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聖戦の始動編
突入します
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管制室を後にした俺と聖女は、生産施設の更に下へと向かって、降りていた。
理由は至極単純な話-------------
俺達の向かっている場所に、剣聖様がおられるからだ。
さっきの管制室のデータと俺の持っているマップを照らし合わせて、この生産施設の構造はもう分かり切っている。
しかも、剣聖様がおられる場所は、俺にとっても好都合だ。
「そろそろ、準備しておけ…………」
目的の場所へと近付くにつれ、俺の表情が険しいものになって行く。
俺の背後にいる聖女も同様だ。
何故なら、銃声やら炸裂音と言った戦闘の音が耳に入って来たからだ。
聖女と共に駆け足で、突入する。
突入した先で、まず、目にしたのはレギオンタイプのロボットおよそ、9体程に囲まれた満身創痍の剣聖様の姿だった。
「そらよ!!!」
突入と同時に、背後から大斧を振り下ろそうとするレギオンを射抜き、左手でビームソードを引き抜いた。
そして、こっちの存在に気付いた連中を両断して、剣聖の前に立った。
「無事だな…………?」
「っ!? あんたは…………!!!」
俺の存在に気付いた剣聖様は、荒々しい息と共に、物凄い形相で、俺を睨んで来る。
「その様子なら大丈夫そうだな…………? とりあえず、こいつらは何とか、してやるから、そこで大人しくしておけよ!!!」
剣聖にそう告げて、続け様に、二体をビームライフルで仕留める。
残りは---------後、三機程か?
「はあああああっ!!!!!」
いや、二機だな…………。
聖女様、剣の腕もそれなりにありそうだ。
初めて、手にしたビームソードで、こうもあっさりと両断してしまうとは…………。
量産型とはいえ、戦闘能力は、それなりにたかいだぜ?
レギオンタイプでも-------------
「おっと-------------」
そんでも、気を抜いている場合ではないな…………。
俺は左から迫る大斧をビームソードで受け止めて、至近距離で、射抜いた。
そんで、機能を停止したそれを残りの一機に向けて、力一杯、蹴り飛ばして-------------衝突して、倒れた所をめざとく、狙い撃ちする。
「ほい。終わり…………」
「エレノア!!!」
「る…………り…………」
俺が最後の奴を仕留めるなり、聖女が剣聖の元へと駆け出して、抱き付く姿が、視界に入る。
再会出来て、嬉しいのは分かるけれど、まずは泣く前に、治療してやれ…………聖女様。
剣聖様、気を失ってるぞ?
「ちょっ!? エレノア!? しっかりして!!!!」
剣聖の意識がない事に気付いた聖女が、慌てて、治癒魔法をかけ始めた。
ほら、言わんこっちゃない。
まぁ、後は聖女様に任せて、俺は俺ですべき事をしますか。
俺は頭を描いて、苦笑しながら、周りを見渡した。
説明が遅れたが、俺達がいるのは、この施設の整備ドックだ。
かなり、広範囲で天井もかなり高い構造で、《フォートナー》級の巨大ロボットが、最低でも、十機入るくらいのスペースがある。
見たところ、天井が崩れて、半数以上が駄目になっているようだ。
機体が整備ハンガーごと、横倒しになって、瓦礫に押し潰されてしまっている。
当然、コックピットも致命的なダメージを負っている。
唯一、無事なのは-------------格納ハンガー内に格納されておらず、搬送用の大型トレーラーらしきものに入っている二機だな…………。
「って、これは…………!?」
俺はトレーラーの元へと向かい、上に飛び乗ると-------------目を見開いて、驚いた。
おいおい、こいつは、とんでもないものを見つけちまったかもしれねぇぞ!?
理由は至極単純な話-------------
俺達の向かっている場所に、剣聖様がおられるからだ。
さっきの管制室のデータと俺の持っているマップを照らし合わせて、この生産施設の構造はもう分かり切っている。
しかも、剣聖様がおられる場所は、俺にとっても好都合だ。
「そろそろ、準備しておけ…………」
目的の場所へと近付くにつれ、俺の表情が険しいものになって行く。
俺の背後にいる聖女も同様だ。
何故なら、銃声やら炸裂音と言った戦闘の音が耳に入って来たからだ。
聖女と共に駆け足で、突入する。
突入した先で、まず、目にしたのはレギオンタイプのロボットおよそ、9体程に囲まれた満身創痍の剣聖様の姿だった。
「そらよ!!!」
突入と同時に、背後から大斧を振り下ろそうとするレギオンを射抜き、左手でビームソードを引き抜いた。
そして、こっちの存在に気付いた連中を両断して、剣聖の前に立った。
「無事だな…………?」
「っ!? あんたは…………!!!」
俺の存在に気付いた剣聖様は、荒々しい息と共に、物凄い形相で、俺を睨んで来る。
「その様子なら大丈夫そうだな…………? とりあえず、こいつらは何とか、してやるから、そこで大人しくしておけよ!!!」
剣聖にそう告げて、続け様に、二体をビームライフルで仕留める。
残りは---------後、三機程か?
「はあああああっ!!!!!」
いや、二機だな…………。
聖女様、剣の腕もそれなりにありそうだ。
初めて、手にしたビームソードで、こうもあっさりと両断してしまうとは…………。
量産型とはいえ、戦闘能力は、それなりにたかいだぜ?
レギオンタイプでも-------------
「おっと-------------」
そんでも、気を抜いている場合ではないな…………。
俺は左から迫る大斧をビームソードで受け止めて、至近距離で、射抜いた。
そんで、機能を停止したそれを残りの一機に向けて、力一杯、蹴り飛ばして-------------衝突して、倒れた所をめざとく、狙い撃ちする。
「ほい。終わり…………」
「エレノア!!!」
「る…………り…………」
俺が最後の奴を仕留めるなり、聖女が剣聖の元へと駆け出して、抱き付く姿が、視界に入る。
再会出来て、嬉しいのは分かるけれど、まずは泣く前に、治療してやれ…………聖女様。
剣聖様、気を失ってるぞ?
「ちょっ!? エレノア!? しっかりして!!!!」
剣聖の意識がない事に気付いた聖女が、慌てて、治癒魔法をかけ始めた。
ほら、言わんこっちゃない。
まぁ、後は聖女様に任せて、俺は俺ですべき事をしますか。
俺は頭を描いて、苦笑しながら、周りを見渡した。
説明が遅れたが、俺達がいるのは、この施設の整備ドックだ。
かなり、広範囲で天井もかなり高い構造で、《フォートナー》級の巨大ロボットが、最低でも、十機入るくらいのスペースがある。
見たところ、天井が崩れて、半数以上が駄目になっているようだ。
機体が整備ハンガーごと、横倒しになって、瓦礫に押し潰されてしまっている。
当然、コックピットも致命的なダメージを負っている。
唯一、無事なのは-------------格納ハンガー内に格納されておらず、搬送用の大型トレーラーらしきものに入っている二機だな…………。
「って、これは…………!?」
俺はトレーラーの元へと向かい、上に飛び乗ると-------------目を見開いて、驚いた。
おいおい、こいつは、とんでもないものを見つけちまったかもしれねぇぞ!?
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