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壱章 クマさん道場
防具
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「あらセリアさんそちらの方は?」
案内された服装店に入ると直ぐに声をかけられた。そちらの方を見ると清楚な感じっを漂わせるドレス風の衣装を見に纏う女性が居た。金髪碧眼って王族みたいだな。
やっぱりセリアは凄いんだな。というかここほぼ女性用のものが多いような気がするが。
「今日はマリア。この子はカオル。エージたちの師匠と言えば良いかしら。パスはガンテツのところで」
「あら、そうなんですか。初めましてカオルさん。私はマリアです」
ペコリと頭をさげる。
「こちらこそ初めまして、カオルと申します」
「ここに来るということはオーダーメイドね。ってセリアさんの同類ですか」
同類?どこに共通点があるんだろうか?
「カオルさん、試練の装備品を全て見に着けてくれませんか?」
「ああそういことね。どういう意味か掴み損ねたわ」
どうもセリアも分かっていなかったらしい。いやそうだよな。アイテムをインベントリから装備コンソールに動かして辰之衣を装備する。辰之衣はロングコートのようだが前面には幾つかのホルスターが存在しているジャッケットのようになっている。全身黒であり隠蔽性が高そうだ。ただ初期の服が村人Aが着てそうなヤツなので少しダサい。
「黒のロングコートか。それに茶色のガンベルトね。うーん、革鎧は似合わそうだけど魔法職じゃないみたいだしね。でもコートなら布装備かな」
マリアさんは奥の方に消えると直ぐに幾つかの服を持って来た。
「エージくんたちの師匠なら和風でもいけるかなと思ったけどアバターの色合に出目だし…。これなんて如何?」
出されたのは藍色のシャツ。地味だが作りはしっかりとしており伸びも良い。そしてそれと同じく渡されたのは灰色の長ズボンに安全靴のような黒い靴。多分だが足甲としても使えるように頑丈だと思う。うん全体的に無彩色が落ち着く。
「ステータス補正はVIT+30とAGI+20にDEX+20ね。追加効果は移動速度上昇と耐久上昇ね」
全部着るとかなりしっくりきた。軽く体を動かすと体の動きが軽い。これだけの動作でもかなり効果を実感できる。
「良いですね。これ幾らですか?」
「うーん70万Gかな」
なら大丈夫だな。さっきの決闘で200万Gも貰っているし。
「ではコレで。あとグローブも売ってますか?」
格闘スキルを活かすのに必要だし何だかんだで使えるしな。まあ僕は素手でも大丈夫だけど。
「指抜き手袋で良い?ついさっきまで居た人が居たんだけどキャンセルされたからそれで良い?」
「大丈夫ですよ。寧ろ弓矢もそのまま使えるのでありがたいですね」
そこまで接近されるつもりはないが擦過傷という擦り傷になる可能性もあるのでありがたい。それに剣を握っても違和感がないのは便利だ。
「それはVITとDEXそれぞれ+15。追加効果は矢弾強化と筋力上昇ね。お値段10万G」
「安いですね。っとこれでよし」
2度に分けたので少し面倒だっな。珍しくミスした。これは反省すべきだな。でもこれで防具は揃ったわけだし。
「次はセリアのところですかね?」
「そうね。採寸とかもしたいし」
「じゃあこれでね。2人とも」
マリアさんのお店を後にしてセリアのお店に向かった。
案内された服装店に入ると直ぐに声をかけられた。そちらの方を見ると清楚な感じっを漂わせるドレス風の衣装を見に纏う女性が居た。金髪碧眼って王族みたいだな。
やっぱりセリアは凄いんだな。というかここほぼ女性用のものが多いような気がするが。
「今日はマリア。この子はカオル。エージたちの師匠と言えば良いかしら。パスはガンテツのところで」
「あら、そうなんですか。初めましてカオルさん。私はマリアです」
ペコリと頭をさげる。
「こちらこそ初めまして、カオルと申します」
「ここに来るということはオーダーメイドね。ってセリアさんの同類ですか」
同類?どこに共通点があるんだろうか?
「カオルさん、試練の装備品を全て見に着けてくれませんか?」
「ああそういことね。どういう意味か掴み損ねたわ」
どうもセリアも分かっていなかったらしい。いやそうだよな。アイテムをインベントリから装備コンソールに動かして辰之衣を装備する。辰之衣はロングコートのようだが前面には幾つかのホルスターが存在しているジャッケットのようになっている。全身黒であり隠蔽性が高そうだ。ただ初期の服が村人Aが着てそうなヤツなので少しダサい。
「黒のロングコートか。それに茶色のガンベルトね。うーん、革鎧は似合わそうだけど魔法職じゃないみたいだしね。でもコートなら布装備かな」
マリアさんは奥の方に消えると直ぐに幾つかの服を持って来た。
「エージくんたちの師匠なら和風でもいけるかなと思ったけどアバターの色合に出目だし…。これなんて如何?」
出されたのは藍色のシャツ。地味だが作りはしっかりとしており伸びも良い。そしてそれと同じく渡されたのは灰色の長ズボンに安全靴のような黒い靴。多分だが足甲としても使えるように頑丈だと思う。うん全体的に無彩色が落ち着く。
「ステータス補正はVIT+30とAGI+20にDEX+20ね。追加効果は移動速度上昇と耐久上昇ね」
全部着るとかなりしっくりきた。軽く体を動かすと体の動きが軽い。これだけの動作でもかなり効果を実感できる。
「良いですね。これ幾らですか?」
「うーん70万Gかな」
なら大丈夫だな。さっきの決闘で200万Gも貰っているし。
「ではコレで。あとグローブも売ってますか?」
格闘スキルを活かすのに必要だし何だかんだで使えるしな。まあ僕は素手でも大丈夫だけど。
「指抜き手袋で良い?ついさっきまで居た人が居たんだけどキャンセルされたからそれで良い?」
「大丈夫ですよ。寧ろ弓矢もそのまま使えるのでありがたいですね」
そこまで接近されるつもりはないが擦過傷という擦り傷になる可能性もあるのでありがたい。それに剣を握っても違和感がないのは便利だ。
「それはVITとDEXそれぞれ+15。追加効果は矢弾強化と筋力上昇ね。お値段10万G」
「安いですね。っとこれでよし」
2度に分けたので少し面倒だっな。珍しくミスした。これは反省すべきだな。でもこれで防具は揃ったわけだし。
「次はセリアのところですかね?」
「そうね。採寸とかもしたいし」
「じゃあこれでね。2人とも」
マリアさんのお店を後にしてセリアのお店に向かった。
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