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第二章 みんなとのアレな日々
アレな爆弾騒ぎ
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ずっと昔の事。
「ねえクロ、最近伸び悩んでるよね」
「…うん、僕も教官にお願いして、何度も訓練してるんだけど」
「クロ、毎日睡眠時間削って頑張ってるもんね、まあ僕達相当強いし今戦況有利だし、そんなに追い込むなよ」
「…でも、僕ももっと皆の力になりたいし、この戦争早く終わらせたいんだ」
「クロ、良い子だもんね。クソ研究員も補助機械体に無理のない範囲で強化改造急いでるけどさ」
「…僕体強いし、多少は無理しても良いよって言ってるんだけどね」
「…あのさクロ、僕、お前が絶対強くなれる良いアイデアがあるんだ」
「うん、どんな?」
「ごめん、それはまだ内緒。でも近いうちやってあげるから、楽しみにしてて」
「うん、ありがと」
そして現代。
「いやー、今日の合同ライブ豪華だねー」
「うん、数ユニットまとめて出演するから、お客さんも相当来てるしね」
「カズサ君達も衣装似合ってるよ」
「ありがとー、うちのお抱えのアレだけど天才デザイナーさんに作ってもらった」
「…で、デザイナーさんもやっぱりアレなんだ」
「うん、ここの関係者一同ほぼほぼアレ。まあ流石に法に触れるような事はしないけどさ」
「…そ、そうなんだ。それは良かった」
「うん、ここのアレな関係者さん、皆面白いよ。中学生くらいなのに超天才で飛び級で医師免許取った校医さんとか、もと超強い傭兵の清掃員さんとか、アレな人達をアレな料理にするのが大好きな調理師のおばさんとか」
「う、うわあ」
「あ、当然の如くおばさんも校内では普通の料理出すから安心してね」
「う、うん。アレな物食べてたら吐くところだった」
「そんな訳で先生達も当然アレ揃いだしね」
「うん、授業聞いてると十二分にわかる」
「まあこの国と学校じゃなきゃ絶対に味わえない体験だし、俺毎日楽しいよ」
「うん、ここの子皆そう思ってるだろうね。佑真君以外」
「…うん、佑真はマジでかわいそう」
「あー、エターナルのライブ終わった。これで終わりだね」
「うん、やっぱ彼らも人生経験豊富だから良いパフォーマンスするよね」
「…って、何か騒がしいけど、何事??」
「あー、どうもアレな爆弾魔が忍び込んで、ステージに強力な爆弾仕掛けたみたい」
「ひ、ひええ。早く逃げないと」
「うん、こういうの慣れっこなアレな警備員さん達がすぐ避難誘導してくれるから大丈夫だよ」
「あ、ほんとだ。アレ警備員さん達がすぐに誘導してくれてる」
「あー、お客さんの避難は全員終わったけど、清掃員さんが爆弾魔とっ捕まえるのに忙しくて解除できないって」
「え、じゃあどうするの。カウントあとどのくらいなの」
「あと1分くらいだってさ」
「いやいやいや、どうするのそれ。ステージぶっ壊れちゃうでしょ」
「まあ皆アレ揃いだし、どうにでもなるよ」
「あー、どうしようかこれ。まあぶん投げてもいいんだけど、ちょっと俺腕力はそこまでじゃないし」
「うん、そうだね。僕も人生経験長いとは言え、解除の知識はほぼ無いや」
「あー、じゃあ俺完全不老不死だし、俺が抱きしめてなるべく被害減らすよ」
「あ、良いの八尾?じゃあ悪いけどお願い」
「うん、まあ超痛いだろうけど一瞬だし良いよ。ほら皆早く逃げな」
「うん、ごめんね八尾ー」
「あれ、病葉君と面影君戻って来た。八尾君大丈夫なの?」
「あーうん、あいつ不死だから抱きしめて被害減らすって」
「い、いや死なないにせよ大変でしょそれ」
「まあ本人も良いよって言ってたし、すぐ復活するから別に良いでしょ」
「そ、そんなカジュアルな」
とかなんとか言ってたら爆発し、八尾君は見事に爆発四散した。
「う、うわあ。ちょっと吐きそう」
「うん、慣れてなきゃきついよね。向こう見るなり、トイレ行って来なよ」
「…うん、そうするね、ごめん」
トイレでアレを済ませ、どうにか落ち着き戻って来た頃にはだいぶ八尾君は再生していた。また吐きそうになった。
更に数十分後。
「おーし、完全復活!まあお察しの通り全裸だけど」
「八尾お疲れー。ほら、とりあえずジャージ着なよ」
「八尾君ありがとねー。体張ってくれてありがと」
「あー、清掃員さんがギリ死なない程度に爆弾魔ボコってくれて、即刻警察に引き渡してくれたって」
「そっか、良かった良かった」
「調理師のおばさんも肉片ある程度調理したがってたけど、まあ許可出てないしって残念そうに我慢してた」
「校医の男の子に一応診て貰ったら?」
「うーん、全然調子良いし別に良いや」
「そっか、ならいいんじゃない?ほら、代行も労って差し入れしてくれたし、皆で打ち上げしようよ」
「おー、良いね良いね。じゃ早速自室行こ」
「うん、行こ行こ」
