魔法少女のなんでも屋

鬼ごっこ

,,鬼ごっこ,, 財界のトップたちの裏の遊び、裏社会のものを集め、鬼に追わせる。
見つかった者には死を与える。
暗い、硬い、カビ臭い。ここはどこだ？俺は何を？
ぷにぷにと柔らかいもの、シャンプーの匂い、ん？シャンプー？　センパイ！？
「へああ！　ごめんなさい！」
「どしたの~？白瀬君？」
「センパイ！ここどこっすか！？何で俺センパイと！？」
「落ち着いて！」
頬を両手で挟まれる。
「ここがどこかは私もわかんない、でも大丈夫、私たちがいるから、白瀬君は大丈夫！」
「はい。」
「よし、離れないでね、約束！」
「んー？ラブラブじゃん。」
「ひっ日菜野先輩！」
「冗談だよ、よかった、落ち着いて。」
「ようやく起きたか。」
スピーカーから声が聞こえた。
「誰！？」
「質問は受け付けない、だが一つ教えてやろう、生き残れ。」
「瑞稀！」
ズガガ！
銃声がした、氷の壁ができている。
ズガァン！
日菜野先輩が雷を撃ち壁に穴が開く。
「おらあ！」
センパイが俺の目の前の空間を蹴る、そこに拳銃が舞っていた。
「どりゃあ！」
センパイに顔面を殴られ、男が吹き飛んだ。男？なんで？」
「逃げるよ！白瀬君！」