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幼少期

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とある家に次女として生まれた私。

上には2歳上の姉、4歳下の弟、祖父母に母父の7人家族。
決して裕福な家庭では無く、平凡な家庭で育ったつもり。

2番目は男の子が欲しいと期待されて生まれた私は、期待外れの残念な子供…。

姉と弟は可愛がられ、私はと言うと、お手伝いをすれば可愛がって貰えるかも!と子供ながらに考え、当時は薪ストーブだった為、父に薪割り担当を任され特訓。

割った薪をいかに上手く積むかのテトリス作戦。

祖母に冬の畑で採れる「チョロギ」を、当時は我が家で高級飲料だった「オロナミンC」で釣られお手伝い。


冬の畑で飲むオロナミンCは格別!

山菜採りは母に「300円あげるから付き合って!」と、これまたお金で釣られ…。

母が遠くに行かない様に、10分置きに声を掛ける役目。

その間、私は沢蟹を取ったりしながら時間潰し。

小学校時代は弟の友達とつるんで、近くの池?や用水路?でタガメ取ったりカエルやどじょう取りしたり。

足にヒルが付こうとお構いなしw

取ったどじょうは近くのお店にタダで下ろしたり、家で鍋にしたりで、家&お店に大いに貢献してた気がする。

弟と緑蛙を100匹捕まえて、母に褒められるかと思って見せたら、めっちゃ怒られ「すぐ捨てて来い!」と…。
今思うと確かに気持ち悪いかも…。

学校のぼっとん便所の臭いが何故か好きで、思いっきり吸って「はぁー、香ばしい…」とアロマ気分w
その頃から匂いフェチ。

毎年夏休み、部落の幼稚園、小学生までの子供&親達でバスを貸し切り「海水浴ツアー」が有った。
当時は子供達も多かったから、結構な人数。

我が家の周りは田んぼや畑、背景は山だらけ。
海なんて言ったら、海外旅行並みのウキウキ気分。

泳げない私は浮き輪に捕まり、なるべく親の近くでプカプカ浮いて、気持ちいい事この上ない!

調子に乗ってたら足が付かない所に流されてて、慌てた私は浮き輪を離してしまった…。

溺れた…。

苦しくて、バシャバシャともがいて必死だった。

その時、弟を遊ばせてる父と目が合った!確実に!

無視された…。

今でも忘れられない、父の冷ややかな目…。

近くに居た友達のお父さんが助けてくれた。

海水をいっぱい飲んだから、苦しくて怖くて涙が止まらず…。

そして父は私の手を引き「うるさい!」と言った…。

その時、私は父に愛されて無いと子供ながらに思った…。

次回に続く…
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