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イエイ酒盛り!
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新山先輩の許可の元、買ってきた発泡酒じゃないビールとか、チューハイやハイボール、つまみは鈴木が厨房から持ってきた豪華版! ココは他の部屋と離れてっからどんだけ騒いでもOKってことで酒盛り!
お兄さんプレゼンツの焼酎が持ち込まれ、さらに盛り上がりまくる。
つかいくら北海道つっても暑いし、酔っ払ってきたらみんな脱いじゃったりして、歌う踊るの大騒ぎ。もうめっちゃ楽しい!
あんま酒強くねえんで、わりとすぐ酔っ払ってきたんだけど、「藤枝ぁ~、飲んでるかあ~?」なんつって大熊先輩がガッシリ肩組んできて、またイケメンが間近に来た。
姉崎もそうだけど、このヒトもスキンシップ激しい。つっても俺は総括の副部長やってて総括部長のこの人と接点は多いわけで、だいぶ慣れてきてるけど。
「飲んでるよ~」
「そうか、ヨシヨシ。酔っ払いすぎる前に言っとくことあってな」
「なに先輩」
「まぁず、おまえ総括の仕事って分かってる?」
「え。寮内の掃除の割り振りとトイレットペーパー変えたり、広報的なことと、あとリネン類のリースや……」
大熊先輩はニッと笑って「確かに」と言った。
「でもそれだけじゃない。つうか本筋が違う」
「本筋?」
「おまえも知ってると思うけど……」
イケメンがさらに近づき、ちょいびびる。すると耳元に囁かれた。
「風聯会とのつなぎ」
「あ、うん」
思わず呟くと、耳元に唇寄せたまま、大熊先輩が続ける。
「そう。おまえのおじいさんは風聯会の大幹部だった。当然おまえも知ってるよな」
もちろん知ってる。
風聯会は賢風寮のOBで組織されてる社団法人で、事務局とかもちゃんとある。
明治初期、大学の前身である学問所発足の三年後に、賢風寮ができた。
そのOB会として発足し、法人格を取って奨学金はじめて、今はいくつかの不動産も所有してる。そんで賢風寮は風聯会の持ち物なんだ。
風聯会の会員は色んな業界で偉くなってたりしてるんで、賢風寮に入ったらイイ人脈も築けるって言われてるわけ。
つうか実家で、じいさんの住まう和室の続き間は一時期、その事務局になってたから常に誰彼が出入りしてて、その人らが誰なのかまったく分からないガキの頃から、俺はその部屋にしょっちゅう遊びに行ってた。
男ばっかりだけど、じいさんもおっさんも若い人もいて、真剣な話したり馬鹿笑いしたり、すげえ楽しそうだったんだ。俺はその部屋で、「男ってのはなあ」なんて色々教えてもらった。
それが風聯会の会合だってのは中学上がる頃に知ったんだけど。高校二年の時じいさんが死んで、俺は葬式でココに入るって決めた。
頷いた俺の肩を抱いたまま、大熊先輩は目をのぞき込むみたいに顔近づけてニッと笑ってる。つうかちけーよ酒くせーよ。
「本来、総括の仕事のメインはそっちなんだ。おまえを総括にリクルートしたのは、その仕事に最適だと思ったからだよ」
確かに風聯会のメンバーはガキの頃から知ってるけど、逆に最近のヒトは知らないっつうか。親父は違う大学出身だから、じいさん死んでから丸二年くらい風聯会との接点無かったわけだし。
「俺も親父が風聯会でさ、ガキの頃から風聯会メンバーと顔会わせてた。つまりOBに顔が利くってのが総括部長の条件なわけなんだけど、おまえなんて、恐れ多いくらいの大幹部を知ってるだろ? おまえが来るって知った時、小躍りしたね俺は」
「いやいやいや、そんなの知らないっすよ! じいさんの友達ってだけで!」
「それがすごいヒトに決まってるつってんだよ」
