらした昌幸の仕草に、信玄たち三人は思わず噴き出した。
◆ ◆ ◆ ◆
それから、三人の兄弟は、盃を酌み交わし、ささやかな酒宴を始めた。
――そのさ中、
「……で、彼奴らの様子は、どうであった?」
信玄は、信繁の盃に酌をしてやりながら、さりげなく尋ねる。
彼の問いかけに、信繁は小さく頷いて答える。
「はっ……。最初はぎこちない様子でしたが、太郎が積極的に心を開いて四郎に歩み寄ろうとしておりました。四郎もそれに応えようとする様子でしたので、彼らに関しては、もう心配は無いかと思います」
「……そうか」
信繁の答えに、信玄は微かに安堵の表情を浮かべた。信虎の件があって以来、信玄は彼なりに、己の息子たちの関係について考え直し、些か憂う所があったようだ。
彼は、盃をくいっと呷ると、信繁の顔をじっと見て、ぽつぽつと言葉を紡ぎ始める。
「……本来ならば、父親であるこの儂が、彼奴らを良く見て、互いの仲を取り持ってやるべきだったのだが……。出来の悪い父だな、儂は」
「いえ……そのような事は――」
「儂が不甲斐ないばかりに、お前に要らぬ苦労をさせてしまったようだな、次郎」
そう言うと、信玄は信繁に向かって深く頭を下げた。
「――すまなかった」
「どうか――どうか、頭をお上げくださいませ、兄上……!」
頭を下げた信玄に、慌てて声をかける信繁。
「何も不甲斐ない事などございませぬ。兄上は、武田家の当主として多忙を極めておったのです。それで、子供らへの目が行き届かなくなったとして、誰がそれを責められましょう?」
「次郎兄の言う通りでございますぞ、太郎兄!」
信繁の言葉に続いて、信廉も口を開いた。
「然様な事は、太郎や四郎も、今は充分に解っておりますぞ。何せ、太郎兄に似て、聡い子たちですゆえ」
「……」
「過去は取り返せませぬが、未来は変える事が出来ます」
信廉の言葉を聞き、沈黙する信玄に、信繁は静かな口調で言った。
「過去にできなかったのなら、これからすればいいのです。太郎にも四郎にも、そして、兄上や逍遥、そして、某にもあるのです……未来が」
「……未来、か」
信繁の言葉を、信玄は反芻するように呟く。
「儂に、彼奴らを導いていく事が……」
「出来ないはずがありませぬ」
珍しく気弱な素振りを見せる信玄に、信繁は柔らかな笑みを向けながら、言葉を継いだ。
「もちろん某は、これまで通り……いや、これまで以上に兄上を輔けて参る所存です。……この命が尽きるその日まで」
「――無論、私もで御座いますぞ、太郎兄!」
信繁の言葉を受けて、信廉も大きく頷いた。
「……そうか」
そんなふたりを前にして、信玄は僅かに目を潤ませながら、こくりと頷き返して言う。
「典厩、逍遥……。これからも、宜しく頼む」
「「はっ!」」
信玄の声に、信繁と信廉は声を合わせて頷いた。
そんなふたりの弟を前に、信玄は満足げに微笑み、ふたりに聞こえぬほどの小声で呟いた。
「次郎、孫六……。お前たちのような弟が居て、良かった……」
昌幸が膝をつき、襖の引手に指をかけて、信繁に目配せした。
「……開けます」
「おう……」
昌幸の言葉に、やや緊張の面持ちで頷く信繁。その場に腰を下ろし、両手をついて頭を下げた。
信繁の体勢が整ったのを受けて、昌幸はゆっくりと襖を開く。
「……お待たせ致しまして、誠に申し訳ございませぬ」
「おう、次郎兄。御苦労様に御座りまする」
開口一番、詫び言を繰る信繁に陽気な声をかけてきたのは、彼の弟である逍遥軒信廉であった。
そして――、
「苦労を掛けたな、次郎」
奥の間の上座に座る人物が、僅かに枯れた声を上げる。
