成り行き番の溺愛生活

アオ

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「なっなんれ?なんれですか?エッチしましょう//赤ちゃんれきなくてもいいのでエッチしたいれす」
今までごちゃごちゃ考えてたのが噓のようにつらつらと本音が出てきて、ポロポロと勝手に涙が出てきてしまう。
僕はやっぱり必要なかったんだ。たまたまヒートになった僕の近くにいて番っただけで、やっぱり愛も何もないんだ

今まで翔さんが言ってくれてたことをすべて無視したような考えになっていってしまう。
それは元々僕自身が持っていた愛されたいという願望から生まれた考えであったのかもしれない。

「あっははは。やっぱり昴流くんはかわいいね♡俺が今まで言ってたこと忘れちゃったのかな?」

ズブズブとマイナスの感情にのみこまれそうになっていたら翔さんの笑い声が聞こえたけど、
僕は泣きすぎて何を言っているのか聞き取れなかった。

そしたら、翔さんが僕の涙をぬぐいながら
「いい?昴流くん。俺が言うことだけをこれからは信じてね」

優しい声で慰めるように翔さんが僕に言い聞かせた。
ヒートのせいか、泣いているからなのか、それとも両方が原因なのか頭がボーっとして翔さんのほうを見上げる。

「昴流くんは俺の番で、これから一緒に子供を作ろうって話してたよね?
俺は昴流くんが一番好きだし愛してるよ。だからそんなに泣きじゃくらなくてもいいんだよ。
俺はずっと昴流くんのそばにいるし、昴流くんもずっとおれのそばにいるんだよ♡」

翔さんが背中をよしよししながら話してくれて、だんだん落ち着いてきた。翔さんが僕のことをこんなに思ってくれてるって知らなくていきなりの爆弾のような告白に驚いて固まってしまった。

「昴流くん、俺が言ってること理解できたかな?しっかり俺に愛されてるってこと実感できた♡?」

翔さんにそう言われた瞬間あまりにも嬉しくって、一気にフェロモンが出てしまった。
「それは肯定ととっていいのかな?」

「はい♡僕は翔さんの番で、翔さんに愛されてて、僕も翔さんが大好きで愛してましゅ♡
それで、翔さんの子供をいっぱい生んで、翔さんと幸せな家族になりましゅ♡///」

「よくできました♡そんないい子な昴流くんにはご褒美をあげなくちゃね♡」

そう言って翔さんが僕の出っ放しになったフェロモンに負けず劣らずのフェロモンをぶつけてきた。


「かけうしゃん♡かけうしゃん♡しゅきでしゅ//あいしてましゅ//だからも…もっといっぱいほしいれす///♡」

「かーわいい♡♡♡♡そんなにかわいくおねだりして……昴流くんが満足しても止められないよ?♡♡♡」

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