私の素晴らしきお嬢様

special♡Thanks!～知られざる日記のラスト～

お嬢様の執事としての日課～ショートストーリー～

それは偶然の出来事でした。

婚約してから数日たったある日、本棚からジョシュアの日記が落ちました。
前触れもなかったので一瞬ビクついてしまいました。

本棚に戻すために拾い上げようとすると、日記は一番後ろのページを開いていて、何か書かれていてつい読んでしまったのです。

そこには【日課】と書かれていました。

一、朝は必ずお嬢様の寝顔を拝む。そして髪の具合、顔色、匂いを確認して体調をチェックする事。

二、起きたお嬢様がお着替えされたら
ナイトウェアの寝汗の具合をチェックする事。

三、冬のお召し物は私の体温で温めておく事…………

恐い！本気で恐い！何これ！！
私は毎日こんな事をされていたの？！
しかも二十五もあるし！

婚約……早まったかな……
コレを持って騎士団とか行けば即捕まえてくれるよね。

知らなければ良かった……

                                                f i n
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思いの他多くの方に読んでいただけてとても嬉しかったです。 
引かれなくて良かったです。
ありがとうございました。

関連作品として【婚約者の愛は重たい】と【リンバース公爵領の教会で】を連載したいと思います。
皆様に楽しんでいただけたら幸いに思います。

聖 りんご

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