信繁は、一層深々と頭を下げると、上座に向かって言った。
「いえ……武田家の副将――いえ、彼らの叔父として、当然の事をしたまでで御座います……お屋形様」
「ふ……“お屋形様”は止せ。ここは、お前の屋敷だ、次郎」
慇懃な言葉遣いをする信繁に、武田家の当主にして信繁の兄である信玄は、僅かに口元を綻ばせる。
その言葉に、信繁も表情を和らげ、ゆっくりと上体を上げた。
「では……失礼致しますぞ、兄上」
「おう……いいぞ」
信玄は鷹揚に頷くと、手にした盃を呷る。
それを見た信繁の顔が曇った。
「兄上……まだ、床上げなさってから間もないのです。御酒を召されるのは控えられた方が……」
「何じゃ次郎。儂の事を、いつまでも病人扱いしおって」
信繁の言葉に、信玄はムッとした表情を浮かべる。
「儂は、もうこの通り、全快だ。法印からも太鼓判を押されておる」
「――ですが、『くれぐれも無理をなさいますな』と、釘も刺されておりましたでしょう?」
意気軒昂の様子で胸を張る信玄だが、信繁も譲らない。ふたりは、口をへの字に曲げて、互いに睨み合う。
と、緊迫する二人の間に、信廉が割って入った。
「まあまあ。次郎兄も太郎兄もお止めなされ。せっかくの兄弟水入らずなのですから……」
「逍遥! お主もお主だ! 病み上がりの兄上が御酒を召されておるのに、お止めしないとは――」
「いやいや! それは行き過ぎでありましょう」
信繁に叱責され、思わず首を竦めた信廉だったが、掌を大きく左右に振りながら抗弁した。
「法印殿も、『日頃の鬱屈を紛らわす程度ならば』と、嗜む程度の飲酒は寧ろ推奨しておられたではございませぬか。あまりきつく締め付けをなさるのも、太郎兄の身体には宜しくないと思いまするが」
「それは……そうだが……」
「……それに、な」
信廉の言葉を前に思わず口ごもる信繁に、信玄が口を開く。
「儂に隠れて、お前ひとりでこそこそと斯様な美味い酒を飲みおって。そのくせ、儂には酒を禁じるのか、お前は」
「あ……! そ、それはもしかして……!」
信玄の言葉を聞いて、信繁はようやく気が付いた。
今、信玄が呑んでいる酒が、自分が越後から取り寄せた酒だという事に――。
驚きの表情を浮かべた信繁に、してやったりとほくそ笑みながら、信玄は盃を干した。
信繁は、盃から唇を離して感嘆の息を吐く信玄におずおずと尋ねる。
「兄上……、一体どこで、その酒の話を……?」
「近習の金丸平八郎が、嬉しそうに話しておったわ。『酒宴の際に源五郎が持って来た、典厩様秘蔵の酒が美味うござった!』――とな」
「おのれ、平八郎の奴め! ……ペラペラと……!」
信玄の種明かしに思わず顔を顰めたのは、信繁の後ろに控えていた昌幸だった。
「ふふふ……源五郎。ぬかったのう」
悔しそうな顔をする昌幸に、ニヤリと笑いかける信玄。昌幸はバツの悪い顔をして、頭を掻く。
――と、信繁は、おずおずと信玄に向けて言った。
「ですが……実は、その酒は……」
「知っておるさ。『越後の酒だ』と、いうのであろう?」
「! ……ご存じだったのですか?」
あっさりと答えた信玄に、再び信繁は驚きの表情を浮かべる。
「で……では――」
「……まあ、越後の酒が、甲斐の国の酒よりも美味いのは、些か癪だが――」
そう呟くように言いながら、信玄は手酌で酒を注ぎ、盃を一気に呷った。
「――それでも、酒に罪は無いからな。特別に赦してやろうぞ」
「ははは……典厩様と同じような事を仰いますな、お屋形様も」
信玄の言葉に、声を上げて笑ったのは、昌幸である。
「……さすが、ご兄弟と言いますか、何というか……」
