女子2人で鉄道旅をしています

第12章 日本一のモグラ駅 at 上越線

上越線編補足

・JR上越線じょうえつせん
　群馬県高崎市の高崎駅から新潟県長岡市の宮内みやうち駅までを結ぶ鉄道路線。その他、越後湯沢えちごゆざわ～ガーラ湯沢間の支線を持つ。全長162.6km（支線除く）。
　運行系統は概ね3つに分けられる。高崎～水上みなかみ間は群馬県内のローカル輸送を担う。また、吾妻線あがつませんに直通する特急「草津」も高崎～渋川しぶかわ間で乗り入れる。他に、両毛線りょうもうせん直通列車、高崎線直通列車、吾妻線直通列車も運行されている。
　水上～越後中里えちごなかざと間は上越国境越えの山岳路線であり、平日1日5往復、土休日1日6往復のみの運行。全列車水上～長岡間の運行となる。この区間にはループ線が設けられている。線路をループさせることで、急な勾配を少しずつ登り降りするためである。また、途中の湯檜曽ゆびそ駅、土合どあい駅は下りのみトンネル内にホームがある。
　越後中里～宮内間は新潟県中越地方のローカル輸送を担う。全列車が宮内から信越本線しんえつほんせんに直通し、長岡駅まで至る（1本のも新潟駅直通列車がある）。また、越後湯沢～六日町むいかまち間では北越急行ほくほく線が、越後川口えちごかわぐち～長岡間では飯山線いいやません直通列車が乗り入れる。
　越後湯沢～ガーラ湯沢間は在来線扱いであるが、全ての列車が新幹線による運行である。事実上上越新幹線の支線となっているこの区間は、ガーラ湯沢スキー場へのアクセス路線であり、冬季のみの運行となっている。

・土合駅
　群馬県利根とね郡みなかみ町にある上越線の駅。無人駅。
　上りホームと駅舎は地上に、下りホームは新清水しんしみずトンネル内にある。改札口から下りホームまでは計486段の階段を降りなければならず、日本一のモグラ駅と呼ばれている。谷川岳たにがわだけへのアクセス駅ともなっている。
　なお、下りホームはかつて通過線（本線）と副本線があり、後者側にホームが設けられていたが、現在は通過線だった本線側にホームが設けられている。

・越後湯沢駅
　新潟県南魚沼郡湯沢町にある上越線、上越新幹線の駅。六日町から直通する北越急行ほくほく線の列車も乗り入れる。在来線は単式1面1線、島式2面4線、計3面5線の地上駅。新幹線は間に通過線2本を挟んだ島式2面4線の高架駅。
　越後湯沢温泉をはじめとした温泉街の玄関口。周辺にはスキー場も多く立地する。東口にはバブル期に建設されたリゾートマンションが林立している。
　駅ナカは駅ビル「CoCoLo湯沢」が入居しており、「がんぎどおり」、「ぽんしゅ館」、「酒風呂　湯の沢」などの商業施設がある。

　ロケハン写真をnoteに載せております。作品と合わせて見ることで、より楽しめると思います。フリースペースのURLから是非ご覧下さい！