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あってはならない存在

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そろそろか

そんな予感がした

王子と姫を起こして姉と一緒に話をする

魔女「そろそろここを離れよう」

王子「それは」

魔女「いやな予感がする」

姉「・・・予感」

魔女「まぁ予知とか占いみたいなもんだと思ってくれていい」

姉「占いね・・・処女でもないのに」

魔女「魔女と占い師を一緒にするな」

姫が下を向いている

姉「やっぱり占い師って処女なの?」

魔女「昔は占いが外らたら犯されて・・・とかそんな話があったらしいが・・・知らん」

姉「まぁ、荷物をまとめますか・・・何もないけど」

魔女「明日の朝は夜明け前に西へ移動しようと思う」

王子「わかった」

魔女「じゃぁ、そういうことで」

簡単に荷物をまとめて眠りについた

なんとなく目が覚めた

タバコに火をつける

窓を開ける

空に月がある

人影が動いたような気がした

やっぱりな・・・

焼ける匂いがした

タバコではない

火をつけられたらしい

やれやれ・・・こいつら相当嫌われてるな・・・誰から?

3人を起こす

服を着て荷物を持って外に出る

人影に出迎えられる

魔女「話すのめんどくさいからよろしく」

姉「誰の命令だ」

答えはない

剣を構える

相手は見ているだけで6人

王子と私で・・・

人影が倒れる

魔女の方を見る

魔女もこちらを見ている

お互いなにもしていない

王子を見る

王子は姫を見ている

姫の目が金色に光っているように見えた

また1人倒れる

順番に人が倒れていく

命を吸い取っているかのようにも見える

最後の一人が倒れる

魔女「なにをした」

姫「簡単な魔法ですよ」

簡単に人を殺した

姫「風の精霊に空気の流れ・・・呼吸を止めてもらって、水の精霊に液体の流れ・・・血液の循環を止めてもらいました」

言葉がでない

姫「わたしはお願いしただけで、まだ何もしていませんよ」

なんだろう彼女の言葉の違和感は

彼女が何かをしたら・・・なにがおきる?

魔法・・・精霊魔法?・・・精霊使い?・・・この子は他にも何かできるということか?

姫「命を狙われている以上はいたしかたないことですね」

うまく返事ができない

姫「人の命を奪うつもるいの人はそれなりの覚悟があるとおもうのです」

・・・ないと思う

家が燃えている

消すのは難しいかもしれない

魔女「風か水の精霊に頼んで火を消せるか?」

姫「・・・火の精霊と話してみます」

ん?

火が消えた

姫「もう飽きたみたいですね」

どんな会話をしているのだろう?

増援が来たらしい

このままだと姫に虐殺されてしまうような気がした

姉「数が多い、一度逃げて身をひそめたほうが・・・」

魔女「そうだな・・・」

周囲を見る

魔女「予定が狂うが一度北側へ行くか・・・」

姉「そうしましょう」

魔女にとっても想定外らしい

もしかしたら私たちが「姫の暗殺計画」の邪魔をしているのではないか?

「あってはならない存在」を消す機会を妨害てしまったような

そんな気がしたのは・・・

to be continued
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