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初恋編

36話 愛なき蜜夜*

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 フィオナの寝室にある寝台は、大人二人が横になるときゅうくつになるくらいの小ぶりのものであった。

 フィオナをそのまま寝台に沈めると、自分の腰のベルトを外し、サーベルをすぐ手に取れるように寝台の脇に立てかける。

 それから彼女の身体の上にゆっくりと覆いかぶさった。

 華奢な身体がすっぽりとランスロットの逞しい胸の中に収まる。
 
 フィオナの頭の後ろに手を差し込んで、すでに先ほどの口づけで薄桃に腫れた唇をぬるりと舐める。

王女フィオナ、私もあなたと同じように、熱く昂っている」

 ランスロットは、舌を絡み合わせながらフィオナの快感を高めると、波うつように自分の腰をゆっくりと擦りつけ、フィオナの下腹部にトラウザーズの中で勃ち上がった欲望の証を押し付けた。

「あ、騎士様…」

 その淫らな感触にフィオナが息を飲むとその体がぷるっと震えた。

「今夜はたっぷりと悦びを味わせてあげよう」

 口づけを喉元から鎖骨に落としながら、手慣れた手つきでドレスを剥ぎ取る。
 幸い、妖精の仮装のせいで堅苦しいコルセットはつけておらず、甘い果実の皮をむくようにフィオナのすべやかな素肌が露わになった。

 小さなランプ一つだけの薄暗い灯火の中に浮かび上がる柔らかな白い素肌。
 金色に波うつ巻き毛。
 まるで幻想の妖精のように美しかった。

「綺麗だ…フィオナ」

 ランスロットは、思わず喉がからからになり、喉奥から掠れ声が漏れる。
 膝立ちになると、黒いシルクのシャツを脱ぎ捨て、フィオナの身体に熱い肌をぴたりと重ね合わせた。

「ぁあっん…」

 初めて男と肌を重ねる感覚に、自分の下でフィオナが打ち震えるのを感じた。
 両腕にフィオナを包み、首すじを吸い上げながら、徐々に口づけを下に落とす。

 まだ成熟途中の若い乳房をほぐすようにきゅうっと揉みしだき、小さな突起を口に含んで転がすと、フィオナが腰をくねらせて、すすり泣きを漏らした。

 ドロワーズをするりと脱がし、彼女の秘所を露わにする。
 足の付け根にある髪と同じ金色の短い巻き毛が、しっとりと蜜に濡れ柔らかな光に煌めいていた。

「あ…、やぁ、みないで…」

 フィオナが足をすり合わせて、てのひらで秘所をそっと隠して身をよじった。
 その仕草がなんとも言えず愛らしく、ランスロットは微笑みを浮かべた。

「恥ずかしがることはない。こんなに美しいのだから」

 フィオナの足をそっと割ってその中に身を置くと、短い巻き毛の上に、ちゅくっと口付けた。
 なんとも言えない、甘い香りがランスロットの頭を痺れさせる。

「やぁう…やめて、そんなところ…」

「ここは、快楽の泉なんだ。こんなに蜜が溢れているだろう」

「蜜…?」

「女性は、男から快楽を与えられると、ここから甘い蜜がでるんだよ」

 そのまま膝を曲げて足を開かせると、薔薇色のみずみずしい花びらが現れた。

「フィオナ、まるで、夜露に濡れた薔薇の花びらのようだ」
 
 ランスロットは、舌を伸ばして濡れそぼった蜜壺から、甘い蜜を掬い取ると、秘裂にそって舌を差し入れながらゆっくりと舐め上げる。

 二度、三度、同じように舐め上げると、両手の親指で襞をぱくりと押し開けて、露わになった花芯をほとばしる蜜とともに口に含んで吸い上げた。

 その感覚にフィオナから歓びのうめき声が漏れ、腰がぴくぴくと跳ねる。

 まだ薄皮を被っている花芯を美味な蜜を味わうように満遍まんべんなく舐めまわすと、綺麗に剥けた濃い桃色の花芽が露われた。
 まだ誰も触れたことのない無垢な花芽を舌で刺激する。
 
