【第三幕完結】奴隷から王になった少女が紡ぐ物語

香口 深衣

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第三幕

序章

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 楽しく笑い合う声が聞こえる。

 それはとても懐かしくて、雪の心をギュッと締め付けた。

 羅芯の庭園で酒を酌み交わす二人に雪もお茶で混ざっていた。
 そのうちの一人は姿を消してしまった隆盛。

 もう一人は工西の王-秀磊(シゥレイ)。
 深緑色の肩で切り揃えられた髪に、同じ緑の瞳が細められる。
 優しい笑顔で雪の頭を撫でてくれる。

 笑いの絶えない温かい居心地のよい場所。


 あぁ…これは夢だ。


 頭のどこかで雪は理解する。もう少し見ていたいと思う夢だった。






 太陽が沈み暗くなった街を提灯が照らす。大通りは色々な店が立ち並び、仕事終わりの人たちを誘う。
 そんな大通りの終わりには、通りの最後に相応しい豪勢な造りをした建物が見えてくる。そこは目がチカチカするくらい大量の灯りで照らされ、客たちまでもが輝いて見え、より一層の賑わいを見せていた。
 ここは、工西の首都-溶山にある宿屋で、王や官吏御用達の宿屋だ。一級品の家具が揃えられた部屋に、他の店とは格段に違った服で着飾った下男下女。丁寧な接客に、料理も一流な料理人が多く集められていた。お客様に満足してもらうためなら何でもしますと、言わんばかりの対応をしている。
 そんな場所に泊まりに来る客はもちろん金持ちで、灯りがなくとも目がチカチカするような衣装を着ている者ばかりだった。
 そんな驚くほどに高級な宿屋の最上階。
 そこには一段と豪華な造りになった部屋があり、扉の前には兵士らしき者が二人いて、部屋に誰も入れないようにと立ち塞がっている。

 そんな厳重に守られた部屋の中はかなりの広さがあり、十人は優に泊まれるだろう広さの部屋。
 その部屋には一級品の家具がそろっているのだが、それらが日の目を見ることはなさそうだった。部屋にはジリジリと燃える灯りが二つだけで薄暗い。人がいるかどうか、見るのがやっとの明るさしかない。
 そんな薄明かりの部屋は、灯りの燃える音が聞こえる程に静かで、部屋にあった三つの影は微動だにしていない。

 そんな影の一つ。灯りに近い場所にいる青年は御簾の前で平伏していた。
 薄暗い中でも分かるくらいにその手は震えている。
 年齢が二十いかないくらいの青年で、名前は京帖(けいちょう)と言った。濃いめの茶色の髪は短く、後ろの一束だけが長くなっていて一つに結わかれている。焦げ茶色の瞳は光の加減で赤くも見えた。

 今日は彼にとって一世一代の大事な日だった。

 彼の仕事は情報を集めてそれを売ること。日々、色んな人から情報を得ては、必要とする客に売る。その内容は様々で、物流の話から他国で仕入れた貴重な情報までと多岐にわたる。
 そんな彼の情報屋としての腕は確かだ。今回はそれを見込まれて、とんでもなく大きな仕事が入ってきたのだ。

 情報屋の仕事は、第一印象で全てが決まると言われている。だから、気が抜けなかった。信用してもらえなかったら、仕事を断られることだってあるのだ。
 今回の仕事は国からの依頼だと聞いている。だから彼は絶対に逃したくないと思っていたのだ。

 御簾の奥で引戸の開く音がして、京帖は額を床に押し付けるように深く平伏する。

「表を上げよ。」

 御簾の向こうから声がかかり、言われた通りに京帖は顔を上げる。御簾の向こうに人の気配は二つ。こちら側にも人が一人いるので、部屋にいるのはおそらく四人だと京帖は見当をつける。

「お主が陣織で名高い情報屋か。…まだ若いな。」

 そう言う声もまだ若く、自分と数年しか違わないのではないかと京帖は思った。

「情報屋、名は?」
「京帖と申します。」

 年はさほど変わらないと思いつつも、相手が国の偉い人だと聞いていた京帖には、名を問われただけでも緊張で声が震える。
 すると、御簾の向こうから小さな笑い声が漏れる。