「ふふ……そういうお主も、そのようなモノの言い方、だんだんと弾正に似てきたように見えるぞ?」
「え――?」
そう、信廉に指摘され、呑気に笑っていた昌幸の表情が凍りついた。
彼は眉を顰めると、信廉の顔を恨めし気に見る。
「さ……然様な気色の悪い冗談はお止め下され、逍遥様。よりによって、あの飲んだくれ親父殿と拙者が似てきたとは……断固として信じませぬぞ!」
そう言い放って、身震いすらした昌幸の仕草に、信玄たち三人は思わず噴き出した。
◆ ◆ ◆ ◆
それから、三人の兄弟は、盃を酌み交わし、ささやかな酒宴を始めた。
――そのさ中、
「……で、彼奴らの様子は、どうであった?」
信玄は、信繁の盃に酌をしてやりながら、さりげなく尋ねる。
彼の問いかけに、信繁は小さく頷いて答える。
「はっ……。最初はぎこちない様子でしたが、太郎が積極的に心を開いて四郎に歩み寄ろうとしておりました。四郎もそれに応えようとする様子でしたので、彼らに関しては、もう心配は無いかと思います」
「……そうか」
信繁の答えに、信玄は微かに安堵の表情を浮かべた。信虎の件があって以来、信玄は彼なりに、己の息子たちの関係について考え直し、些か憂う所があったようだ。
彼は、盃をくいっと呷ると、信繁の顔をじっと見て、ぽつぽつと言葉を紡ぎ始める。
「……本来ならば、父親であるこの儂が、彼奴らを良く見て、互いの仲を取り持ってやるべきだったのだが……。出来の悪い父だな、儂は」
「いえ……そのような事は――」
「儂が不甲斐ないばかりに、お前に要らぬ苦労をさせてしまったようだな、次郎」
そう言うと、信玄は信繁に向かって深く頭を下げた。
「――すまなかった」
「どうか――どうか、頭をお上げくださいませ、兄上……!」
頭を下げた信玄に、慌てて声をかける信繁。
「何も不甲斐ない事などございませぬ。兄上は、武田家の当主として多忙を極めておったのです。それで、子供らへの目が行き届かなくなったとして、誰がそれを責められましょう?」
「次郎兄の言う通りでございますぞ、太郎兄!」
信繁の言葉に続いて、信廉も口を開いた。
「然様な事は、太郎や四郎も、今は充分に解っておりますぞ。何せ、太郎兄に似て、聡い子たちですゆえ」
「……」
「過去は取り返せませぬが、未来は変える事が出来ます」
信廉の言葉を聞き、沈黙する信玄に、信繁は静かな口調で言った。
「過去にできなかったのなら、これからすればいいのです。太郎にも四郎にも、そして、兄上や逍遥、そして、某にもあるのです……未来が」
「……未来、か」
信繁の言葉を、信玄は反芻するように呟く。
「儂に、彼奴らを導いていく事が……」
「出来ないはずがありませぬ」
珍しく気弱な素振りを見せる信玄に、信繁は柔らかな笑みを向けながら、言葉を継いだ。
「もちろん某は、これまで通り……いや、これまで以上に兄上を輔けて参る所存です。……この命が尽きるその日まで」
「――無論、私もで御座いますぞ、太郎兄!」
信繁の言葉を受けて、信廉も大きく頷いた。
「……そうか」
そんなふたりを前にして、信玄は僅かに目を潤ませながら、こくりと頷き返して言う。
「典厩、逍遥……。これからも、宜しく頼む」
「「はっ!」」
信玄の声に、信繁と信廉は声を合わせて頷いた。
そんなふたりの弟を前に、信玄は満足げに微笑み、ふたりに聞こえぬほどの小声で呟いた。
「次郎、孫六……。お前たちのような弟が居て、良かった……」
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