「やっあっん、うぅん…、んっ」

「フィオナ、一度、って柔らかく蕩けるといい」

 ランスロットは、花芯を口に含み入れるとちゅくちゅくと吸い上げた。
 敏感な芽を歯でそっと甘噛みする。

「はぅ、あっん…、なんだか、おかしい…」
「おかしくはないよ。もうすぐ、最高の悦びがやってくる」

 フィオナの花芯のぴくぴくとした脈動がランスロットの舌に伝わる。
 絶頂まであとほんの少しだ。
 ランスロットは、花芽をぐるりと舐めるときつく吸い上げた。

 乙女のフィオナの体は、愉悦の波に攫われ、体が自然と弓なりに反って腰ががくがくと戦慄わなないた。ランスロットの巧みな愛撫に溺れ歓喜に打ち震えた。

「君の蜜は素晴らしく甘い」

 絶頂に達し弛緩したフィオナのとろとろに溶けた蜜孔に、容赦なく指を差し込んでゆっくりと抜き差しする。蜜が糸を引いてランスロットの指に絡みついた。

 ずぷりと指を入れると、十分、蜜に濡れているのに蜜洞なかのあまりのきつさに眉をひそめた。

 指でさえ、やっとだ…。
 果たして彼女に俺のものが入るのだろうか…

 フィオナはとても細く華奢な体つきだ。
 対照的に自分は身長もかなり高くその体躯も大きい。
 そのせいか男の証も一旦、勃ち上がると普通の男よりひときわ太く長くそそり勃つ。

 娼館の妖艶な体つきの娼婦たちにはもてはやされたが、無垢な乙女の彼女には、かなりつらい痛みを感じるに違いない。

 ランスロットは指を引き抜くと、フィオナの下腹部に手を当てて呪文を呟いた。
 気休めかもしれないが、これで少しは痛みが違うだろう…

 フィオナに癒しの魔法をかけると、また指を差し込み、辛抱づよく彼女の蜜洞が柔らかく蕩けてくるのを待ち、指を2本に増やし3本目がぬぷりと入ると安堵のため息を漏らした。

 まだ十分とは言えないが、だいぶ滑らかになってきている。
 さらに深く指を差し入れて、じゅぶじゅぶと蜜が泡立つほど蜜洞をほぐすと、フィオナが愉悦に身悶えし、甘いすすり泣きをもらした。

 そろそろ、挿れられそうだ…
 蜜の芳しい香りを放つ指を引く抜くと、トラウザーズを性急に脱ぎ捨て、昂る肉棒を解放した。
 ランスロット自身もすでに限界近くまで硬く張り詰め、雄々しく猛っている。
 
 痛いほど勃ちあがった肉棒をフィオナの秘裂に沿って前後に腰を動かし柔襞やわひだに擦り付け、こぼれる蜜をたっぷりと纏わせる。

「んあっ…あん…」

「フィオナ…」

 フィオナが打ち震えながら甘いすすり泣くを漏らすと、その先を急くように肉棒がビクンと反応した。

 くそっ、まだ挿れてもないのに、なんて気持ちがいいんだ。
 快楽に溺れさせようと苦心したのに、俺の方が彼女の蜜に溺れ、熱くたぎって精が溢れそうになる。

「ああ、王女フィオナ、君とひとつになりたい。どうか純潔を私に捧げてほしい…」

 ランスロットは、肉竿の根元を押し下げ、亀頭を蜜壺にぬぷりと挿れると、狭い媚肉を押し広げるように先に進む。
 
「あぅ…、騎士様…こわい」
「大丈夫だから力を抜いて。あまりに締め付けられるとこらえられなくなる」

 先だけを挿れたまま、フィオナに口づけをして、甘い感覚を取り戻させる。
 彼女の体から力が抜けたその瞬間を逃さずに、腰を揮ってひといきに奥まで突き入れた。

「・・・・・!」
 
 声にならない悲鳴をランスロットの口づけが飲み込む。

「んっ、うんぅ…」

 フィオナが縋るように、ランスロットの首に手を回し打ち震えると、彼女をぎゅっと抱きしめて痛みでこぼれ落ちた涙を唇で吸い取った。

「ああ、フィオナ、痛みはもうすぐおさまるから…」

 ランスロットもフィオナの痛みが引く間、動かずにじっとしてると、フィオナが容赦なく自分のものを締めつける感覚に苦悶の表情を浮かべた。

 これ以上は耐えられなくなり、肉棒を蜜口までぎりぎりに引き抜くと、滾る男根を最奥までずぷりと突き入れ、自分の形と長さがフィオナの蜜洞なかに馴染むようにゆっくりと律動を刻む。