普段、寮の生活で風聯会と関わることなんて無いけど、そもそも賢風寮は風聯会の所有する建物だし、寮則の変更なんかは風聯会の承認が必ず必要だし、設備の増設なんか上申すると予算も出るらしい。
「つうわけでさ、おまえ総括部長やれよな」
「はぁ!?」
「俺は来年降りるから、しっかりやってくれ」
「てか一回部長になったら、会長とかにならない限り卒業までやるんじゃねえの?」
「じいさんたちの機嫌取りとか、マジで俺ヤなんだよ。女の子相手ならいっくらでも手間暇かけるんだけどさ」
「そんな無責任な!」
声上げたらいきなり肩をぐいっと引かれ、大熊先輩が遠くなる。
え、と思ったら「先輩、接近が過ぎます」丹生田の声。
「なんだ~、丹生田ぁ。こっちは部会の話し合い中だ」
「少し離れても話はできるでしょうが」
俺の肩をつかんだまま、眉寄せた丹生田が言い、大熊先輩は、はぁ、とため息をつく。
「まあなあ、こういう、人に好かれるつうのも、総括の適性だかんなぁ」
「藤枝はいいやつです」
丹生田はくそ真面目にくっきりと頷いた。
「外人ぽい顔で背も高い男前。女にもモテるのに気取ったところが無く、まじめで頑張り屋で、本当にいいやつです」
聞いてた大熊先輩は、呆れ顔になった。
「……あ~~、おまえ酔ってる?」
しかし丹生田は生真面目に「酔ってません」と言う。
いやいやいや、丹生田ってばかなり酔ってるよ? 少し目がとろんとして、口調がいつもより緩い。
かーわい~いけどさ~。
んでもって褒めてくれてマジ嬉しいけどさ~。
照れくさいぜこのっ!
「くっそ~! おまえだって超いいやつじゃんっ!」
思わず丹生田と肩組んで、俺も叫んでた。
「なんだこいつら」
「そいつら構ってると楽しいけど、ほどほどにしとかないと」
呆れた口調の大熊先輩に、姉崎がニコニコ近寄って声かけてる。
「だんだんバカらしくなるから」
ニッと笑う姉崎に、大熊先輩もにやりと笑いを向けた。
「おまえもある意味総括向きなんだけどな」
「いやあ、そんなめんどくさいの向かないと思うなあ」
「そういうトコが向いてるつんだよ。まあ施設部に取られたけど」
「エアコン設置に向けて働くよ」
「ああ、今は執行部兼任だもんな。予算はどうするんだ」
新山先輩が話に割って入る。「寮費を値上げすればいいでしょ」姉崎はツラっと答える。
「いまどき月一万二千五百円なんて、ありえないし。一万五千円になったって、誰も高いとは言わないよ。寮生が二百五十人くらいいるわけだから、月六十万の予算増でしょ? 余裕じゃん」
「……その案は出てるんだが、風聯会がな……」
「そこで総括の出番でしょう? じいさんたちの頃とは時代が違う、てのを分かってもらわなきゃ」
「言えるかよ」
大熊先輩が鼻白むのに、へラッと笑い返す姉崎。
「伝え方は大事だよね」
意味深に言いつつ、ニッと笑いかけられ、大熊先輩はムッとした顔になった。
「期待してますよ~、先輩」
「あ~あ~やるよ、やる。めんどくせえなおまえ」
「先輩には負けますって」
その会話を隣で聞いてた津田会長が「どっちもどっちだ」と笑い、乃村副会長は「どっちが次の会長かな」とか言った。新山先輩が「次が大熊でその次が姉崎か」こともなげに言い、「いいんじゃね?」と大田原先輩が乗っかる。その横で庄山先輩が「俺は承服しかねるがな」と呟いた。
「風紀が乱れること請け合いだ」
顔をしかめるのに、周りがどっと沸いた。小谷先輩が「乱れたらギッチリ締めるだけだ。なあ丹生田」と豪快に笑う横で、岡部さんと鈴木が酒舐めながら赤い顔でニコニコしてる。
まあみんな半裸な訳だけど。
そんな中、俺はゲラゲラ笑いながら丹生田と肩組んで乾杯とかしてて、起きたらすっかり記憶が落ちてたのだった。
お兄さんプレゼンツの焼酎が持ち込まれ、さらに盛り上がりまくる。
つかいくら北海道つっても暑いし、酔っ払ってきたらみんな脱いじゃったりして、歌う踊るの大騒ぎ。もうめっちゃ楽しい!
