2 / 47
2.出張
しおりを挟む
〇月〇日。
所長は、総子に出張を命じた。俺が行きますよ、と言ったら、お前はウチのメインの探偵やからアカン、総子は修行、いや、研修の最中や、そう言われた。
何か納得せん話しやな。
〇月〇日。
東京から帰る前に、中津興信所の中津健二所長から電話があった。
呑み込みが早いから助かる、と言っていた。あちらは浮気調査だけでなく、警察や弁護士の下請けもしている。総子は、背も低くペチャパイで、平凡な顔かたちやから、目立ちにくい。変装次第で、どこの景色にも溶け込める。興信所所員というのは、案外転職やな。だが、もう1泊してから帰るって、遊び半分か?
所長は、総子に出張を命じた。俺が行きますよ、と言ったら、お前はウチのメインの探偵やからアカン、総子は修行、いや、研修の最中や、そう言われた。
何か納得せん話しやな。
〇月〇日。
東京から帰る前に、中津興信所の中津健二所長から電話があった。
呑み込みが早いから助かる、と言っていた。あちらは浮気調査だけでなく、警察や弁護士の下請けもしている。総子は、背も低くペチャパイで、平凡な顔かたちやから、目立ちにくい。変装次第で、どこの景色にも溶け込める。興信所所員というのは、案外転職やな。だが、もう1泊してから帰るって、遊び半分か?
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
他人の不幸を閉じ込めた本
山口かずなり
ミステリー
その分厚い本を手にしたら終わり、
暗黒に彩られた一話完結のダークファンタジー 短編集
110人、全員狩り取れ!
(同時連載中の【不幸でしあわせな子どもたち】は、子どもの不幸がテーマになりますので、ご注意してお読みください。
この作品が犯罪者の視点ならば、
あちらは犠牲者視点です)
僕を惑わせるのは素直な君
秋元智也
BL
父と妹、そして兄の家族3人で暮らして来た。
なんの不自由もない。
5年前に病気で母親を亡くしてから家事一切は兄の歩夢が
全てやって居た。
そこへいきなり父親からも唐突なカミングアウト。
「俺、再婚しようと思うんだけど……」
この言葉に驚きと迷い、そして一縷の不安が過ぎる。
だが、好きになってしまったになら仕方がない。
反対する事なく母親になる人と会う事に……。
そこには兄になる青年がついていて…。
いきなりの兄の存在に戸惑いながらも興味もあった。
だが、兄の心の声がどうにもおかしくて。
自然と聞こえて来てしまう本音に戸惑うながら惹かれて
いってしまうが……。
それは兄弟で、そして家族で……同性な訳で……。
何もかも不幸にする恋愛などお互い苦しみしかなく……。
【完結】探さないでください
仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
私は、貴方と共にした一夜を後悔した事はない。
貴方は私に尊いこの子を与えてくれた。
あの一夜を境に、私の環境は正反対に変わってしまった。
冷たく厳しい人々の中から、温かく優しい人々の中へ私は飛び込んだ。
複雑で高級な物に囲まれる暮らしから、質素で簡素な物に囲まれる暮らしへ移ろいだ。
無関心で疎遠な沢山の親族を捨てて、誰よりも私を必要としてくれる尊いこの子だけを選んだ。
風の噂で貴方が私を探しているという話を聞く。
だけど、誰も私が貴方が探している人物とは思わないはず。
今、私は幸せを感じている。
貴方が側にいなくても、私はこの子と生きていける。
だから、、、
もう、、、
私を、、、
探さないでください。
フリー朗読台本
あやな《紡ぎ人》
エッセイ・ノンフィクション
私の心に留まる想いを、
言葉にして紡いでおります( . .)"
数ある台本の中から、
私の作品を見つけて下さり、
本当にありがとうございます🥲
どうかあなたの心に、
私の想いが届きますように……
こちらはフリー朗読台本となってますので、
許可なくご使用頂けます。
「あなたの心に残る朗読台本を☽・:*」
台本ご依頼、相談等あれば
下記アカウントまでご連絡ください( . .)"
Twitter:Goodluck_bae
迷探偵湖南ちゃん
迷井花
ミステリー
「いや素晴らしいな。単純かつ感情の起伏が明快。
わかるか?感情物理学の応用だ。キミがドアを開けるに至るまで、寸分違わず予想できた。実験は観察対象が単純なほどうまくいくからな」
「えーと、はい?」
トンデモ科学者×オカルト編集者が超常現象を科学する?
オカルト雑誌の編集者・湖南は、ある日、日理大助教授の眞木に奇妙な薬を渡される。
それは幽霊が見える薬だった。
半信半疑でそれを飲んだ湖南は、大学で自殺した幽霊一太と出会う。
データ改ざんに手を染めたという一太の過去。
幽霊になってまで彼はなぜ、自殺を繰り返しているのか?
湖南と眞木は彼の死の真相に迫る。
表紙:かんたん表紙メーカー、イラストAC
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる