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初恋編

28話 せめぎ合い*

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 雨宿りのため、二人は森の中にある狩猟小屋に急いで駆け寄ると、そこは小屋というより瀟洒しょうしゃな平屋の建物で、王家の所有物だろうか、扉にはエルミナール帝国の紋章がはめ込まれていた。

 正面玄関の扉の鍵は閉まっていたが、裏口に回ると鍵が壊れた小さな扉があり二人はそこから中に入ることができた。

「開いてて良かった。少し濡れてしまったね。リゼルちゃん、タオルがあったから、これで拭いて」

 ルーファスはリゼルにタオルを差し出し、自分も濡れた頭を拭きとる。

 リゼルは、渡されたタオルを握ったまま、先ほどのルーファスの告白のことをじっと考え込んでいた。

 ルーファス様は、私のことを真剣に考えてくれている。
 でも、わたし…私は、あの時、カイル様に純潔を捧げた…

 もう、この身体は清い乙女ではない。
 このことを父母が知ったら、きっとすぐにも修道院に送られるだろう…
 これ以上、ルーファス様にも期待を持たせてはいけない…リゼルは、意を決してルーファスを見上げた。

「る、ルーファス様、先ほどのお話、やっぱり私はお受けできません…」

「…いますぐ、じゃなくていいから。今は、ぼくが君を妃にめとりたいと思っていることだけ覚えておいてもらえれば…返事は急がないから…」

 ルーファスはリゼルの顎にそっと手をかけると、その唇に優しく口付けを落とした。
 目を眇めてリゼルを愛おしそうに見る。

「ち、ちがうの…。わたし、わたしは…。もう、誰の花嫁にもなれないの…。そんな資格はないの。ましてや一国の王子様のお妃にはなれない…」

 そう口に出してはじめて、自分はカイル皇子の花嫁にも、ルーファスや他の誰かの花嫁にもなれないのだと思った。 
 リゼルは、持っていたタオルをぎゅうと握り、うつむいて唇を噛み締める。

 ルーファスは、その様子をみて、少し目を見開いて動揺したものの、すぐに落ち着きを取り戻すと、リゼルがはっきりと伝えられなかった言葉を口にした。

「もしかして…。君はもう、純潔ではないということ?」

 リゼルの体が、びくりと跳ねる。

「…相手は、カイル皇子?」

 探るような目でルーファスが問うと、リゼルは、ぎゅっと目をつぶり、震えながらコクリと頷いた。

 まさか…ルーファスは、驚きを隠せなかった。
 フィオナ王女と婚約中のカイル皇子が、すでに彼女を自分のものにしたとは。
 よぼど僕に盗られるのを恐れていたのか…
 でも、僕にはリゼルちゃんが純潔かどうかなど、そんなことはどうでもいいのに。

「ふっ、ふはははっ、なんだ、そんなこと?」ルーファスは可笑おかしさがこみ上げた。

「そんなことを気にしてるの?」

 ルーファスはリゼルの目を覗き込むと、その金色の瞳が熱を孕んで妖しく揺らめく。

「リゼルちゃん…カイル皇子に抱かれた時…その時、あいつの男の印を見たでしょう?淫靡なその形を。なんで男の鎌首があんなにくびれた形をしているか知っている?」

 金色の目を冷たく光らせ、リゼルの顎に手をかけると自分の方を向かせた。
 濃いまつ毛が震えるのも構わずに、緑の瞳を捉えて答えを待つ。

「やっ、そんなの、しらな…」

 リゼルは、思わず目をらした。
 ルーファス王子はなんという淫らなことを聞くの…!
 カイルの昂ったものを思い出し、顔が意に反して火照り、リゼルの体の芯が熱くなった。

「男の印のくびれれはね、前の男が放った子種を掻き出すために、ああいう形をしているんだよ。何度も中で抜き差しして、子種を全部掻き出すんだ。自分の精を放つ前にね…。
 カイル皇子が君の中で精を放ったなら、ぼくはその後で君の中に入り、あいつの子種を掻き出すことも厭わない…」