「は、はぁ…んっ、あぁ…あん…」

 痛みも引いたのか、喉奥から奏で出される甘い吐息の漏れる唇を塞ぐと、腰を突き入れるリズムにあわせて唇を吸い上げた。
 ランスロットの腰の引き締まった筋肉が、肉槍を突き入れる度、波打つようにうねる。

 フィオナは自分からも愛撫を求めるようにランスロットの唇を啜った。
 その行為にランスロットはどうしようもなく愛しみを感じ、フィオナに応えるように舌を絡ませ激しく貪ると、思いがけない陶酔がランスロットを襲った。
 
 だめだ、これは、愛の交歓ではない…己の目的を忘れるな…!

 フィオナの唇から強引に自分の唇を引き剥がすと、身を起こして繋がった部分に神経を集中させて、深く突き上げた。

 白く柔らかな腿を掴んで、だんだんと激しく腰の律動を刻むと、フィオナから歓喜の声が漏れ、不意に身悶えしたかと思うと、自分を咥え込んだ膣壁が激しく収縮して媚肉が蠢いた。
 
「はっ…」

 フィオナが絶頂に達したのだろう。
 俺も、これ以上は無理だ・・・

 今にも弾けそうな肉棒を最奥までぐいとひと突きすると、陰茎がびくびくと激しく脈動し、熱い飛沫がフィオナの蜜奥に勢い良く流れ込んだ。

 さらにフィオナの細い腰を持ち上げ、ぴたりと密着した自分の腰を何度か揮うと、溢れ出る精を一滴たりとも漏らさぬように注ぎ込んだ。

 ランスロットは、とめどなく流れ出た吐精にぐったりしそうになるのを堪え、自分の感覚を研ぎ澄ます。
 
 ーああ、受精が成立した…

 今の射精で、フィオナの中に自身の子種が根付くのをはっきりと感じ取った。

 フィオナを見ると、すでに処女おとめの身体に次から次に起こった愉悦で、放心したかのようにぐったりとしている。

 ランスロットはフィオナの中に挿入はいったまま、下腹に温かい手をかざすと、感覚を集中させ魔力を込めて、子が流れることのないように呪文を呟いた。

王女フィオナ、いずれまた会いましょう。それまでこのことは誰にも話してはいけません…。例え何があっても」

 ランスロットは、フィオナに口止めをした。
 三月(みつき)ほどして、子がしっかり根付くまでは流れやすい。
 その間、子を孕んでいる事を悟られれば、子が流れるように薬を盛られる可能性もある。
 そうなれば、彼女の体も危険にさらされてしまう。
 万一、王妃に知られでもしたはまずい・・・

 フィオナの髪を優しく撫でながら耳元で低く囁くと、フィオナがとろんとした目を開けてコクリと頷いた。

「いい子だ。約束だよ」

 王女フィオナの蜜壺から、まだ硬さを保った自身の肉棒をぐぽりと引き抜くと、精液と純潔の証の血の色が混じった白濁が溢れ出で、引き抜いた先端からもどろりと滴り落ちる。
 
 フィオナは、自分の中を満たしていたものが不意に失われた感覚からか、不安げな瞳を向けた。

「騎士様…私怖い。どうしたら…」

「我が王女。君は何もしなくていい。時が来たらきっと迎えに来るから、どうか信じて」

「せめて、お名前を…」

 フィオナは、青ざめ涙をためて心細げに呟いた。

 ああ、くそ…。
 彼女は不安で押し潰されそうになっている。
 ランスロットは、偽りの名を言いたくなかった。

「今はまだ事情があって名は明かせない。ただ…、君との約束の印にこの指輪を持っていてほしい」

 ランスロットは自分の指から精巧な細工でできた黄金の指輪を外してフィオナに握らせた。
 それは一見どこにでもある黄金の指輪だが、代々ダークフォール公爵家の嫡子に受け継がれ、これまで肌身離さず身に着けてきたものだ。裏側に小さく紋章が刻まれている。

