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後日談その4 もふもふなのが好きな飼い主とペットの子のその後
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「ああ、飼い主さま。おはようございます」
「へえ、また新しい動物くんを入れるのですか、どんな子でしょうか」
「…ああ、闇のバイヤーさんが摘発され、可哀想な状態になっていた輸入禁止動物なのですか。…ひどいですね」
「危ない状態だったけれど今はなんとか持ち直したので、許可をもらって飼育する事にしたと。良いと思います」
「…やっぱり、ひどい事をされてとても人間が嫌いで怯えているんですね。ぼくも頑張って励まします」
「…ぼくも、ひどい人に捕まって手足を斬られてここに売られて来た時、とても怯えていましたから」
「…あの時は飼い主さまが何日も何週間も優しくして下さって、少しずつ立ち直る事が出来ました」
「飼い主さまには、本当に感謝しています。ぼく、飼い主さま変態ですが大好きです」
「…その人は間もなく捕まって、牢屋の中でいじめ抜かれてその後自殺したとの事でしたね」
「…ぼくはとても幼い頃に両親が亡くなり、おじいさんとおばあさんに育ててもらいました」
「…おじいさん達はぼくが捕らえられた後、とても心配して寝込んでしまったそうですね」
「…それを飼い主さまに聞かされた時、ぼくが会いに行って元気なのを伝えたいと思いましたが、こんな体になっているのを知ったら、もっと傷ついて、もっとひどい事になってしまうかもと思ったら会えませんでした。…飼い主さまの立場もありますし」
「飼い主さまからひどく傷ついているので山奥の特別な施設に入れられたと伝えて下さった時は、少し安心したようで良かったですが」
「…お手紙を飼い主さまに書いてもらってやり取りくらいはできますが、いつかはちゃんと会いに行けたらと思っています」
「え、その禁止動物くんを保護する事で保護団体から多額の資金提供を受けられ、定期的に貰える事になりそうなので義肢を買ってあげる?わあ、ありがとうございます!」
数か月後。
「慣れるまで少し大変でしたが、ぼくもう大丈夫です!毎日楽しいです!」
「おじいさん達にも会いに行けて、元気になれたのを伝えられましたし。…やっぱり手足を無くしたのはとても悲しそうでしたが、ぼくは今幸せだと伝えたら嬉しそうでしたし」
「禁止動物くんも今はすっかり慣れて、ぼくや飼い主さまと仲良しになれましたし、今すごく幸せです!」
「ああ、またもふもふの物を着せたいのですね。いいですよ。僕ももふもふ大好きですので」
「へえ、また新しい動物くんを入れるのですか、どんな子でしょうか」
「…ああ、闇のバイヤーさんが摘発され、可哀想な状態になっていた輸入禁止動物なのですか。…ひどいですね」
「危ない状態だったけれど今はなんとか持ち直したので、許可をもらって飼育する事にしたと。良いと思います」
「…やっぱり、ひどい事をされてとても人間が嫌いで怯えているんですね。ぼくも頑張って励まします」
「…ぼくも、ひどい人に捕まって手足を斬られてここに売られて来た時、とても怯えていましたから」
「…あの時は飼い主さまが何日も何週間も優しくして下さって、少しずつ立ち直る事が出来ました」
「飼い主さまには、本当に感謝しています。ぼく、飼い主さま変態ですが大好きです」
「…その人は間もなく捕まって、牢屋の中でいじめ抜かれてその後自殺したとの事でしたね」
「…ぼくはとても幼い頃に両親が亡くなり、おじいさんとおばあさんに育ててもらいました」
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「…それを飼い主さまに聞かされた時、ぼくが会いに行って元気なのを伝えたいと思いましたが、こんな体になっているのを知ったら、もっと傷ついて、もっとひどい事になってしまうかもと思ったら会えませんでした。…飼い主さまの立場もありますし」
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「…お手紙を飼い主さまに書いてもらってやり取りくらいはできますが、いつかはちゃんと会いに行けたらと思っています」
「え、その禁止動物くんを保護する事で保護団体から多額の資金提供を受けられ、定期的に貰える事になりそうなので義肢を買ってあげる?わあ、ありがとうございます!」
数か月後。
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