 ルーファスは、強引にリゼルを引き寄せると、荒々しく熱い唇を押し付けた。

「それに…ぼくは君が純潔かどうかなど、気にしない。我が国は、性に対して寛容な国でね。王子の花嫁が純潔かどうかなど、だれも気にしないよ」

 ルーファスの金色のエキゾチックな瞳が、よりいっそう熱く妖しく揺らめいた。

「カイル皇子など、僕が忘れさせてあげる」

 豊かに盛り上がる胸のボタンを外されると、その柔らかな乳房に手を差し入れられ、リゼルは熱い手が這う感触に思わず肌が粟立った。
 吸いつくような、なめらかな肌の感触を楽しむように乳房をゆったりと揉みしだかれると、ルーファスの手の中で乳輪もきゅっと収縮し、先端の突起をつんと押し上げた。

「んぁ、やっ、やめて…」
「可愛い。君のここは正直だね…」

 前身頃を大胆に両脇に開いて、リゼルの乳房を露わにする。服からこぼれ出た乳房の丸みを両手でふわりとなぞられ、美しく張りのある乳房の先端がよりいっそう敏感につんと尖る。
 その突起を親指の腹でゆっくりとこね回すように弄ばれると、リゼルの足元から甘いさざ波が湧き上がった。

「…あぁ…んっ、やぁ、ルーファス様、やめて…」
「そんな可愛い声では、男を止めるには逆効果だよ」

 リゼルは、自分の乳房を弄るルーファスの手をけようと手首を掴むが、逆に手を掴まれ、両手首を背中の後ろに縫い止められてしまった。

 両手を背中に回されルーファスに押さえつけられると、服からこぼれた美しい乳房がより突き出る格好になり、息を吸うたび、つんと尖った蕾がルーファスを誘っているかのように、淫らに上下する。

 ルーファスは、リゼルの腰をぐっと引き寄せると、顔を乳房に近づけて、その硬く尖った蕾に生温かい息をふぅっと吹きかける。リゼルの体がぴくぴくと小刻みに震えるのを見て、口の端をあげた。

「ああ、敏感だね。こんなに尖らせて。早く吸ってほしいんでしょう」
「やっ、ちが……あぁ…!」

 ルーファスは乳房を掬い上げると、頂を口に含み、じゅるりと音を立てて吸い上げ、そこだけ絹のような感触の乳輪にゆっくりと円を描くように舌を這わせる。
 ルーファスの口が自分の乳房の先端を含んで、反応を読み取るように、時折、リゼルを見上げる様はとても淫微で、リゼルの身体が戦慄いた。

「君の乳房は、柔らかくて、美味しい…」

 ルーファスは、はちきれそうな乳房を優しく揉みしだきながら、ぷくりと膨れ上がった乳輪の感触を味わうように、長い舌先で舐め回し濡らしていく。

 白い乳房の下側から先端へゆっくりと舐め上げ、乳輪に行き着くと口に含んで唾液を絡ませる。

「やっ…はっ…、んん…ルーファス様、ルーファスさ、ま…」

 喘ぐような声が漏れ戸惑いながらも、ルーファスの舌が時折、敏感な突起に触れると、それだけでびくびくと体が跳ね、自分から尖った蕾を吸ってほしいと淫らな懇願をしたくなった。

「やぁ、だめ…こんな…いけない…」
 
 感じちゃだめ…、こんな風に、感じてはいけないのに…!
 リゼルの頭の中は、乳房の先端を這うざらりとした舌の感覚で埋め尽くされそうになり、足の付け根からは、湿った液体がとろりと溢れ、腿を伝い落ちるのを感じた。

「なにがいけないの? 感じること?…そんな枷は外したほうがいいよ」

 とうとうリゼルの張りつめて限界まで硬く尖った蕾の付け根に歯を立て、きゅっと甘噛みして吸い上げた。

「あああっ___!」

 驚くような快感が突き上げ、腰が弓なりに反ると、がくがくと身体中に震えが走る。崩れ落ちそうなリゼルをルーファスはぎゅっと力を入れて抱いた。

「これだけでってしまったようだね。僕の思った通り、どうやら君はすごく感じやすい」

 ルーファスの唾液で濡れててらてらと光る乳房から、もう一つの乳房をくわえると、同じように執拗に乳輪を舐めまわし、時折、敏感な乳首を甘噛みして、リゼルから悦楽を引き出す。