「そう緊張することはない。気軽に話してくれたら良い。」
「しゅ、主上」

 お付きの者が戸惑った声をあげるが、男は愉快そうに笑っている。
 だけど俺はそんなことを言われても、緊張は解けず、手は震えるし、心臓はバクバクと鳴って速い。

「とりあえず、依頼内容はそこに記載されている。読んだらそこにいる者に渡せ。」

 京帖は目の前に置かれた一枚の紙を開くと目を通す。そこには目を見張る様な内容が記載されていたが、さすがに情報屋として顔には出さなかった。
 だけど押さえきれない恐怖心で全身に鳥肌が立つ。
 そこに書かれていたのは、工西の内乱を企てる内容だった。
 内乱を起こさせる場所は陣織と農薪。この二つの街は仲があまり良くないと、最近噂されている場所だ。
 そこに情報を伝えてお互いが狙われていると思わせるのが今回の仕事のようだ。もちろん伝える情報は真っ赤な嘘だ。
 情報屋として信用は一番大切なのに、その情報屋の信用を失くすような仕事を依頼するなんて、ふざけるのも大概にして欲しいと思うが、国に反論なんて出来る訳がない。
 まさか、国が自国の内乱を起こそうとするなんて思いもしなかったと、京帖は愕然とする。
 だが、彼に出来ることは何もない。
 読み終えた紙を近くに控えていた従者に渡すと、近くにあった灯りでそれを燃やした。情報は一切残したくないようだ。

「依頼内容は把握したな?では、決行時期と報酬についてだ。」

 依頼を受けるか受けないかの確認がないことに、この仕事の危うさを理解し背中に冷たい汗が伝うのを感じた。

「決行時期はこの辺りの木々が紅葉した頃。報酬は言い値で構わない。ただし、依頼成功後にしか支払いはない。」
「問題ございません。」
「報酬額については、すぐに決められなければ後日、使いの者を寄越すが、どうする?」
「ではそのようにお願い出来ればと思います。」
「分かった。では、依頼遂行できることを期待しているぞ。」
「御意。」

 一度平伏してから、京帖は部屋を出た。


 京帖が部屋を出たあと、御簾の向こう側にいた従者の男が、目の前に座る主人を見て恭しく礼をする。

「報酬はあれで宜しかったのでしょうか?ふっかけられる可能性もございませんか。」
「問題ない。」

 主人の声色に、問いかけた従者はピクリと反応する。嫌な予感がして、少しだけ顔を上げて視線を主人に移してその予感は確信へと変わる。

「…この作戦を知る者はお前たちと私だけで良い。」

 それは…と、言いかけて従者は口を閉ざすのだった。確かめなくても、この方の言わんとすることは伝わっていたからだ。
 使い終わったら排除しろ。彼はそう言ったのだ。
 それが分かり従者は主人の冷酷さに、狂ったような歪んだ笑みを浮かべた。



 ―暑い季節が過ぎ、窓から見える木々は赤く染まり始めている。今でも十分に美しいのだが、この木々が全て赤く染まった時の夕暮れは、さらに幻想的で美しい色を見せる。
 そんなことを思いながら雪がボーッと窓の外を眺めていると、急須を手にした綾がやって来た。
 まっすぐの長い黒髪が窓から入る風に揺れている。夕陽に照らされた紅桔梗色の瞳は、いつもより赤色に近い色で輝いていた。

「最近は、日暮れが早くなりましたね。」

 細く色白の腕が雪の方に伸ばされる。そして、空になった雪の湯呑みを手に取ると、お茶を注ぎながらチラリと窓の外に視線を送った。
 雪は新しく注がれた湯気の立つ湯呑みに、手を添えて冷えた手を温める。

「そうね…私の仕事も、この空の明るさに合わせてもらえないかな?暗くなったら夕餉にして、少しゆっくりしてから休むなんて、良いんじゃないかしら?どう?油の節約にもなるし、取り入れて…」
「だめです。」

 キッパリと言う綾は、本当に容赦がない。

「ええー?疲れた私を癒す時間は必要じゃない?」
「でしたら、怠けずに作業すれば良いのではないですか?私もその方が助かりますし、油の節約にもなりますよ。」

 先程の言葉は撤回しよう。彼女は鬼なのだ。

「鬼…。」

 静かな声が確かにそう言ったのが聞こえた。
 もちろん言ったのは雪ではない。彼女の隣で一緒にお茶をしていた少年が発した言葉だ。真っ黒な短い髪に黄金の瞳が印象的な、雪華付きの隠密。

