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第76話~え?アロゴマニアス?~
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俺はつばさと別れて皆と一緒に簡単な依頼をいくつかこなす事にした。
つばさは1人で魔物の討伐に向かったが、あいつの戦闘狂は一体どこから来ているのだろうか?
つばさと違って俺達は平和にポーションのもとになる植物の採取や草原の周りにいる魔物の討伐などだ。
討伐と言ってもグランドラビットみたいな弱い魔物位だし危険な魔物も出てこないし、むしろこのメンバーだったら過剰戦力だ。だから俺も安心して出来るがリノンやネフリティスさんは物足りなさそうだけどね
でも俺にとっては丁度いい、Sランクに勝手にされてしまっているけど本来俺の実力はFやせいぜいEランクだ。
だがそもそも俺は冒険者ではなく整体師だ。
依頼をする方ではなくお願いする側のはずなのに何故やっているのだろうと思ってしまうし、そもそも「破壊僧」なんて異名つけられるわけがないし
さらに言えばあの残念猫背女神が!と思うが毎回同じこと言ってるから言わないけど深く考えたら負けだと分かっているが考えてしまう…
いかんいかん、こうやってすぐ悲観してしまうのは俺の悪い癖だ!
どうせ元の世界には戻れないんだしこの世界でやれる事をやろう!
と、俺が1人モヤモヤしている中いつの間にか皆植物の採取や討伐が終わっていた。
いや何しに来たんだ俺は…
そんな思いを抱えながら俺達はギルドに戻り、報酬を貰った。
報酬は合わせて銀8枚だったが全部皆に渡した。
皆いらないと言っていたが今は店も開いていないし収入もないからせめて生活の足しにしてほしいと思い、受け取ってほしいと無理矢理渡した。
お金はないよりあった方がいいしね、
しかし、稼ぐとしたらやっぱり高ランクの依頼の方がいいよね、ギルドの人達も高ランク依頼のやつを持ってくるけど絶対にやりたくないもん。
だって「カフシ火山にすむサラマンダラの卵」とか「幻影森林の奥地にある聖精樹の枝」とか明らかに危険な匂いしかしないものばっかなんだもん
そんな所には行ったら確実に死ぬじゃん!
絶対嫌でしょ…
俺が難色を示してると職員の人も
「Sランクの方々は結構やられてますよ?」
とか言ってくるし
何だよその同調圧力!
この世界にもそんなパワハラ言語があるのかよ!何がなんでもやりたくないわ!
リノンはすごい興味津々だったけど行かないしつばさが行ってきても意地でもいかないからな!
俺達はギルドを後にしいつもの宿に戻って食事を取ることにした。
しばらくするとつばさも戻ってきたが何やらご機嫌ななめだ。
どうしたのかと思ったが席に着くなり愚痴りだした。
話を聞くとつばさの受けた依頼は街から西側にある平原にアロゴマニアスという巨大な馬のような群れが現れたらしく数人の冒険者で討伐することになったのだが、参加した冒険者はつばさを入れて6人で皆つばさと同ランク以上の筈だったが、結論的に言うとかなりポンコツだったらしい。
まずアロゴマニアスは四つ足の魔物の中でもかなり危険なやつで下手に近づくと後ろ足で思いっきり蹴り飛ばされたりして大怪我では済まない事もあるらしい。
事前にその話を聞いていたのにまず2人が見事に蹴飛ばされ、その後も4人で戦い何とか倒せたが結果的に最初にやられた2人は重傷他の3人もボロボロの状態だった。
結局つばさだけがほぼ無傷で魔物の死体や怪我人を運んだりしたのに報酬は全員均一で金貨3枚で納得いかずギルドに抗議したらしいが覆らず納得できなかったらしい。
まぁ報酬を貰っても治療代やら何やらであまり残らないみたいだしそんなに怒るなと言ったがつばさはずっと怒っていて酒をがぶ飲みしてた。
その姿を見て俺は苦笑いしながら飯を食った。
つばさの話を聞きながら皆も笑いながら聞いているし楽しんでいる
モヤモヤする事もあるが何だかんだこの世界に来て出会った皆と一緒にいるのは結構楽しいと思えてるしこのままゆっくり過ごすのも良いのかなと思えている。
…が、そんな俺の気持ちをよそにまたもや新たな問題が起きてしまう。
つばさは1人で魔物の討伐に向かったが、あいつの戦闘狂は一体どこから来ているのだろうか?
