23 / 75
戦いとあやかし界
ようやくあやかし界へ!
しおりを挟む
朝食を食べ終えて、全部屋を【クリーン】で綺麗にした。
「そろそろ、あやかし界へ行くかな。」
私は準備をしてリビングへ来た。
【ディメン、あやかし界西の山前の草原】
ヒュン
着いたみたいなので辺りを見回す。
右良し。左良し。うん、誰もいないね。
あー、風が気持ちいい!
目の前には地平線いっぱいまでの豊かな草原が広がっており、後ろには大きな山があった。
のどかでいい所なのだが、周りには誰もいない。
何故なら、この山は通称ニ死の山と言われている上に、神様がいる山だからだ。
神様がこの山にいる理由はあやかし達を守るためでもある。実はこの山は、貴重な薬草等があるがなんの装備も無く生身で入ったらまず、精神が崩壊して、その後肉体が死ぬという超危険な山なのだ。
超危険な山な理由は、貴重な薬草等もあるが、強力な毒草、つまり、幻覚を見せたりして精神を崩壊させる毒草がこの山にはあるのだ。
神様はその毒草の成分が街へ行かないようにしているという訳だ。
なんかグダグダな説明で悪いが、私にはこの説明が限界だ。
まぁ、そんな事は置いておいて、そんな訳で周りには誰もいない。
思う存分、訓練出来るって訳だ。
でも、その前に山の周りをうるさくするかと思うから山の麓にある神社に挨拶に行こうかな。
神社の赤い鳥居はとても大きく、その奥にも少し小さな赤い鳥居がズラッと並んでいた。
歩いて少しすると神社の境内にたどり着いた。
神社をみると、すごく大きく、掃除が行き届いていた。だが、人の気配はない。おそらく魔法で綺麗にしているのだろう。
私は、お賽銭を入れ、二礼二拍手一礼をして無限収納からお供え物を出し備えた。
お供え物は、優曇華の花を使った御神酒だ。ちなみに、あの世で買っておいたやつなので違法ではない。あの世にはお酒は二十歳からとかの法律なんて無かったし。
……飲んだら、この酒はめっちゃ美味しかった。……でもすっげぇ高かった。
でもそれもその筈、優曇華の花は三千年に一度咲く伝説の花で、優曇華の花が咲く時金輪王が現世に現れるという事が伝えられているほど珍しい花なのだ。
金輪王の事は気になるなら後で調べてくれ。
まぁ、という訳でとにかくレアなお酒である。
これで何とか騒ぐ事を許して欲しいと願ってお供えした。
さて、本格的に修行を始めよう。
「そろそろ、あやかし界へ行くかな。」
私は準備をしてリビングへ来た。
【ディメン、あやかし界西の山前の草原】
ヒュン
着いたみたいなので辺りを見回す。
右良し。左良し。うん、誰もいないね。
あー、風が気持ちいい!
目の前には地平線いっぱいまでの豊かな草原が広がっており、後ろには大きな山があった。
のどかでいい所なのだが、周りには誰もいない。
何故なら、この山は通称ニ死の山と言われている上に、神様がいる山だからだ。
神様がこの山にいる理由はあやかし達を守るためでもある。実はこの山は、貴重な薬草等があるがなんの装備も無く生身で入ったらまず、精神が崩壊して、その後肉体が死ぬという超危険な山なのだ。
超危険な山な理由は、貴重な薬草等もあるが、強力な毒草、つまり、幻覚を見せたりして精神を崩壊させる毒草がこの山にはあるのだ。
神様はその毒草の成分が街へ行かないようにしているという訳だ。
なんかグダグダな説明で悪いが、私にはこの説明が限界だ。
まぁ、そんな事は置いておいて、そんな訳で周りには誰もいない。
思う存分、訓練出来るって訳だ。
でも、その前に山の周りをうるさくするかと思うから山の麓にある神社に挨拶に行こうかな。
神社の赤い鳥居はとても大きく、その奥にも少し小さな赤い鳥居がズラッと並んでいた。
歩いて少しすると神社の境内にたどり着いた。
神社をみると、すごく大きく、掃除が行き届いていた。だが、人の気配はない。おそらく魔法で綺麗にしているのだろう。
私は、お賽銭を入れ、二礼二拍手一礼をして無限収納からお供え物を出し備えた。
お供え物は、優曇華の花を使った御神酒だ。ちなみに、あの世で買っておいたやつなので違法ではない。あの世にはお酒は二十歳からとかの法律なんて無かったし。
……飲んだら、この酒はめっちゃ美味しかった。……でもすっげぇ高かった。
でもそれもその筈、優曇華の花は三千年に一度咲く伝説の花で、優曇華の花が咲く時金輪王が現世に現れるという事が伝えられているほど珍しい花なのだ。
金輪王の事は気になるなら後で調べてくれ。
まぁ、という訳でとにかくレアなお酒である。
これで何とか騒ぐ事を許して欲しいと願ってお供えした。
さて、本格的に修行を始めよう。
0
お気に入りに追加
307
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
うちの娘が悪役令嬢って、どういうことですか?
プラネットプラント
ファンタジー
全寮制の高等教育機関で行われている卒業式で、ある令嬢が糾弾されていた。そこに令嬢の父親が割り込んできて・・・。乙女ゲームの強制力に抗う令嬢の父親(前世、彼女いない歴=年齢のフリーター)と従者(身内には優しい鬼畜)と異母兄(当て馬/噛ませ犬な攻略対象)。2016.09.08 07:00に完結します。
小説家になろうでも公開している短編集です。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
家族内ランクE~とある乙女ゲー悪役令嬢、市民堕ちで逃亡します~
りう
ファンタジー
「国王から、正式に婚約を破棄する旨の連絡を受けた。
ユーフェミア、お前には二つの選択肢がある。
我が領地の中で、人の通わぬ屋敷にて静かに余生を送るか、我が一族と縁を切り、平民の身に堕ちるか。
――どちらにしろ、恥を晒して生き続けることには変わりないが」
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したユーフェミア。
「はい、では平民になります」
虐待に気づかない最低ランクに格付けの家族から、逃げ出します。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
深窓の悪役令嬢~死にたくないので仮病を使って逃げ切ります~
白金ひよこ
恋愛
熱で魘された私が夢で見たのは前世の記憶。そこで思い出した。私がトワール侯爵家の令嬢として生まれる前は平凡なOLだったことを。そして気づいた。この世界が乙女ゲームの世界で、私がそのゲームの悪役令嬢であることを!
しかもシンディ・トワールはどのルートであっても死ぬ運命! そんなのあんまりだ! もうこうなったらこのまま病弱になって学校も行けないような深窓の令嬢になるしかない!
物語の全てを放棄し逃げ切ることだけに全力を注いだ、悪役令嬢の全力逃走ストーリー! え? シナリオ? そんなの知ったこっちゃありませんけど?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる