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第1章
No.10 パパ、恥ずかしいです
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「おい、落ち着け」
「落ち着いて入られますかっ!私とティアを引き離す気でしょうっ!?」
王様が落ち着くように言うが、パパは更に私を抱き締める。
「はっ!そういう事ですか」
「?何がだ?」
「私から可愛いティアを奪う気でしょう!」
「はぁ!?なんでそうなるんだ!」
「王には現在、子供は息子しかいないではないですか。知ってますよ?グリード様が娘を欲しがっている事を」
「確かに娘は欲しいが…」
「ほら、やっぱり!!」
パパは、更に興奮する。
「話を聞け!確かに娘は欲しいがティア嬢を欲しいとは思っていない」
「何ですって!?私の可愛いティアの何が不満なんですか!!」
「お前、面倒くさいぞ!!」
普段、パパは冷静沈着な人だ。しかし、私の事が絡むととても面倒くさくなるのだ。
パパは好きだ、大好きだ。………しかし。
「このマリア譲りの艶のある黒い髪!私譲りの緑の瞳。プニプニの薔薇色の頬にプックリしたピンクの唇!こんなに可愛いティアの一体何処が不満なんですかっ!!」
「確かにティア嬢はとても可愛いがーー」
「私のティアをそんなイヤラシイ目で見ないで下さい!」
「見とらんわっ!?」
(パパ、私とっても恥ずかしいです)
「落ち着いて入られますかっ!私とティアを引き離す気でしょうっ!?」
王様が落ち着くように言うが、パパは更に私を抱き締める。
「はっ!そういう事ですか」
「?何がだ?」
「私から可愛いティアを奪う気でしょう!」
「はぁ!?なんでそうなるんだ!」
「王には現在、子供は息子しかいないではないですか。知ってますよ?グリード様が娘を欲しがっている事を」
「確かに娘は欲しいが…」
「ほら、やっぱり!!」
パパは、更に興奮する。
「話を聞け!確かに娘は欲しいがティア嬢を欲しいとは思っていない」
「何ですって!?私の可愛いティアの何が不満なんですか!!」
「お前、面倒くさいぞ!!」
普段、パパは冷静沈着な人だ。しかし、私の事が絡むととても面倒くさくなるのだ。
パパは好きだ、大好きだ。………しかし。
「このマリア譲りの艶のある黒い髪!私譲りの緑の瞳。プニプニの薔薇色の頬にプックリしたピンクの唇!こんなに可愛いティアの一体何処が不満なんですかっ!!」
「確かにティア嬢はとても可愛いがーー」
「私のティアをそんなイヤラシイ目で見ないで下さい!」
「見とらんわっ!?」
(パパ、私とっても恥ずかしいです)
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