ちょっとハッとする話

狼少年

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その用途は様々です

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俺はこだま電球だ。
まあまあすぐに切れる、短い一生だ。

そんな俺が照らす光は薄暗く、色々な用途で用いられる。
夜寝る時は勿論、少し明かりが欲しいなって時。
まぁ所謂夜の時間って時も俺の出番だ。

だって俺がいないとどうなる??
何も見えないだろ??

そりゃぁぁ。。大体不敵に全灯で……
なんて奴もいるが……
殆どの場合  消すか  豆電だろ??

なぁ??そう思うだろ??



スヤスヤと寝ている住人を、
覗き込んでいる不気味な人影に、

俺は尋ねる。

不気味な人影は俺の問いに答える事は無く。
住人を覗き込んでいる。
恨めしそうな目で………


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