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しおりを挟む「…ば…ん。」「…ばるくん。」「昴流くん。」
んっ。なんか呼ばれてる?
「あっ!起きた?おはよう。」
翔さん。なんでこんな至近距離なんだろう。
あと、さっきから唇になんか当たってるんだけど。
あっキスしてるのか。なんだそんなことか。
いやいやいやいや!キス?なんで?
動かない頭で一生懸命考えても意味がないので起きてみた。
「おっおはようございます。あの何でキスしてるんですか?」
翔さんはさも当たり前かのように
「昴流くんがかわいかったからね」
そうい言ったからは早いかまたキスをしてきた。しかも深いやつ。
「んっ。ふっ///。ふぁ。んっんっ。ふはぁい。」
「ふふ。かわいいね。もっと?」
なかなか終わらない。なんならもっと深くなっていってる気がする。
ヤバい朝から腰抜けちゃう。
「かけうさん//もうムリでしゅ//」
((可愛すぎるでしょ。ずっとこうしてたいけど、そろそろ昴流くんが落ちちゃいそうだからここまでかな。))
「ぷはぁ。ハァハァ。あしゃからやりすぎです!!」
まだ呂律が回らなくて嚙んじゃったけどこの際気にしない。
僕だって怒るときは怒るんだからね。いくら学校がない土曜日の朝だからってやりすぎだと思うんだよね。
「昴流くん気づいてないと思うけどフェロモン出てきてるよ。愛しの愛しの番が俺の名前呼びながら気持ちよさそう寝てたら襲いたくなるでしょ。」
うっ。そんなことしてたら言い訳できないでしょ。しかもヒートが近いって言われたら…
「かっ翔さん。あの、その今日と明日って予定ないですか?」
「もしなければ………そのシ、シませんか?」
「ヒートも近くなってるので。」
うわーーーー!恥ずかしい//なににこの沈黙。耐えられない。多分これでもかってくらい顔赤くなってると思う。
ヒートを言い訳にしてるけどほんとは、翔さんとイチャイチャしたいんだけどうまく言えなくて。
だってほんとに僕のこと好きなのかわからないし巻き込んだ側だから図々しくいくわけにはいかないじゃん。
翔さんのほうをチラッと見てみたらフリーズしてるし。
あーーーーーー完全に調子乗った。
終わった。
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