「何か言いましたか、翠?」

 人を殺せるのではないかと思う程に鋭い視線を翠に向ける綾。
 それにぶんぶんと、大きく首を横に振って何故か雪を見る翠。黄金の瞳が何かを訴えかけている。
 それは雪の言葉を代弁したのだとでも言いたげに見えて、彼女は慌てて頭を左右に振った。

「い、言ってないわよ!」

 必死に手も振って否定するが、綾は信じてくれそうにない。

「そのお菓子は没収ですね。」
「え!?ちょ、ちょっと待って」
「翠、食べちゃいなさい。」

 今日のお菓子は雪の好物で、黒糖と豆をすりつぶした粉を練りあげて餅にくるんだもので、このもちもちとした食感に黒糖の香りと甘さがちょうど良く、いくらでも食べられてしまうものだった。
 黒糖は工西が名産で、遣いに出した官吏が買ってきてくれたものだ。

「楽しみにしてたのに…」
「これで少しは懲りたかしら?ほら、雪、早く書類に目を通してください。でないと、本当にお菓子なくなってしまいますよ。」

 綾の言葉に、翠の方を見ると無表情でお菓子を次々に口の中に放っていく。容赦ない二人を呪うように睨み付けていたが、お菓子がなくなるという言葉に雪は慌てて山になった書類のある机へと戻り、書類とにらめっこをしたのだった。


「はぁ…疲れたぁ。」

 雪が自室に戻れたのは日を跨いだ頃だった。疲れ切っていた雪は寝台の上に寝転がり、行儀など気にもせずに全身を伸ばして固まった体を解す。
 結局、雪が書類を読み終えたのは日も沈んで真っ暗になった頃だった。当然、お菓子など残っているはずもなく…。

「綾さん、酷い。本当に残してくれないんだもん。翠も翠だわ…」

 不貞腐れて枕に突っ伏していると、何かの気配を感じて突っ伏したまま視線だけを横に向ける。ぼんやりとしか明かりの灯っていない部屋は若干薄暗いのだが、その暗闇に溶け込むように翠が立っていた。やはり無表情でこちらを見ている。
 そんな翠をジト目で見ると、彼は困った様子で頬を掻いた。このまま困らせてやろうと思った雪が黙ったままでいると、翠は寝台横にある机に何かを置いた。
 顔を上げてそちらを見れば、食べ損ねたお菓子が置いてある。水筒に入ったお茶も用意されている。どういうこと?と、思って雪は翠を見た。

「残しておいた。」

 と、素っ気ない答えが返って来た。
 彼なりの謝罪のつもりなのだろう。まるで落ち込んだ動物のように見えてきて雪は苦笑する。
 彼を責めるのを止めて、棚から湯呑みを二つ取り出すと水筒のお茶を注いだ。

「じゃあ、一緒に食べましょ。」

 少しだけ考える翠に雪は笑って続ける。

「一緒に食べた方がもっと美味しいのよ。ね?」

 翠は頷いて椅子に腰かけ、雪は寝台の上に座り直した。
 深夜のお茶会はとても静かだったけど、昼間とはまた違った雰囲気でこれはこれで良いなと雪は思う。

 窓から見える満月だけが二人を見つめている。

「明日から忙しくなるね」

 雪の言葉に静かに頷く翠。

「他国に行くのは空南以来ね。」
「遊びに行く訳じゃない」
「ええ、分かっているわよ。」
「楽しそう」

 そうかしら?と、自分の頬に手を当てて揉み解していると、翠の手が伸びてきて雪の頬を摘まんだ。そのまま引っ張られる。

「いひゃい」

 頬を引っ張られているせいで、ちゃんと言葉にならず自分でも間抜けな声だなと思っていたら、目の前の少年がクスクスと笑っているのが目に入る。

「ひほい」
「プッ…アッハハハ…なんだよそれ」
「ひっはるから」

 雪が喋ろうとする度に翠が楽しそうに笑う。
 結局、風情も趣も何もあったもんじゃない。きっと満月も笑っているだろうなと、思ったら雪も何だか楽しくなって翠と一緒に笑った。
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