魔法少女のなんでも屋

モブ乙

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「おーい、生きてる~?」
白瀬君が拘束されているイスの近くに行く、気を失っているようだ。
いかにもな白髪、そして青い目、丸顔で全体的に幼さが残っている。
「おーい、起きろー。」
肩をゆすってみる
「う、ん。」
「お、起きたか!」
「ふあ、だれですか?」
「ん?私?二年の…」
「すう、すう。」
「あら、もうちょい寝る?」
「ええい、さっさと起きろ!小童が!」
「グエ!」
タマが白瀬君をパンチした。
「ちょっと、タマ!ごめんね、白瀬君。」
「うう、おじさん?」
「おじさんとはなんだ!」
「ええ!?猫?でも喋って…ええ?」
「猫が喋った程度で何を驚くことがある?お主も氷を出すではないか。」
「ええ?確かに…そうなんです、かね?」
「ほっぺ痛くない?」
「あ、大丈夫です、て、え?先輩!?」
「そだよ、センパイだよ。」
「え、いやなんで!?」
「いちいち騒ぐな!」
「赤くなってんねー、刺激強かったかー?」
「あっはい、ごめん、なさい…」
「ダイジョブダイジョブ!立てる?保険室行かなきゃ。」
「あ、はい。」
「無理しないで、て、繋がないと。」
「ありがとうございます。」
「だいぶドキドキしてるねー。」
「ごめんなさい。」
「ダイジョーブ!大きくなるんだよー!」
「え?」
「やー、白瀬君可愛くってさー。」
「えええ!?」
「ほら、ついたよー、保険室!」
「またねー!」
「終わったよーカイチョー!」
「美紅、白瀬に妙なことを言ってないだろうな?」
「かわいいって言っただけだよ?」
「お前はもう少し異性との距離を考えろ!」
「だってかわいいんだもん。」
会長は眉にシワをよせ、言った。
「もういい、戻れ!」
「遅刻証明!」
「あ、ああそうだな、持っていけ、生徒会権限により、お前たちの遅刻を免除する。」
「ありがとうございます、会長。」
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