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高校時代 その1

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高校は仲のいい友達集まって、バカなことばっかりして最高に楽しかった!

仲良い4人でテニス部に入ったら、それまでは人数少なく同好会だったのに、いっぱい入ったからって部活になり…。

みんなだんだん辞めていって、気付いたら先輩3人と私達4人。

しかも大会に出なければならないと言う。

ちゃんとしたラケット買って、ジャージも試合用の服まで買って、なんちゃってテニス部の始まり始まり…

とにかくふざけてた…こんなおふざけテニス部なんて(スカートの下に履くヒラヒラスコート?)普通の下着のパンツで良くね?なんて思ったりw

それでもそれなりに練習はしてて、部費なんてないのに自分で封筒作って母から3千円を貰ってた…。

母よ、今だからゴメンなさい!

大会も勿論参加しなければならなくて、おふざけ4人は暑いのにテントもなくフェイスタオル被り…。
隣の強いチームのテントにジリジリ寄って行き、2人は日光を避けれ、代わりがわりの暑さ対策。

それでも2ペア中、私達のチームが初めて勝った時には、それこそバカ踊り。

そこに隣を負けたペアが通り、めちゃ反省…

大会は見学も兼ねて旅館に一泊だったので、これまた大騒ぎ。

枕投げするやら、友達を布団にぐるぐる巻きのロールケーキ状態。

とにかく楽しすぎた!

そんな頑張ったテニス部なのに、卒業時に部室にラケットを置き忘れて来ると言う…はぁ…。

高校時代もそれなりにモテた。

自分でもこれまた不思議、全く分からない…。

特に美人でもなく普通の女子高生。

髪も長い訳でもお洒落な訳でもない…。


初体験は高校1年生。

その当時の男性陣は「いかに何人の処女を奪えるか!」合戦。

そしてお酒を飲ませてヤルのが流行っていて、私も流行りに乗せられ、夜に近所の駐車場(すぐ横には国道が…)に呼ばれ、車と車の間で酒を飲まされて気付いたら下半身は脱がされ入れられてた…。

車が通るたびに風が吹くから、アソコは乾いて痛い痛い!

彼が下半身を動かしてるのは分かったけれど、ヤッたのも記憶に無いまま処女喪失…。

次の日、学校に行くと友達みんなに「おめでとうー!」と、握手の嵐。

何だか分からず「ありがとうー!」なんて言いながら、握手返し。

後に、彼氏がみんなに「〇〇とヤッた」と言いふらしてた様で…恥ずかしいやら情けないやら…。

その人とはすぐに別れ、また新たな彼氏が出来たけど、中学から好きだった「本当に好きな人」とは結局付き合えず…。

その好きな人はモテ男で、女を取っ替え引っ換え。

向こうも好意を持ってくれてたけど、いつも二股の二番手で…。

親友と二股かけられた事も有って「あなたの事はもう諦めるから!」って言っても、好きだと言ってくれる言葉に弱くて諦められず…。

何度泣いた夜が有った事か…。

昔は黒電話だったけど、電話口でギター弾きながら歌ってくれるラブソング…メロメロでヤられてしまって今でも忘れられない。

やっぱり嫌いになんてなれない…。

その頃から人依存は始まってたと思う。

モテ男とその幼馴染の2人を交互に好きになる。
幼馴染だから当然2人は仲が良い。

ある休日、付き合っているYくんの家にバスで遊びに行った。

帰りは夕方、バスに揺られ通過するバス停を眺めていたら、好きな人(Tくん)が立っていて、見えなくなるまで手を振ってくれてた。

驚きと嬉しさと切なさで胸がいっぱいになり…。
こんなサプライズをするキザな男が居るだろうか。

誕生日にバイト先に腕時計を買って持って来てくれたり、「I LOVE YOU」と書かれた手紙が郵便で送られて来たり…。

有る時は遠い自分ちから自転車でウチの近くの橋まで来て呼び出され、橋の下で抱き合ったり、キスしたり、耳元で「愛してる」と囁かれたり…。

今でも思う…

私は一生この人の事が好きなんだろうと思った、あの時。


親友の彼氏なのに、どうしても好きだったし忘れられなかった。
2人を見るのが辛かった、でも大好きだった。

次回へ続く…
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