つばさと違って俺達は平和にポーションのもとになる植物の採取や草原の周りにいる魔物の討伐などだ。
討伐と言ってもグランドラビットみたいな弱い魔物位だし危険な魔物も出てこないし、むしろこのメンバーだったら過剰戦力だ。だから俺も安心して出来るがリノンやネフリティスさんは物足りなさそうだけどね
でも俺にとっては丁度いい、Sランクに勝手にされてしまっているけど本来俺の実力はFやせいぜいEランクだ。
だがそもそも俺は冒険者ではなく整体師だ。
依頼をする方ではなくお願いする側のはずなのに何故やっているのだろうと思ってしまうし、そもそも「破壊僧」なんて異名つけられるわけがないし
さらに言えばあの残念猫背女神が!と思うが毎回同じこと言ってるから言わないけど深く考えたら負けだと分かっているが考えてしまう…
いかんいかん、こうやってすぐ悲観してしまうのは俺の悪い癖だ!
どうせ元の世界には戻れないんだしこの世界でやれる事をやろう!
と、俺が1人モヤモヤしている中いつの間にか皆植物の採取や討伐が終わっていた。
いや何しに来たんだ俺は…
そんな思いを抱えながら俺達はギルドに戻り、報酬を貰った。
報酬は合わせて銀8枚だったが全部皆に渡した。
皆いらないと言っていたが今は店も開いていないし収入もないからせめて生活の足しにしてほしいと思い、受け取ってほしいと無理矢理渡した。
お金はないよりあった方がいいしね、
しかし、稼ぐとしたらやっぱり高ランクの依頼の方がいいよね、ギルドの人達も高ランク依頼のやつを持ってくるけど絶対にやりたくないもん。
だって「カフシ火山にすむサラマンダラの卵」とか「幻影森林の奥地にある聖精樹の枝」とか明らかに危険な匂いしかしないものばっかなんだもん
そんな所には行ったら確実に死ぬじゃん!
絶対嫌でしょ…
俺が難色を示してると職員の人も
「Sランクの方々は結構やられてますよ?」
とか言ってくるし
何だよその同調圧力!
この世界にもそんなパワハラ言語があるのかよ!何がなんでもやりたくないわ!
リノンはすごい興味津々だったけど行かないしつばさが行ってきても意地でもいかないからな!
俺達はギルドを後にしいつもの宿に戻って食事を取ることにした。
しばらくするとつばさも戻ってきたが何やらご機嫌ななめだ。
どうしたのかと思ったが席に着くなり愚痴りだした。
話を聞くとつばさの受けた依頼は街から西側にある平原にアロゴマニアスという巨大な馬のような群れが現れたらしく数人の冒険者で討伐することになったのだが、参加した冒険者はつばさを入れて6人で皆つばさと同ランク以上の筈だったが、結論的に言うとかなりポンコツだったらしい。
まずアロゴマニアスは四つ足の魔物の中でもかなり危険なやつで下手に近づくと後ろ足で思いっきり蹴り飛ばされたりして大怪我では済まない事もあるらしい。
事前にその話を聞いていたのにまず2人が見事に蹴飛ばされ、その後も4人で戦い何とか倒せたが結果的に最初にやられた2人は重傷他の3人もボロボロの状態だった。
結局つばさだけがほぼ無傷で魔物の死体や怪我人を運んだりしたのに報酬は全員均一で金貨3枚で納得いかずギルドに抗議したらしいが覆らず納得できなかったらしい。
まぁ報酬を貰っても治療代やら何やらであまり残らないみたいだしそんなに怒るなと言ったがつばさはずっと怒っていて酒をがぶ飲みしてた。
その姿を見て俺は苦笑いしながら飯を食った。
つばさの話を聞きながら皆も笑いながら聞いているし楽しんでいる
モヤモヤする事もあるが何だかんだこの世界に来て出会った皆と一緒にいるのは結構楽しいと思えてるしこのままゆっくり過ごすのも良いのかなと思えている。
…が、そんな俺の気持ちをよそにまたもや新たな問題が起きてしまう。
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