「あぁ、やぁ、だめぇ、…やぁ…だめぇ…お願い…」リゼルからすすり泣きが漏れた。
 
 いけない。こんなふうに、カイル様以外の人に、感じてはいけないのに…
 リゼルの頭の中で、何かが迫り来る甘い快感を押し留めようとせめぎ合う。

「だめじゃないよ、君と僕との間には、なんの障害もない。なにをためらう必要がある? ただ、思うままに感じてごらん」

 ルーファスが甘い誘惑の言葉を囁き、リゼルを押しとどめていた何かをふっと解放する。

「はっ…あぁ…ん、はぁ…んっ…」

「そう、いい子だ、もっと感じて…」

 ルーファスの生暖かい舌が乳首の根元を押し上げる。コリコリと固くしこった蕾の感触を味わうように啜り、ねっとりとした舌で撫で回す。

 リゼルは、だんだん頭がぼうっとして、ルーファスが次から次へと与える淫らな快感に身を委ねるほか何もできなくなった。

 なんて、心地いいの…すでに、抵抗するような力はなくなり、体はくたりとしてその快感に溺れる。

「ああ、堪らない…口の中で君の蕾がしこって、もっと吸い付きたくなる」 

 胸の蕾を何度も甘噛みされ、吸い上げられる度、足の付け根の芯がじんじんと熱くなり、気持ちよさしか考えられなくなる。

 このまま、快楽という奈落に落ちていきそうだ…

 ルーファスは、乳房を口に含みながら、ドレスをたくし上げ、リゼルの足の付け根に直に手を差し入れた。蜜で湿って柔らかくなった茂みをくるくると指に絡ませながら、割れ目に沿ってリゼルの溢れる泉の源に行き着いた。

「やっぱり君は、感じやすい。ほら、もう、こんなにとろとろに蜜が溢れている」

 ルーファスは、リゼルの蜜壺から溢れる蜜を指に絡ませると、今度は秘裂をかき分けるように、敏感な芽を探った。

「ああ、みつけた。これだ…」

 ひっそりと花弁の中に沈みこむ小さく膨れた芽に指が触れると、それだけで痺れが走り、リゼルがびくびくと痙攣した。

「あぅっ…!や、やぁ、お願い、そこは、だめ…」

「大丈夫だよ。カイル王子が君にかけた足枷あしかせを僕が外して自由にしてあげる」

 ルーファスは、しつらえてあった長椅子にリゼルを横たえ、ドレスをたくし上げて、下履きを押し下げると、秘所を露わにした。

「なんて綺麗な色なんだ…」

 足を広げ、真っ白でしなやかな腿とは対照的に、そこだけ色づいたばかりの桜桃さくらんぼのような色をした秘所は真珠貝の合わせ目のように、襞がきつく口をとじて合わさっている。
 ルーファスは蜜壺から溢れでる蜜を指にたっぷり絡ませると、しっとリと濡れた指でリゼルの合わせ目に指先を差し入れるようにゆっくりと秘裂をなぞりあげた。

「んぁっ…!」

 ぞくぞくとした快感が足先から走り抜ける。

「ああ、すごくしまりのある襞だね…。襞が僕の指を締め付けてくるよ。いまからとろとろに蕩()けさせて柔らかくしてあげる。でもこの中にある芯は、すでに、とても硬く尖って桃色に染まっているよ」

 薄桃色の秘裂をねっとりとなぞり上げ、襞をかき分けると、ひときわ濃い桃色に染まった花芯が現れ、ひくひくと蠢いた。

 その芯をルーファスが密に濡れた指の先で触り、ゆっくりと転がすように撫でたり、ぎゅっと押し付けたりした。リゼルの芯が剥け、よりいっそう敏感になったそこにさらに蜜を掬い上げては、指先で転がして刺激を与える。

「うんぅ、あぁ…」

 思わずリゼルが仰け反り、足を閉じようとするのをルーファスが、それを許さなかった。

「足を閉じたら気持ちよくなれないだろう」

 ルーファスは、さらに蜜壺にちゅくっと浅く指を差し入れ、溢れ出たばかりのみずみずしい蜜を掬い取り、花芯に塗り広げる。

「ああ、とろとろだ」

 人差し指の腹で幾重にも円を描き、指で軽く挟んで刺激を与えながら、芯を弄ぶと、真珠貝のような合わせ目全体がひくひくと反応して、ルーファスの指を受け入れるかのように、その襞を徐々にひらかせ、花芽を露わにした。

「君の襞が蕩けてきたよ」

 くちゅくちゅと露わになった芽を指で戯れるように弄び、掻き回す。

「んあ…!あ…あん…んぅ…」

 甘い痺れが襲い、花芯が熱く疼いて堪らなくなり、自分からルーファスの指に腰を押し付ける。

「いい子だ。もっとよくしてあげるから…」

 くちゅくちゅという水音とリゼルの甘いすすり泣きが、外の雨の音より大きく小屋の中に響く。

「ふふ、すごく熱く蕩けて柔らかくなってきたよ」

「あん、んぁ…はぁ…やぁ…」

 リゼルは、息をするのも苦しくなり、何度も喘いで、ルーファスの手の動きに合わせて腰をくねらせる。
 そうすれば、この甘く苦しい快感を何かが解放してくれるかのように、ルーファスが、指で円を描くたび、自分も円を描くようにルーファスの指の動きの後を追って無意識に腰を動かした。

「あん…あぁ…んっ」

 もっと力を込めて疼く芯を触って欲しいのか、もっと下の泉の源を何かで満たして欲しいのか、自分が何を求めているのか分からなくなり、もどかしさに頭が痺れ、嵐の海に浮かぶ小舟のように大きな快楽の波にのまれ翻弄された。

「んっぁ、はぁ…はぁ…ルーファスさ、ま、うんぅ…」

 執拗にルーファスの与える快感に、甘い苦しみが次々と襲い、びくびくと花芯が痙攣して、身体中が戦慄(わなな)き、あとほんの少しの刺激で、何かが弾けそうな気がした。

「ああ、本当に綺麗な芯だね。蜜に濡れた小さな蕾のようで、男に吸われるのを待っているみたいだ…」

 ルーファスが、すっかりとろとろに開いた襞の中心にある、リゼルの蕾に舌先を出しながら顔を近づけた…
 
 その時リゼルは、カイルに抱かれた時、寝台の上でカイルが自分の秘所を見つめ『僕だけが味わえる蕾だよ…』そう言って、甘い快感を与えられたことが蘇ってきた。

「やぁ、いやっ!だめっ…カイル、カイルさま…っ!」

 リゼルが泣きながらカイルの名前を呼ぶと、その時、ルーファスの動きがピクリと止まった。

 リゼルはその隙に長椅子から身を起こすと、一瞬ルーファスを見て、乱れた服のまま、小屋の扉から外に駆け出していった…


「逃げられたか…」

 ルーファスは、先ほどリゼルがカイル皇子に抱かれたという告白を聞いて、冷静ではいられない自分がいたことを自覚した。
 リゼルを抱いて、新たに自分を刻みつけ、カイル皇子がリゼルの心と体に残した痕跡を消し去りたかった。

 たった今、自分の愛撫に甘い声をあげていたというのに…やはりカイル皇子なのか?
 あいつはどれだけ、彼女を捉えて離さないんだ…

「くそっ…!」

 ルーファスは、リゼルの蜜に濡れた指を布で拭くと、空になった長椅子の上に、リゼルのストッキングを留(と)めていた薄いピンク色のシルクでできたガーターリボンが残されているのに気がついた。

 リゼルのものだとわかるように、公爵家の紋章が刺繍してある。

 それを手に取り、ポケットに入れると、小屋の外に出て馬車から馬だけを外し、鞍のない馬にひらりと乗るとリゼルの後を追った。



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