そんな感じで和気あいあいと皆はぞろぞろとステージを後にした。
「…いやほんと、この学校ヤバいな…」
「ねえクロ、最近伸び悩んでるよね」
「…うん、僕も教官にお願いして、何度も訓練してるんだけど」
「クロ、毎日睡眠時間削って頑張ってるもんね、まあ僕達相当強いし今戦況有利だし、そんなに追い込むなよ」
「…でも、僕ももっと皆の力になりたいし、この戦争早く終わらせたいんだ」
「クロ、良い子だもんね。クソ研究員も補助機械体に無理のない範囲で強化改造急いでるけどさ」
「…僕体強いし、多少は無理しても良いよって言ってるんだけどね」
「…あのさクロ、僕、お前が絶対強くなれる良いアイデアがあるんだ」
「うん、どんな?」
「ごめん、それはまだ内緒。でも近いうちやってあげるから、楽しみにしてて」
「うん、ありがと」
そして現代。
「いやー、今日の合同ライブ豪華だねー」
「うん、数ユニットまとめて出演するから、お客さんも相当来てるしね」
「カズサ君達も衣装似合ってるよ」
「ありがとー、うちのお抱えのアレだけど天才デザイナーさんに作ってもらった」
「…で、デザイナーさんもやっぱりアレなんだ」
「うん、ここの関係者一同ほぼほぼアレ。まあ流石に法に触れるような事はしないけどさ」
「…そ、そうなんだ。それは良かった」
「うん、ここのアレな関係者さん、皆面白いよ。中学生くらいなのに超天才で飛び級で医師免許取った校医さんとか、もと超強い傭兵の清掃員さんとか、アレな人達をアレな料理にするのが大好きな調理師のおばさんとか」
「う、うわあ」
「あ、当然の如くおばさんも校内では普通の料理出すから安心してね」
「う、うん。アレな物食べてたら吐くところだった」
「そんな訳で先生達も当然アレ揃いだしね」
「うん、授業聞いてると十二分にわかる」
「まあこの国と学校じゃなきゃ絶対に味わえない体験だし、俺毎日楽しいよ」
「うん、ここの子皆そう思ってるだろうね。佑真君以外」
「…うん、佑真はマジでかわいそう」
「あー、エターナルのライブ終わった。これで終わりだね」
「うん、やっぱ彼らも人生経験豊富だから良いパフォーマンスするよね」
「…って、何か騒がしいけど、何事??」
「あー、どうもアレな爆弾魔が忍び込んで、ステージに強力な爆弾仕掛けたみたい」
「ひ、ひええ。早く逃げないと」
「うん、こういうの慣れっこなアレな警備員さん達がすぐ避難誘導してくれるから大丈夫だよ」
「あ、ほんとだ。アレ警備員さん達がすぐに誘導してくれてる」
「あー、お客さんの避難は全員終わったけど、清掃員さんが爆弾魔とっ捕まえるのに忙しくて解除できないって」
「え、じゃあどうするの。カウントあとどのくらいなの」
「あと1分くらいだってさ」
「いやいやいや、どうするのそれ。ステージぶっ壊れちゃうでしょ」
「まあ皆アレ揃いだし、どうにでもなるよ」
「あー、どうしようかこれ。まあぶん投げてもいいんだけど、ちょっと俺腕力はそこまでじゃないし」
「うん、そうだね。僕も人生経験長いとは言え、解除の知識はほぼ無いや」
「あー、じゃあ俺完全不老不死だし、俺が抱きしめてなるべく被害減らすよ」
「あ、良いの八尾?じゃあ悪いけどお願い」
「うん、まあ超痛いだろうけど一瞬だし良いよ。ほら皆早く逃げな」
「うん、ごめんね八尾ー」
「あれ、病葉君と面影君戻って来た。八尾君大丈夫なの?」
「あーうん、あいつ不死だから抱きしめて被害減らすって」
「い、いや死なないにせよ大変でしょそれ」
「まあ本人も良いよって言ってたし、すぐ復活するから別に良いでしょ」
「そ、そんなカジュアルな」
とかなんとか言ってたら爆発し、八尾君は見事に爆発四散した。
「う、うわあ。ちょっと吐きそう」
「うん、慣れてなきゃきついよね。向こう見るなり、トイレ行って来なよ」
「…うん、そうするね、ごめん」
トイレでアレを済ませ、どうにか落ち着き戻って来た頃にはだいぶ八尾君は再生していた。また吐きそうになった。
更に数十分後。
「おーし、完全復活!まあお察しの通り全裸だけど」
「八尾お疲れー。ほら、とりあえずジャージ着なよ」
「八尾君ありがとねー。体張ってくれてありがと」
「あー、清掃員さんがギリ死なない程度に爆弾魔ボコってくれて、即刻警察に引き渡してくれたって」
「そっか、良かった良かった」
「調理師のおばさんも肉片ある程度調理したがってたけど、まあ許可出てないしって残念そうに我慢してた」
「校医の男の子に一応診て貰ったら?」
「うーん、全然調子良いし別に良いや」
「そっか、ならいいんじゃない?ほら、代行も労って差し入れしてくれたし、皆で打ち上げしようよ」
「おー、良いね良いね。じゃ早速自室行こ」
「うん、行こ行こ」
そんな感じで和気あいあいと皆はぞろぞろとステージを後にした。
「…いやほんと、この学校ヤバいな…」
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