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No.3 宰相補佐K
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Q、 本日は宜しくお願いします。まさか、宰相補佐であるK氏に取材が出来るとは思っていませんでした。
「そうですか?まぁ、殿下…R様が取材を受けたのです。それに、あの婚約破棄の場に私も居ましたから」
Q、 ご協力ありがとうございます。それでは、K氏はR氏をどの様に思っていますか?
「そうですね…。一言で言うならば、王になる為に生まれた方ですかね」
Q、 ほほぅ。それは何故?
「R様は、とても優秀でいらっしゃいます。常に民の事を考え、国の為に日々努力しておいでです。そんな彼の方を小さい頃から知っていますから」
Q、 それでは何故、R氏はS令嬢と婚約破棄をしたのでしょう?国の為ならS令嬢が王妃になるのが1番だと思うのですが。
「…申し訳ありません。私の口からは言えないのです。R様がご自身でお話になると思いますので…」
Q、 わかりました。それでは、K氏はN令嬢をどう思われますか?
「女性として論外です」
Q、 ど……どうしてその様に思うのですか?
「失礼ながらN令嬢は胸がありません。絶壁と言ってもいいでしょう」
Q、 …………。
「女性と言うのはS令嬢の様な胸の大きくメリハリのついた女性の事を言うのです。…全く。R様は何故あの様に胸のない令嬢を。理解出来ません」
Q、 あ、あの!!。次の質問に移らせて頂いてもよろしいですか?
「ん?あぁ、私とした事がすみません。つい熱くなってしまいました」
Q、 いっいえ!大丈夫です!…ゴホンッ。今回の婚約破棄は、今後どの様な影響を及ぼすと思われますか?
「そうですね。S令嬢との婚約は、王家と歴史ある公爵家との政治的思惑が絡んだ婚約でした。それが破談になった今、貴族間の派閥争いが激化する可能性があります」
Q、 それは国を揺るがしかねませんね
「はい。ですが、R様はそれも覚悟の上で婚約破棄をされました。R様には何か考えがある様です」
Q、 我々平民にとっては、貴族間の争いなんて関係ないんです。唯、私達の生活が脅かされ無いのならそれで良いんです。
「わかっています。R様は決して民を苦しめたりはしません」
Q、 …わかりました。本日はお話をありがとうございます。
「そうですか?まぁ、殿下…R様が取材を受けたのです。それに、あの婚約破棄の場に私も居ましたから」
Q、 ご協力ありがとうございます。それでは、K氏はR氏をどの様に思っていますか?
「そうですね…。一言で言うならば、王になる為に生まれた方ですかね」
Q、 ほほぅ。それは何故?
「R様は、とても優秀でいらっしゃいます。常に民の事を考え、国の為に日々努力しておいでです。そんな彼の方を小さい頃から知っていますから」
Q、 それでは何故、R氏はS令嬢と婚約破棄をしたのでしょう?国の為ならS令嬢が王妃になるのが1番だと思うのですが。
「…申し訳ありません。私の口からは言えないのです。R様がご自身でお話になると思いますので…」
Q、 わかりました。それでは、K氏はN令嬢をどう思われますか?
「女性として論外です」
Q、 ど……どうしてその様に思うのですか?
「失礼ながらN令嬢は胸がありません。絶壁と言ってもいいでしょう」
Q、 …………。
「女性と言うのはS令嬢の様な胸の大きくメリハリのついた女性の事を言うのです。…全く。R様は何故あの様に胸のない令嬢を。理解出来ません」
Q、 あ、あの!!。次の質問に移らせて頂いてもよろしいですか?
「ん?あぁ、私とした事がすみません。つい熱くなってしまいました」
Q、 いっいえ!大丈夫です!…ゴホンッ。今回の婚約破棄は、今後どの様な影響を及ぼすと思われますか?
「そうですね。S令嬢との婚約は、王家と歴史ある公爵家との政治的思惑が絡んだ婚約でした。それが破談になった今、貴族間の派閥争いが激化する可能性があります」
Q、 それは国を揺るがしかねませんね
「はい。ですが、R様はそれも覚悟の上で婚約破棄をされました。R様には何か考えがある様です」
Q、 我々平民にとっては、貴族間の争いなんて関係ないんです。唯、私達の生活が脅かされ無いのならそれで良いんです。
「わかっています。R様は決して民を苦しめたりはしません」
Q、 …わかりました。本日はお話をありがとうございます。
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