 その指輪をフィオナは大切そうにきゅうっと握りしめた。
 
 ランスロットは未だ震える彼女を安心させるように唇を重ねる。
 さらに口内に舌を差し入れて甘い刺激を与えながらそっと呪文を呟くと、フィオナがすぅっと眠りについた。
 
 これで朝までぐっすり寝られるだろう。
 フィオナの涙の跡が伝う頬をそっと撫でると、肩口まで上布をかけた。

 ランスロットは溜息をついて身を起こすと、自分の馬鹿げた銀の仮面をぞんざいに外し、床に投げ捨てる。前髪を掻き上げると、仮面を外したその瞳は、元の緋色に戻っていた。

 フィオナの可憐な寝姿に目をやると、その瞳が赤黒くかげりを帯びた。
 無垢な乙女の彼女は、生まれて初めて味わう快楽に翻弄されて、俺に純潔を捧げてしまった。
 自分が甘い言葉でそうなるよう仕向けたのだ。

「もはや、後戻りはできない」

 これで王妃の策略は無に帰す。
 あとは三月みつきほどたって、子を孕んだことが確実になれば、魔法契約は無効となる。
 さすがに王妃もカイルとの婚姻を諦めるであろう。

 辛い思いをさせるが、なにもかも片付いたら卑怯者とそしられても王女フィオナを迎えに来よう。

 部屋の窓からはほのかに円舞曲の音楽が響き、仮面舞踏会はまだまだ続いているようだ。時折、人々の笑いさざめきが聞こえる。
  
 ランスロットは、脱ぎ捨てた衣服を身につけ、マントをひらりと羽織るとローゼン国内にある貴族の隠れ家に転移した。

 宵闇に紛れて馬を駆り、その日のうちにエルミナールの自邸に戻った。


 自邸の薄暗い廊下をつかつかと進む。
 誰もいない書斎に入ると、どかりと椅子に身を投げ出した。

 テーブルの上に置いてあった酒をグラスに注ぐと、ゴクゴクと一気に煽った。

 ーそろそろ夜が明ける…。

 窓の外に青白く白む空をみていると、ぎぃっと扉が開き、父の宰相が入ってきた。
 そのまま扉を閉めた所で立ち止まり、ランスロットの背後から問いかけた。

「戻ったか。して…、首尾はどうだ?」

「期待は裏切っていませんよ。すべて、計画通りだ。男女の睦事など何も知らぬ無垢な乙女は、いとも簡単に落ちた」

 グラスを揺らしながら、父に自嘲めいた声で告げた。

 宰相はその口調に眉根を寄せたが、安堵のため息が漏らした。

「では、妊娠が確実となるまで、三月みつきほど様子を見ることとしよう。王女には、分からぬように護衛をつけておく。事が明るみに出るまで、殿下にも伏せておけ」

 それだけ言い残して、部屋を後にした。

 ランスロットは、酒の入ったグラスを握り締めると、思い切り壁に叩きつけた。
 
 ガラスと液体が粉々に弾け飛ぶ。

 そう、俺は最低だ…しかも、彼女との睦事を愉しんでいた。

 ランスロットは、自分への滾る怒りをたたえてうまやに行くと、馬丁を叩き起こした。

「鞍をつけろ。早駆けに行く」

「は、はい、若様」

 馬丁は、若君ランスロットのいつもと違った剣幕に圧倒されて、すぐに鞍をつける。
 ランスロットは即座に愛馬のスティールハートに飛び乗った。

 お前のようにはがねの心があれば…

 スティールハートがランスロットの心を読んだように後ろ脚で立ち、大きくいなないた。

 「はっ!」
 わき腹に蹴りを入れると、裏庭から広がる馬道に向かって飛ぶように疾走し、その影はみるみると小さくなった。

 その時、リゼルは自室のベッドで、うとうとと微睡まどろんでいると、馬の嘶きが聞こえた。寝台から降りて窓に近づくと、白んできた窓の外を見た。

 あれは…お兄様?
 裏庭から外へ馬で駆けていく兄の姿が見えた。

 お父様が、お兄様はお仕事で当分帰れないとおっしゃっていたけれど、きっと無事に片付いたのね。よかった。今夜は晩餐をご一緒できるかしら?

 リゼルは、だんだんと小さくなる兄の姿を目で追った。

 家族が揃った時に、ずっと考えていたあの話を切り出してみよう。
 カイル様の結婚式の前に、神殿に仕えられるように許しをもらおう…

 リゼルの吐く息が窓ガラスにかかり、白く曇る。
 しばしカイルを想いながら、ガラスにそっと口付けた。 
 カイルの温もりのある唇と違って、その無機質な冷たさにふるりとした震えが走った。

 すでに、エルミナールは晩秋から初冬へと季節が移り変わっていた。

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