あんま酒強くねえんで、わりとすぐ酔っ払ってきたんだけど、「藤枝ぁ~、飲んでるかあ~?」なんつって大熊先輩がガッシリ肩組んできて、またイケメンが間近に来た。
姉崎もそうだけど、このヒトもスキンシップ激しい。つっても俺は総括の副部長やってて総括部長のこの人と接点は多いわけで、だいぶ慣れてきてるけど。
「飲んでるよ~」
「そうか、ヨシヨシ。酔っ払いすぎる前に言っとくことあってな」
「なに先輩」
「まぁず、おまえ総括の仕事って分かってる?」
「え。寮内の掃除の割り振りとトイレットペーパー変えたり、広報的なことと、あとリネン類のリースや……」
大熊先輩はニッと笑って「確かに」と言った。
「でもそれだけじゃない。つうか本筋が違う」
「本筋?」
「おまえも知ってると思うけど……」
イケメンがさらに近づき、ちょいびびる。すると耳元に囁かれた。
「風聯会とのつなぎ」
「あ、うん」
思わず呟くと、耳元に唇寄せたまま、大熊先輩が続ける。
「そう。おまえのおじいさんは風聯会の大幹部だった。当然おまえも知ってるよな」
もちろん知ってる。
風聯会は賢風寮のOBで組織されてる社団法人で、事務局とかもちゃんとある。
明治初期、大学の前身である学問所発足の三年後に、賢風寮ができた。
そのOB会として発足し、法人格を取って奨学金はじめて、今はいくつかの不動産も所有してる。そんで賢風寮は風聯会の持ち物なんだ。
風聯会の会員は色んな業界で偉くなってたりしてるんで、賢風寮に入ったらイイ人脈も築けるって言われてるわけ。
つうか実家で、じいさんの住まう和室の続き間は一時期、その事務局になってたから常に誰彼が出入りしてて、その人らが誰なのかまったく分からないガキの頃から、俺はその部屋にしょっちゅう遊びに行ってた。
男ばっかりだけど、じいさんもおっさんも若い人もいて、真剣な話したり馬鹿笑いしたり、すげえ楽しそうだったんだ。俺はその部屋で、「男ってのはなあ」なんて色々教えてもらった。
それが風聯会の会合だってのは中学上がる頃に知ったんだけど。高校二年の時じいさんが死んで、俺は葬式でココに入るって決めた。
頷いた俺の肩を抱いたまま、大熊先輩は目をのぞき込むみたいに顔近づけてニッと笑ってる。つうかちけーよ酒くせーよ。
「本来、総括の仕事のメインはそっちなんだ。おまえを総括にリクルートしたのは、その仕事に最適だと思ったからだよ」
確かに風聯会のメンバーはガキの頃から知ってるけど、逆に最近のヒトは知らないっつうか。親父は違う大学出身だから、じいさん死んでから丸二年くらい風聯会との接点無かったわけだし。
「俺も親父が風聯会でさ、ガキの頃から風聯会メンバーと顔会わせてた。つまりOBに顔が利くってのが総括部長の条件なわけなんだけど、おまえなんて、恐れ多いくらいの大幹部を知ってるだろ? おまえが来るって知った時、小躍りしたね俺は」
「いやいやいや、そんなの知らないっすよ! じいさんの友達ってだけで!」
「それがすごいヒトに決まってるつってんだよ」
普段、寮の生活で風聯会と関わることなんて無いけど、そもそも賢風寮は風聯会の所有する建物だし、寮則の変更なんかは風聯会の承認が必ず必要だし、設備の増設なんか上申すると予算も出るらしい。
「つうわけでさ、おまえ総括部長やれよな」
「はぁ!?」
「俺は来年降りるから、しっかりやってくれ」
「てか一回部長になったら、会長とかにならない限り卒業までやるんじゃねえの?」
