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シュワシュワ

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「お風呂やーだー!」
「だーめ、入るわよ!」
「やー!」
「クロちゃん、我儘言わないの!」
「おいおい、メイド長だろ?」
「それでもいやですー!」
クロが風呂に入りたくないとゴネている、シャンプーが苦手なのだ。
「クロちゃん、これ知ってる?」
ミヤが四角い袋を見せる。
「いい匂い。」
「これね、お風呂に入れるの。」
「お風呂?」
「シュワシュワするの。」
「シュワシュワ?」
「そう、シュワシュワシュワ~」
「わあ~!」
「お風呂、行く?」
「行きます!」
「はい、入れてみる?」
黄色くて丸いものを渡される。
「はい!」
黄色いものから泡が出る。」
「わあああ!」
「じゃっ入ろっか。」
ミヤに抱きかかえられ、風呂に浸かる。
「くすぐったいです~♪」
「ふふ、面白い?」
「はい、お風呂楽しいです!」
「よかった!」

「頭洗おっか。」
「ひっ」
「大丈夫、目瞑って?」
「へ?」
「練習。」
目を瞑る、お姉さんの優しい声がする。
「お湯かけるよ~」
「はい、一緒に10数えるよ。」
「いーち、にーい…」
「きゅーう、じゅう!はいおわり!」
「よくできたね~、もう大丈夫!」
お姉さんが、頭を撫でてくれた。
「じゃあ、本番。お湯かけるよ~。」
「きゅーう、じゅう!はい、流すよ、もう終わるからね~」
「はい、もう目開けていいよ、できるじゃん!さっすがメイド長!」
クロは体の向きを変え、ミヤに抱きついた。
「ミヤお姉さん大好きです!!」






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