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第353話酷い言い草である
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「いやあのですね……そもそもこの世界ではまず私達に勝てるパーティーなどいないではないですか?」
「誰が言い訳して良いと言いましたか?」
「すみません」
なぜ今私達パーティーが単独で敵国へ軍進しているのか先日の会議の内容を正座をしながら説明し、説明するにつれて彼女、メアリーは表情を怒りに染めて行くのが分かる。
「まあまあ、今ミズキを攻めてもこの現状が変わるわけでもないからこの辺にしときなさいな」
「いや、しかしそれではまたこのバカは無駄に無茶な依頼を受けてくるではありませんか」
酷い言い草である。
私がいつその様な無茶な依頼を受けて来たと言うのだろうか? 証拠があるならば提示して欲しいものである。
そしてまだ私に説教し足り無いのかメアリーは何かを言おうとするのだがそれを我がパーティーが誇る盾職、鉄壁のガーネット・フランがここでも鉄壁の守りを見せてくれる。
頼もしい限りである。
「どきなさいガーネット!! 今ここでこのバカをピシャッと言ってやらないと治るものも治りませんよ!?」
「お、落ち着いてメアリー。 ミズキはもう治らないの! ミズキはもう治らないの!」
何が治らないというのか分からないのだがガーネットの治らないという言葉にメアリーはハッとするとガーネットとメアリーは可哀想な目線を私に向けて来る。
「何でそんな目を私に向けて来るんですか!? なんなんですか!? た、確かに私は美人でこの世界最強の魔術士で性格も良いですけど……?」
そんなメアリーとガーネットに反論するのだが先程まで向けていた可哀想な者を見る目線は何故か優しさを含み始める。
「まあ、過去の事をとやかく言うような状況でも無いですし、これからの事……どうやってグルトニアを攻略するか話しましょうか。 ミズキの件は多分可哀想ではありますが最早治療の方法は残念ながら無いですし……」
「そうね。 ミズキの事は今に始まった事では無いし……もう手遅れね。 それに相手の戦力も分からないのは頂けないわね」
「あのー……私は病気とかでは無いのですが……?」
「やはりあの我が国の軍をたった一人で追い払った者が気になりますね。 一応実際に戦った兵士によると人間だったたみたいなのですがトップが魔族なので人間であるというのは彼の実力からしても疑わしいですね」
「誰が言い訳して良いと言いましたか?」
「すみません」
なぜ今私達パーティーが単独で敵国へ軍進しているのか先日の会議の内容を正座をしながら説明し、説明するにつれて彼女、メアリーは表情を怒りに染めて行くのが分かる。
「まあまあ、今ミズキを攻めてもこの現状が変わるわけでもないからこの辺にしときなさいな」
「いや、しかしそれではまたこのバカは無駄に無茶な依頼を受けてくるではありませんか」
酷い言い草である。
私がいつその様な無茶な依頼を受けて来たと言うのだろうか? 証拠があるならば提示して欲しいものである。
そしてまだ私に説教し足り無いのかメアリーは何かを言おうとするのだがそれを我がパーティーが誇る盾職、鉄壁のガーネット・フランがここでも鉄壁の守りを見せてくれる。
頼もしい限りである。
「どきなさいガーネット!! 今ここでこのバカをピシャッと言ってやらないと治るものも治りませんよ!?」
「お、落ち着いてメアリー。 ミズキはもう治らないの! ミズキはもう治らないの!」
何が治らないというのか分からないのだがガーネットの治らないという言葉にメアリーはハッとするとガーネットとメアリーは可哀想な目線を私に向けて来る。
「何でそんな目を私に向けて来るんですか!? なんなんですか!? た、確かに私は美人でこの世界最強の魔術士で性格も良いですけど……?」
そんなメアリーとガーネットに反論するのだが先程まで向けていた可哀想な者を見る目線は何故か優しさを含み始める。
「まあ、過去の事をとやかく言うような状況でも無いですし、これからの事……どうやってグルトニアを攻略するか話しましょうか。 ミズキの件は多分可哀想ではありますが最早治療の方法は残念ながら無いですし……」
「そうね。 ミズキの事は今に始まった事では無いし……もう手遅れね。 それに相手の戦力も分からないのは頂けないわね」
「あのー……私は病気とかでは無いのですが……?」
「やはりあの我が国の軍をたった一人で追い払った者が気になりますね。 一応実際に戦った兵士によると人間だったたみたいなのですがトップが魔族なので人間であるというのは彼の実力からしても疑わしいですね」
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