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朝起きると昨日描きそびれた同人誌の製作に取り掛かる。
今日の一冊目は何かな?
ん?おおっ令嬢と侍従ですか。にやにや。
ある貴族の一番上のおしとやかで美しい令嬢、そしてその令嬢に恋する侍従。二人は恋に落ち、夜に親の目を掻い潜り互いをむさぼりあう。おしとやかで美しいと評判の彼女の欲情した目はとても美しい。あぁもう少しで結婚なのに…。
ん?なんか聞き覚えが…………。
まっいっか!次の一冊っと。
ある貴族の二番目の令嬢は華やかで父親に似た凛々しい顔立ちの令嬢。新しく入った童顔の年上の侍従に恋に落ち、その慎ましい体を余すことなくその侍従に貪られる。処女の血がベッドを汚す様を欲情した目で見つめる侍従。あぁ結婚なんていやだ。このまますべてお前のものにして。
…………これも聞き覚えがあるんだが思い出せん。
???
頭には???マークがたくさん浮かんでいたが結局思い出せないまま、出来上がったものを王城に送った。
なんだっけ?えーと、うーん?
まあ思い出せないのは仕方ない。気にするだけ無駄だろうな。
しかし何であんなに細かすぎなくらいキャラクターの容姿に関する設定が別の紙に書いてあったんだろう?右の内股のほくろがとかお尻の左側にハートのアザがここにとかいろいろと…。
まさかこのとき描いた2冊が原因で王都で大騒ぎがあるとはこの時私は知らなかった。
この時思い出したとしてもどうにもならなかっただろうが。
今日の一冊目は何かな?
ん?おおっ令嬢と侍従ですか。にやにや。
ある貴族の一番上のおしとやかで美しい令嬢、そしてその令嬢に恋する侍従。二人は恋に落ち、夜に親の目を掻い潜り互いをむさぼりあう。おしとやかで美しいと評判の彼女の欲情した目はとても美しい。あぁもう少しで結婚なのに…。
ん?なんか聞き覚えが…………。
まっいっか!次の一冊っと。
ある貴族の二番目の令嬢は華やかで父親に似た凛々しい顔立ちの令嬢。新しく入った童顔の年上の侍従に恋に落ち、その慎ましい体を余すことなくその侍従に貪られる。処女の血がベッドを汚す様を欲情した目で見つめる侍従。あぁ結婚なんていやだ。このまますべてお前のものにして。
…………これも聞き覚えがあるんだが思い出せん。
???
頭には???マークがたくさん浮かんでいたが結局思い出せないまま、出来上がったものを王城に送った。
なんだっけ?えーと、うーん?
まあ思い出せないのは仕方ない。気にするだけ無駄だろうな。
しかし何であんなに細かすぎなくらいキャラクターの容姿に関する設定が別の紙に書いてあったんだろう?右の内股のほくろがとかお尻の左側にハートのアザがここにとかいろいろと…。
まさかこのとき描いた2冊が原因で王都で大騒ぎがあるとはこの時私は知らなかった。
この時思い出したとしてもどうにもならなかっただろうが。
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