「じいさんたちの機嫌取りとか、マジで俺ヤなんだよ。女の子相手ならいっくらでも手間暇かけるんだけどさ」
「そんな無責任な!」
声上げたらいきなり肩をぐいっと引かれ、大熊先輩が遠くなる。
え、と思ったら「先輩、接近が過ぎます」丹生田の声。
「なんだ~、丹生田ぁ。こっちは部会の話し合い中だ」
「少し離れても話はできるでしょうが」
俺の肩をつかんだまま、眉寄せた丹生田が言い、大熊先輩は、はぁ、とため息をつく。
「まあなあ、こういう、人に好かれるつうのも、総括の適性だかんなぁ」
「藤枝はいいやつです」
丹生田はくそ真面目にくっきりと頷いた。
「外人ぽい顔で背も高い男前。女にもモテるのに気取ったところが無く、まじめで頑張り屋で、本当にいいやつです」
聞いてた大熊先輩は、呆れ顔になった。
「……あ~~、おまえ酔ってる?」
しかし丹生田は生真面目に「酔ってません」と言う。
いやいやいや、丹生田ってばかなり酔ってるよ? 少し目がとろんとして、口調がいつもより緩い。
かーわい~いけどさ~。
んでもって褒めてくれてマジ嬉しいけどさ~。
照れくさいぜこのっ!
「くっそ~! おまえだって超いいやつじゃんっ!」
思わず丹生田と肩組んで、俺も叫んでた。
「なんだこいつら」
「そいつら構ってると楽しいけど、ほどほどにしとかないと」
呆れた口調の大熊先輩に、姉崎がニコニコ近寄って声かけてる。
「だんだんバカらしくなるから」
ニッと笑う姉崎に、大熊先輩もにやりと笑いを向けた。
「おまえもある意味総括向きなんだけどな」
「いやあ、そんなめんどくさいの向かないと思うなあ」
「そういうトコが向いてるつんだよ。まあ施設部に取られたけど」
「エアコン設置に向けて働くよ」
「ああ、今は執行部兼任だもんな。予算はどうするんだ」
新山先輩が話に割って入る。「寮費を値上げすればいいでしょ」姉崎はツラっと答える。
「いまどき月一万二千五百円なんて、ありえないし。一万五千円になったって、誰も高いとは言わないよ。寮生が二百五十人くらいいるわけだから、月六十万の予算増でしょ? 余裕じゃん」
「……その案は出てるんだが、風聯会がな……」
「そこで総括の出番でしょう? じいさんたちの頃とは時代が違う、てのを分かってもらわなきゃ」
「言えるかよ」
大熊先輩が鼻白むのに、へラッと笑い返す姉崎。
「伝え方は大事だよね」
意味深に言いつつ、ニッと笑いかけられ、大熊先輩はムッとした顔になった。
「期待してますよ~、先輩」
「あ~あ~やるよ、やる。めんどくせえなおまえ」
「先輩には負けますって」
その会話を隣で聞いてた津田会長が「どっちもどっちだ」と笑い、乃村副会長は「どっちが次の会長かな」とか言った。新山先輩が「次が大熊でその次が姉崎か」こともなげに言い、「いいんじゃね?」と大田原先輩が乗っかる。その横で庄山先輩が「俺は承服しかねるがな」と呟いた。
「風紀が乱れること請け合いだ」
顔をしかめるのに、周りがどっと沸いた。小谷先輩が「乱れたらギッチリ締めるだけだ。なあ丹生田」と豪快に笑う横で、岡部さんと鈴木が酒舐めながら赤い顔でニコニコしてる。
まあみんな半裸な訳だけど。
そんな中、俺はゲラゲラ笑いながら丹生田と肩組んで乾杯とかしてて、起きたらすっかり記憶が落ちてたのだった。
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